週刊OSM 359

2017/05/30-2017/06/05
マッピング
よりわかりやすくなった iD エディタのチュートリアルについて Bryan 氏が Mapbox ブログに書いています。チュートリアルでは OSM を初めて編集するユーザーのために基本的な操作や編集の手順を説明することで OpenStreetMap を編集するスキルや自信を付けることができます。
GeoMappando に OSM を紹介する素晴らしい記事が掲載されています。データ品質、ライセンス、データベースの構造やタグ付けのシステムの説明がされています。この記事は前編になっていて、次回はデータベースのエクスポートとファイル形式についての記事になるそうです。
空港やヘリポートに使われてる
aerowayに宇宙船関連でも使えるような拡張をする提案への投票がが15票対3票の賛成多数で締め切られました。タグ付けメーリングリストでは液体ガスや圧縮ガスを燃料にする車両の通行などを制限するためのタグについての議論が行われています。このタグは地下駐車場や英仏海峡トンネルに付けることを念頭にしているようです。
トラック用駐車場のタグ付け方法について議論されています。
コミュニティ
OpenStreetMap は他の地図プロバイダよりも優れているという記事を Ouizi が公開しています。
ペルーの piligab 氏は「Mapbox で OpenStreetMap を編集する私の最初の1年」という OSM 日記を公開しました。彼女は Mapbox で働いている経験を語り、OSM の品質を向上させる方法ついても書いています。ちなみに、彼女は WeeklyOSM のスペイン語版の翻訳でも活躍しています。
Chris Hill氏が道路エディタStreet Completeを使ってみたところ、勝手にsurface=asphalt等の余計なタグが付けられてしまうことに気づきました。
SotMフランスの開催期間中に実施されたEducation OSMプログラムでは、アヴィニョン市内で学生向けのイベントがたくさん開催されました。
OpenStreetMap Foundation
スイスの OSM サーバーでハードディスクが故障してしまったのですが、Metanet 社が8枚の SASハードディスクを寄付してくれました。この寄付によって1~2年はサーバーの予備ディスク不足に悩むことはなさそうです。寄付に感謝します。
Simon Poole 氏がジオコーディングガイドラインの策定に向けた最初の草案を公開しました。草案に対するフィードバックを6月末まで受け付けています。
イベント
コロラド州のボールダーで State of the Map 2017 アメリカが開催されます。日程は10月19日から22日の予定です。詳細はウェブサイトをご覧ください。
OSM人道支援
HOT アメリカの David Luswata 氏は「LEGIT チームがズウェドル市のフィールドマッピングが完了しました」と報告しています。
世界災害低減・復興組織(GFDRR)がカンパラ市(ウガンダ)で短期コンサル(8か月契約)を募集中です。6月9日締め切り。
オープンデータ災害復興団体(OpenDRI)がワシントンD.C.オフィスでコンサルを募集中です。
地図
- uMap は SotM フランスに合わせてアヴィニョンの駐車場や博物館などを表示するカスタムマップを作りました。
プログラミング
今年の Google Summer of Code(GSoC) が5月30日から開発を行うコーディングフェーズに入りました。OSM からは5つのプロジェクトが採択されています。
Andy Allan氏がOSMウェブサイトの「大改造」について解説しています。今回の改造によって事前テストの信頼性が向上しました。
Amazon Web Services(AWS) 上で OSM のデータがホストされ現在の全データ、過去のデータアーカイブ、変更セットなどを簡単に利用できるようになりました。
Anita Graser氏が歩行者用ナビのプロトタイプを作成中です。エリアで描いた歩行者天国を通り抜けるルートや、周りの施設を案内の目印にする機能などがあります。
リリース
- | ソフトウェア|バージョン|更新日|備考| | —— | ———– |—-|—-| |Naviki iOS *|3.60|2017-05-16|Stability in recording increased, reports revised and bug fixes.| |Mapillary iOS *|4.6.17|2017-05-31|Bugfix release.| |Naviki Android *|3.60|2017-05-31|Stability in recording increased, reports revised and bug fixes.| |Locus Map Free *|3.24.1|2017-06-01|Please read release info.| |Komoot Android *|var|2017-06-02|No infos.| |Kurviger Free *|10.0.27|2017-06-02|Map styles, avoiding unpaved roads and other improvements.| |Mapillary Android *|3.59|2017-06-02|Improved images upload process and some fixes.| |OsMo Android|2.4.11|2017-06-03|OsmAnd integration, new remote commands and some bugfixes.|
Provided by the OSM Software Watchlist. Timestamp: 2017-06-05 17:57:49+02 UTC
(*) unfree software. See: freesoftware.
その他の “ジオ” な事柄
Reddit の Data is Beautiful コミュニティのメンバーが世界15の都市にある地下鉄の路線図を実際の路線形状に変化させるアニメーションを作成しました。都内の地下鉄もアニメーションになっています。
Wired は大気汚染地図の記事を公開しました。街区レベルの局所的なものから国境を超えるような広域のものが紹介されています。
Maobox の開発者 Antonio Zugaldia 氏はナビゲーションや交通情報確認のために Amazon Alexa(クラウド音声認識サービス)を利用する方法を模索していました。
アップル社はクラウドワーカーの助けを借りて地図データの品質を向上させるつもりのようです。記事を掲載した heise のページにはアップル社が OSM のデータを更新し、使うことになればお互いがよりよくなるのでは?というコメントが寄せられています。
欧州宇宙機関 (ESA)が衛星写真や地理データをCC BY-SA 3.0 IGOライセンスで公開することを発表しました。また、地球観測データの商用利用を促進するため史上最大の懸賞金付きコンペCopernicus Mastersを開催します。(注:IGOは政府間組織がCCライセンスに付与する特約のこと)
2017年6月1日、準天頂衛星システム「みちびき」2号機が打ち上げられました。みちびきは GPS 衛星から発信される電波と互換性を持つ電波を発信するほか位置情報の補正電波も発信します。みちびきは日本の地域で長時間天頂付近に留まる軌道を設定されていて、みちびきに対応した受信機では10cmほどの高精度な測位が可能になります。
まもなく開催
This weeklyOSM was produced by Peda, rogehm, derFred, k_zoar, muramototomoya, wambacher.

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