週刊OSM 532

2020/09/22-2020/09/28

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ミシオネス州生態・再生可能天然資源省のインタラクティブマップ 1 | © Gobierno de Missiones CC-BY-SA map date © OpenStreetMap contributors

私たちについて

  • OSM Foundationの地方支部が増えてきたことから、週刊OSMの#533から新しいカテゴリとして「地方支部ニュース」が追加されます。このカテゴリでは全ての地方支部が記事をゲスト投稿することができ、どの言語で掲載するかを決めることができます。

マッピング

  • bkil氏は、歩行者用信号機で視覚障碍者向けによく使われている音響装置付信号機へのタグ付けを提案しました。
  • 葬儀前に故人に面会できる安置所へのタグ付けamenity=chapel_of_restをVollis氏が提案しました。

コミュニティ

  • Mateusz Konieczny氏は、まったくのJOSM初心者が操作を習得するために、OSM WikiのJOSMのページJOSMガイド、LearnOSMのJOSM紹介のページお勧めしています。また、Mikel Maron氏はMapboxのウェブサイトにある説明を紹介しています。
  • Lukasz Kruk氏はいくつかの地域でマッピングの質が低い事を嘆いており、彼の考える原因と実行可能な解決案について説明しています。
  • OSMフランスでニュースレターを発行することについて(以前お伝えしました)、loomioで議論されています。
  • OSMF少額支援金の対象となった Map maintenance with StreetComplete最終報告書を提出しました。
  • OpenStreetMap USはニュースレター11号(2020年9月号)を公開しました。
  • 個人情報のマッピングに対する制限についてWikiページに草案が掲載されました。住民の名前を登録しないことや、個人的な所有物(テレビ、洗濯機、家畜の数など)については共同使用しているものに限定することなど、地図作成の努力を止めるべきラインが記載されています。

インポート

  • Pieter(別名pcmill)氏がユトレヒト市(オランダ)で約16万本の樹木データをインポートするプロジェクトを立ち上げ、コメントを求めています。
  • 消火栓の公式データをOSMにインポートする手順が「Friesland Hydranten Import」に記録されていますが、このプロジェクトの実行時にOSMに登録されていた消火栓は2つだけだったため、osmcux氏はマッピングされた消火栓がもっと多い場合に重複登録を防ぐためのアドバイスを求めています。

OpenStreetMap Foundation

  • OSMF理事会は9月の月例会議で米国コソボの地方支部申請を承認しました。
  • OSMF理事会は、OSMFでほぼフルタイム労働を行うメンバーを支援するため、人事委員会の設立を検討しています。Mikel Maron氏は、この人事委員会に対する意見を求めています。

OSM人道支援

  • マッピングを通じて新型コロナウイルスに対処する取り組みとして、OSMコミュニティによる人道支援活動や米国赤十字社等が実施するMissing MapsプロジェクトがPreventionWebで紹介されました。
  • HOTがリベリアのNPO団体iLabに少額支援金を支給して新型コロナウイルス対応マッピング活動を支援するプロジェクトの進捗が報告されました。
  • イスタンブールではBİMTAŞ A.Ş.社およびHOT団体Yer Çizenlerが協働で都市計画局の敷地のマッピングをおこないオープンデータ化を進めました

地図

  • Michael Schultz氏は、欧州の地球観測データ「コペルニクス」とOpenStreetMapを組み合わせた欧州地域で利用できる高解像度の土地利用地図について報告しています。
  • Linux Bibel Österreichの責任者を務めるRobert Goedl氏は、Linuxで使えるGoogle Earth代替ソフトウェアとしてMarble紹介していましたが、今回はOSMをベースにしたナビゲーションでMarbleを使う方法を説明しています。

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ライセンス

  • Adam Franco氏は、あるアメリカの大学がOSMの地図を利用していることに気づきましたが、帰属表示がなかったためにWikiページの手順に従うべきかどうか尋ねています。

ソフトウェア

  • MRVDH はOSMデータを元にした不動産運営ゲームBuDongSanをGitHubで公開しました。現在開発版の段階なのでフィードバックが歓迎されています。
  • Jochen Topf氏は、OSMFからOSM2pgsqlへの開発支援による成果の一つとしてosm2pgsql.orgを立ち上げたことを報告しています。
  • OSM標準地図をフォークしたドイツ版地図スタイルの保守担当者が、地図スタイルの更新に行き詰まった理由を説明しています。

リリース

  • HeiGITはopenrouteserviceのバージョン6.3.0を発表しました。このバージョンでは大きな等時性領域の計算が以前よりも高速化されました。また、道路ネットワークのトポロジ特性を使って、隣接ネットワークと接続性の低い領域ごとにセルを生成することができます。

ご存知でしたか?

