週刊OSM 518

2020/06/16-2020/06/22

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色んな地図やツールに切り替えるブラウザ拡張機能 1 | map data © OpenStreetMap contributors

私たちについて

  • 第516号から台湾で使われている中華民国国語への翻訳が追加されました。アジア地域の人々にニュースを届けることによりOSMがさらに広まることを期待します。

マッピング

  • Chuck Sanders氏は鉄道レールのタグ付け、その中でも特にreporting_marks=*operator=*使用方法を統一したいと考えています。
  • 非常に大きな変更セットに対してエディタが警告を発する実装についての議論(以前お伝えしました)は、特にトークメーリングリストで大きな議論となり、現在はJOSMの機能追加チケットに登録され、JOSMの次のバージョンで実装される予定です。
  • オープンデータとして公開されているノルトライン=ヴェストファーレン州(ドイツ)の建築物データと、OSMの建物データの比較をするサイトをFlorian Lohoff氏が作成しました。単にマッピングされていない建物を示すだけではなく、車庫や変電所といった建築物の種類の違いも示しています。
  • Garry Keenor氏の提案した、第三、第四軌条集電方式へのタグ付け提案に対する投票が行われています。
  • Pelderson氏の提案した、ハイキングなどのルートをリレーションで表現するためのロールの提案は、賛成36票、反対1票、棄権1票で承認されました。
  • Joseph Eisenberg氏はカナート(地下用水路)へのタグ付けman_made=qanat提案更新し、コメントを求めています。
  • Martijn van Exel氏はインポートされたTIGERデータが航空写真と異なっている場所を示し、修正に取りかかろうとしています。
  • ドイツのコミュニティが、週ごとに地物の集中マッピングや品質確認を行なうためのWikiページを作成しました。ページには毎週かわるマッピング対象が書き込まれています。例えば先週は郵便番号のチェックが行なわれました。このアイデアはドイツのTelegramグループから生まれました。

コミュニティ

  • ポッドキャストのGeomobが、OSMロンドンのHarry Wood氏へのインタビューを公開しています。
  • OSM USは行動規範その違反を検証する仕組み用意しました。この行動違反はOSM USのSlackやGitHub、Facebookグループ、OSM USのイベントといった米国のコミュニケーションチャンネルには適用されますが、世界全体のコミュニティや米国以外のコミュニケーションチャンネルには適用されません。
  • Facebook社によるMapillaryの買収について、様々な反応がありました。
    • Joe Morrison氏は、この買収の理由を推測しています。彼の記事ではOSMコミュニティでは余り知られていないMapillary製品についても書かれています。
    • Harry Wood氏はMicrosoft社によるGitHubの買収と比較しています。
    • Ilya Zverev氏は、買収によるMapillaryとそのユーザーのメリットを説明しています。また、Facebook社がAI技術で開発途上国のマッピングを牽引したように、欧米諸国のマッピングでも影響を強めるかもしれないと推測しています。
  • osm.orgの機能について、繰り返される質問がいくつかあります。今回は、あるユーザーが「なぜPOIをクリックできないのか」という質問をRedditに投稿しました。

OpenStreetMap Foundation

  • データワーキンググループが2020年第1四半期の活動報告を公開しました。

イベント

  • OSGeo、FOSSGIS、OpenStreetMapがオーストリア最大の地理情報イベントAGIT 2020に出展します。
  • 今年のState of the Mapの開催が迫っている中、SotMワーキンググループがイベントの運営を手伝ってくれるボランティアを募集しています。
  • ハイデルベルク大学とアムネスティ・インターナショナル・ハイデルベルクが、6/30に共同でマッピングイベント「Mapping Human Rights」を開催します。

OSM人道支援

  • TED等が運営するファンドAudacious Projectが、HOTを支援することを発表しました。このプロジェクトでは、今後5年間で10億人が暮らす最も脆弱な地域のマッピングを進めます。

オープンデータ

  • 英国政府地理空間委員会が国家地理空間基本戦略を発表しました。しかし英国の著名なGIS関係者達は少し期待外れだったようです。

リリース

ご存知でしたか?

  • ちょっと変わった地図ニュースが欲しい人は@Anonymapsをどうぞ。「クラウドソースの皮肉」と「オタクの怒り」でできているそうです。
  • [1] ブラウザ拡張機能OSM Smart Menuを使うと、OSM関連ツールに簡単にアクセスできます
  • Blender-OSMをつかうとBlenderにOSMデータや地形データを簡単に取り込むことができます。

メディア掲載

  • John Stanworth氏は地元の文化芸術情報誌 Now ThenOSM紹介記事を寄稿しました。
  • インドでは政府によるオープンデータ活動が非常に遅れている一方で、OSM活動などによるオープンデータ活動が盛んに進められていることを紹介する記事がEPW紙に掲載されました。

その他の “ジオ” な事柄

  • Tom MacWright氏はブログで地理空間情報における倫理に関する記事を書きました。記事では、オープン化された地理空間情報は軍需産業などにも利用されてしまうため、倫理的な利用に制限する必要があるのではないかと考えています。しかし用途を制限するとオープンの定義から外れてしまいます。なおhacker newsでもこのブログテーマについて議論されています。
  • Garminが新機種 Edge 130Edge 1030 Plus発表しました。
  • ドイツの公園検索アプリmeinGrünがドレスデン市とハイデルベルク市に対応しました。またOpenrouteserviceを使ったルート検索機能も追加されました。
  • 海底はまだ19%しかマッピングされておらず、より高精度の海底図が求められていることがBBCの記事に掲載されました。なお船に搭載されたソナーのデータを使ってクラウドソースでマッピングをすすめるアイディアも出ています。
  • 国立成功大学(台湾)は政府の支援を受けて高精度地図研究センターを設立しました。自動運転への活用などが期待されています。

まもなく開催

場所 名称 開催日
グアルダ EuYoutH OSM Meeting (cancelled) 2020-06-24-2020-06-28 spain
デュッセルドルフ Düsseldorfer OSM-Stammtisch 2020-06-26 germany
レンヌ Atelier découverte 2020-06-28 france
プラハ Pražský mapathon 2020-06-30 czech republic
モンルージュ Réunion des contributeurs locaux 2020-07-01 france
シュトゥットガルト Stuttgarter Stammtisch (online) 2020-07-01 germany
ケープタウン HOT Summit (To Be Rescheduled) 2020-07-01-2020-07-02 south africa
台北 OSM x Wikidata #18 2020-07-06 taiwan
ロンドン Missing Maps London 2020-07-07 uk
リヨン Rencontre mensuelle pour tous 2020-07-07 france
ベルリン 145. Berlin-Brandenburg Stammtisch (Online) 2020-07-09 germany
ナント Rencontre mensuelle 2020-07-09 france
サンホセ South Bay Virtual Hack Night & Map Night 2020-07-09 united states
ミュンヘン Münchner Stammtisch 2020-07-14 germany
キャンディ 2020 State of the Map Asia 2020-10-31-2020-11-01 sri lanka

Note: ここであなたのイベントを見たい場合は、カレンダーにそれを 入れてください。そこにあるデータのみが、週刊 OSM に表示されます。 カレンダー 内で都市や国に言及するのを忘れないでください。

This weeklyOSM was produced by Nakaner, NunoMASAzevedo, Rogehm, Guillaume Rischard (Stereo), Supaplex, TheSwavu, derFred, k_zoar, muramototomoya.

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