週刊OSM 512

2020/05/05-2020/05/11

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経路検索サービスGraphHopperがフィードバック募集中 1 | © GraphHopper | map data © OpenStreetMap contributors

マッピング

  • PG氏がJOSMの様々なプラグインの使い方を解説しています。
  • Jan Michel氏は電気自転車のタグ付けを改善するため、accessキーの乗り物クラスelectric_bicycle=speed_pedelec=を追加する提案しています
  • Joseph Eisenberg氏がバイクタクシー向けのタグ amenity=motorcycle_taxiの提案が承認されなかった理由について考察しています。彼はいくつか理由を挙げていて、理由の一つでタグ付け提案の投票への参加者にはバイクタクシーがない欧米圏の人々が多いことを指摘しています。
  • IsStatenIsland氏はアッパー・ニューヨーク湾に浮かぶエリス島にある、ニューヨーク州とニュージャージー州の境界をより正確にするために、様々な情報を精査しました。
  • higa4氏がOpenRefineを使ってOSMデータのタグ付け状況を分析する方法を説明しています。
  • Mietz氏がドイツ語フォーラムでツリーハウスのタグ付けについて尋ねています。

コミュニティ

  • 都市閉鎖中でも営業している場所を探せる「Ça reste ouvert」のイタリア版restiamoaperti.itが設置されました。このサイトではCOVID-19による自粛中でも利用できる施設の情報を確認できます。これらの地図で使われている情報はOSMのデータが使われており、イタリアのコミュニティでも積極的に更新されています。
    また、どちらのサイトもメニューの日本語表示に対応しています。
  • OSM米国のMaggie Cawley氏とAlyssa Wright氏が、持続可能なFLOSSに関するポッドキャストSustain Ep. 28からインタビューを受けました。
  • Silka123氏がロシアで「カウチマッピング」イベントを開催しました。このイベントはオンラインで開催され、ライブストリーミングなどを活用してエゴリエフスク市のマッピングを行いました。

OpenStreetMap Foundation

  • Tobias Knerr氏がOSMFメーリングリストで、OSMFでの雇用に関する協議を開始しました。
  • アルゼンチンのGeolibresがOSM地方支部への登録を申請しました。メーリングリストでアナウンスされたところ、地方支部に登録する要件の細則について議論が始まりました。
  • OSMFデータワーキンググループが行った2019年第1四半期第2四半期の活動レポートが公開されました。破壊行為や著作権侵害のある編集が列挙されていて、興味深いものになっています。
  • 4/9に実施されたライセンスワーキンググループ会議の議事録が公開されました。

イベント

  • オンライン開催になったState of the Map 2020のタイムテーブルが公開されました。7/4,5に開催される予定です。

OSM人道支援

  • HOTがTasking Managerのバージョン4を紹介する記事を公開しています。Tasking ManagerにiDエディタが統合され、参加するマッパーの役割を設定できるようになり、今まで以上に組織的な編集がやりやすくなります。
  • Sawan Shariar氏がHOTの検証チームとして5年間活動してロヒンギャ難民問題などに取り組んだ内容をまとめました

オープンデータ

  • サウサンプトン大学の研究チームが、風力発電設備と太陽光発電設備のオープンデータを作成しました。このデータはOSMの電力インフラオブジェクトを使って世界中の施設分布を分析し、他のデータも利用して発電能力を推定して作られており、シェープファイルやGeopackage、CSVの形式が用意されています。データの生成過程が文章化されており、再度同じ手法でデータ生成が可能です。しかし、この記事ではOSMのマッピング手法やデータの偏りには触れられていません。OpenInfraMapで地元の電力インフラがマッピングされているか確認してみましょう。
  • Mikel Maron氏は政策立案に関わる人の参考にできるよう、都市閉鎖や自粛解除時に発生するリスクを分析する方法について説明しています。
  • OSMクロアチアチームがザグレブ(クロアチア)市役所の地形データPOIデータを公開しました。このデータはOSMのマッピングに使うことができるそうです。

プログラミング

  • [1] GraphHopperが新機能を詳しく説明し、フィードバックを求めています。この機能を使うと経路検索計算の結果を変えることができます。
  • Jochen Topf氏はosm2pgsqlのブラッシュアップを続けており、柔軟性のある出力に取り組んでいます。この改善により、似たような意味をもつタグの扱いが容易になります。

リリース

  • Joseph Eisenberg氏はOSMデフォルト地図のバージョン5.2.0をアナウンスしました。man_made=goods_conveyorのレンダリング、area=yesが付いたhighway=footwayなどの非表示などです。詳細はGithubで確認ください。
  • Tobias Zwick氏はStreetCompleteの大型アップデートをアナウンスしました。UIの改善、統計情報の表示、実績機能などに対応しました。なおしばらくは大規模な改善はないとのことです。

ご存知でしたか?

  • Ed Pratt氏がMaps.MeやOSMによるナビゲーションを使って世界中を自転車で走りました。動画ではアプリの紹介以外も興味深いトピックが語られています。
  • OSM Streakを使うと、毎日ゲーム感覚で少しずつ編集を続けることができます。毎日出されるお題はTelegramやメールで受け取ることもできます。

その他の “ジオ” な事柄

  • 米国議会図書館のGIS担当者John Hessler氏へのインタビュー記事がCityLabに掲載されました。議会図書館では新型コロナウイルスに関連したマップを収集していますが、デジタルマップや動的なマップの保存することの難しさなどが述べられています。
  • 新型コロナウイルスの前後で、道路交通、航空交通、大気汚染、光害、衛星画像などがどのように変化したのか、様々な機関が解析した地図がgeoawesomenessにまとめられています

まもなく開催

イベントの最新状況は カレンダー などで確認ください。

Note: ここであなたのイベントを見たい場合は、カレンダーにそれを 入れてください。そこにあるデータのみが、週刊 OSM に表示されます。 カレンダー 内で都市や国に言及するのを忘れないでください。

This weeklyOSM was produced by Nakaner, Rogehm, SunCobalt, TheSwavu, derFred, k_zoar, muramototomoya.

3 thoughts on “週刊OSM 512

  1. micet says:

    Hi there
    I’m searching a way to link the OSM opening hours of a shop to a calendar file on a website.
    Is there a common standard how I could e.g. link a iCAL file where a shop owner could set Opening hours, hollydays, etc.
    If something like that not exist where could I put that propose?

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