  • JOSMのプラグインGridifyを使うと、任意の4つのノードからグリッド状にポリゴンやウェイを生成することができます。耕地整理や土地改良が行われた水田の地物を作成する時に便利かもしれません。
  • Mapboxのウェブページでは、初心者から上級者まで様々なレベルに応じたマッピング方法が解説されています。
  • OSMインドはYoutubeチャンネルを持っています。

その他の “ジオ” な事柄

  • Garmin社はマルチバンド対応GPS機の販売を開始しました。米国GPS衛星以外の信号も受信でき、精度が向上します。
  • ノルウェー環境省は、熱帯雨林の伐採を抑制ことを目的として、KSAT社が所有する熱帯地域の高解像度衛星写真を公開することを発表しました。10月に公開される予定です。
  • 数学学習サイトMathigonには、球、円錐、円筒の学習教材として、インタラクティブな地図投影ツールが掲載されています。子どもだけでなく大人の方にも興味深い内容です。
  • Microsoft Philanthropies(マイクロソフト社が公益事業をおこなうチーム)は、支援が行き届いていない難民キャンプのサポートを拡充することを発表しました。これまで同社はNPO団体や人道支援団体と協力して、災害地域のマッピング活動などに取り組んできています。
  • 先週にお伝えしたGoogleマップの新型コロナウイルス状況表示は、来週から始まる予定です。地図上に人口10万人当たりの週間平均発症者数が表示され、あわせて増加傾向にあるのか減少傾向にあるのかも表示されます。
  • 英国の大学で新型コロナウイルスのクラスター発生に対応するために必要なデータ分析についてwonkheに解説記事が掲載されました。
  • IT技術を最大限に活用したスマートシティの功罪について述べた記事がHeise紙に掲載されました。
  • 9月7-18日に北京でGISソフトウェア技術会議が開催され、GIS技術とブロックチェーンやビッグデータとの統合などが紹介されました。
  • 美術史家であるMichael Prodger氏が、16世紀に英国で作成された不動産地図の魅力を紹介しています。

まもなく開催

場所 名称 開催日
台北市 OSM x Wikidata #21 2020-10-05 taiwan
ロンドン Missing Maps London Mapathon 2020-10-06 united kingdom
モンルージュ Rencontre des contributeurs de Montrouge et alentours 2020-10-07 france
シュトゥットガルト Stuttgarter Stammtisch 2020-10-07 germany
ベルリン 148. Berlin-Brandenburg Stammtisch (Online) 2020-10-09 germany
ミシガン州 Michigan Online Meetup 2020-10-12 usa
ケルン・ボン空港 132. Bonner OSM-Stammtisch (Online) 2020-10-13 germany
ミュンヘン Münchner Stammtisch 2020-10-13 germany
Salt Lake City / Virtual OpenStreetMap Utah Map Night 2020-10-13 united states
Cobb Virtual Academy OSMUK AGM plus presentations 2020-10-17 united kingdom
リューネブルク Lüneburger Mappertreffen 2020-10-20 germany
ベルリン OSM-Verkehrswende #16 (Online) 2020-10-20 germany
ノッティンガム Nottingham pub meetup 2020-10-20 united kingdom
Online 2020 Pista ng Mapa 2020-11-13-2020-11-27 philippines
Online FOSS4G SotM Oceania 2020 2020-11-20 oceania

Note: ここであなたのイベントを見たい場合は、カレンダーにそれを 入れてください。そこにあるデータのみが、週刊 OSM に表示されます。 カレンダー 内で都市や国に言及するのを忘れないでください。

This weeklyOSM was produced by MichaelFS, Nordpfeil, Rogehm, TheSwavu, k_zoar, muramototomoya.

2 thoughts on “週刊OSM 532

  1. says:

    “Adam Franco found his contributions to OSM on maps being used by a college in the USA and asked if he should follow the path described in the wiki for missing attribution.”

    The usage was is by online news magazine “U.S. News and World Report” which publishes well-known rankings of colleges and universities in the US, not any particular college or university.

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