週刊OSM 332

2016/11/22-2016/11/28
私たちについて
- 大変悲しいことですが、Thomas Bellmann氏(別名Malenki)が逝去いたしました。先週スペインに巡礼の旅に出ていたのですが、誤って崖から転落し、息を引き取りました。Thomas氏はweeklyOSMの熱心な貢献者であり、9年間に渡りOSMの編集に尽力し、プログラマー、ライター、写真家でもありました。彼のご家族およびご友人へ深い哀悼の意を表します。彼がいなくなったのは非常に悲しいことであり、私たちはこれからも彼のことを忘れることはないでしょう。
マッピング
BharataHS 氏(Mapbox社データアナリスト)は問題のあるポリゴンを探して修復する2種類の手順を説明し、皆でポリゴンの修復をするように呼びかけています。
ヨーロッパの最高のマッパーの一人 Malenki 氏が亡くなられました。スペインのコミュニティでは彼に敬意を表するため、彼が亡くなったカンタブリア地方を最高の地図にしようとマッピングタスクを用意しています。
OSM では ediyes というユーザー名で知られる Mapbox の Edith Quispe 氏は Geography Awareness Week の中で Mapbox チームが主催したイベントに関するブログ記事を公開しました。先週の金曜日、ペルーのアヤクーチョにある事務所で地元の OSM コミュニティが継続的にマッピングできるようにマッパソンを開催し、15人以上の大学生が参加したそうです。
3件のタグ提案が投票中です。
- François Lacombe氏提案の配電設備に用いられる開閉器・断路器・遮断器
- Michael Tsang氏提案の複数鉄道会社をまたぐ直通線
- タワーの上部に設置された人工的な鳥の巣
Simon Poole 氏はベルリンで開催された Wherecamp 2016 と、作成に協力した屋内マッピング用のタグについて報告しています。
Martijn van Exel 氏は、季節によって利用できる/できない道路に 「fixme」 タグを使うことでそれらの状態を変更できるように提案しています。
タグ付けメーリングリストでは災害対応用のヘリコプター着陸地点の情報を集めることについて議論しています。
コミュニティ
[1] Christoph Hormann 氏は大きな水域をより低いズームレベルで表示されるようにする作業の進捗と、そのレンダリングの例を紹介しています。
Clifford Snow 氏が地域で新しくマッパーを迎えるために行っていることを紹介しています。
1200万枚の画像を保有するまでになった OpenStreetView プロジェクトが OpenStreetCam に改名されたと Martijn van Exel 氏が “Improve OSM” ブログで報告しています。
Roland 氏は Wiki の 「Use OpenStreetMap」 のページを大きく変更するための議論をスタートさせました。
インポート
Brian M Hamlin 氏がカリフォルニア州フレズノ郡で小規模な土地利用ポリゴンのインポートで起こっている問題を書いています。記事の中でデータを詳細に分析してデータを削除する場合の削除基準を提案しています。
オーストラリアの住所データを取り込むために Thomas Konrad 氏が作成した JOSM プラグイン(以前お伝えしました)について、インポートメーリングリストで議論が行われています。
Andrea Musuruane 氏は Biella 州(イタリア)のデータをインポートしたいと考えています。
Brandon Liu 氏はサンフランシスコの建物に高さのデータをインポートしようとしていると発表しました。Mapbox GL JS によって立体的に見られるようにしようと考えたようです。地元のマッパーとインポートチームとの関係性についての議論と、プロジェクトを立ち上げたきっかけについて説明がなされています。
OpenStreetMap Foundation
OSMFへの寄附金が目標金額に達しました。寄附いただきました世界中の方々に感謝申し上げます。もちろん寄附は引き続きうけつけております。
Christoph 氏は OSMF の年次総会が12月10日に開催されることを再告知しています。また、Wiki には理事を二人選ぶための候補者リストと質問に対する回答が掲載されています。
OSM人道支援
地図
ハイデルベルグGIScience研究所(GISRG)が OSMLanduse.orgを立ち上げました。ブログによると、「OSMデータが土地利用情報を把握するために適しているのか評価し、データの改善方法を探り、これらの情報を世界中の人が活用できるようにすることが目的です。」とのことです。
Planemad氏がSotMアジアでおこなった講演について、Supaplex氏が紹介記事を書きました。PlaneMad氏はブログ記事に「寺院や言語タグに関する文化的問題に焦点をあてた素晴らしいまとめです」とコメントを書き込んでいます。
ソフトウェア
Philipp Kandal氏(Skobbler創設者、Telenav副社長)が、OpenStreetCamで画像認識やディープラーニングを活用してマッピングを進化させる方法について解説しています。
Dennis Nienhüser 氏が Android デバイス向けに Marble Maps バージョン1.0をリリースしました。
Paul Norman 氏はさまざまなベクトルタイルサービスを比較・評価しています。
プログラミング
- Jochen Topf 氏は OSM ツールキット osmium の重要な変更をブログ記事にまとめています。
リリース
- | Software|Version|Release date|Comment| | —— | ———– |—-|—-| |Mapillary iOS *|4.5.6|2016-11-21|コンパスの微調整| |Traccar Client iOS|3.2|2016-11-23|少しの修正と改善| |Magic Earth *|7.1.16.47|2016-11-24|経路検索の改善、パフォーマンスの向上、バグ修正| |Vespucci|0.9.8r1216|2016-11-24|タイルの保存場所選択時の問題を修正| |QGIS|2.18.1|2016-11-25|-| |OpenStreetCam|1.9.13|2016-11-27|OpenStreetView は OpenStreetCam と名前を変えました| |Naviki Android *|3.52|2016-11-28|3件の修正といくつかのバグ修正| |Naviki iOS *|3.52|2016-11-28|3件の機能変更| |OpenStreetMap Carto Style|2.45|2016-11-28|リリース情報をご覧ください| |SQLite|3.15.2|2016-11-28|4件のバグ修正|
Provided by the OSM Software Watchlist.
(*) unfree software. See: freesoftware.
ご存知でしたか?
BRouter-Web-Client で次のサイクリングの予定を決めましょう。
好きな地域の地図を使ってネックレスを作れるサービス「Meshu」。
メディア掲載
- カナダ統計局がOSMマッパーと協力してデータを収集するパイロットプロジェクトがオタワ・サン紙で紹介されました。なおこの活動ではインポートが物議を醸しました。
その他の “ジオ” な事柄
地球観測衛星Sentinel-1による観測で、サンフランシスコのミレニアムタワーは予想よりも早く年間数センチメートルの速度で沈下していることがわかり(自動翻訳)ました。傾きも検出されたようです。
INTERNET Watch が Google マップの地図表現術と地図デザインの思想について、レポートしています。
Invisible Cities は地図データから航空写真をニューロンネットワークを使って自動生成するプロジェクトです。
スイスの “Der Tagesanzeiger“ 紙が報じたところによると、ミュンヘンにある Terraloupe 社が、航空写真から建物や樹木の種類、水域などを自動認識して地図を作成するソフトウェアを研究しているそうです。
ナショナルジオグラフィックの Betsy Mason 氏は「地図制作者達による、革新的な地図」という記事を公開しました。
GeoSLab がラスタタイルとベクトルタイルの違いを簡単に説明しています。
まもなく開催
This weeklyOSM was produced by Hakuch, Peda, rogehm, derFred, k_zoar, muramototomoya.
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