週刊OSM 360

2017/06/06-2017/06/12
マッピング
François Lacombe「送電線ネットワークのマッピング」というスライドを公開しました。
Jothirnadh 氏が道路のリレーションを残しながらウェイを分割する編集方法を説明しています。この日記では編集のそれぞれのステップごとに豊富なスクリーンショットが掲載されています。
Michał Brzozowski 氏が MAPS.ME による編集の統計を OSM トークメーリングリストに投稿しました。パワーユーザーであれば編集のミスを直すことが可能ですが、余計な時間を取られてしまいます。Roland Obricht 氏は編集の分析に感謝しています。
Yuri Astrakhan(nyurik) 氏が OSMと Wikipedia の両方のデータを持つ RDF/SPARQL を紹介する動画を公開しました。データベースについての詳細は OSM Wiki をご覧ください。
Tijmen Stam氏が
man_made=tunnelタグを提案しました。すでに使用されているman_made=bridgeと同じ使い方が想定されています。提案は好意的に受け入れられているようです。スペインで地図メモの解決手続きについて論争が巻き起こりました。多くの人は、地図メモが完全に解決されるまで「解決」にすべきでないと考えているようです。
Vincent Privat 氏は SotM フランスで提案した屋内マッピングの要約を JOSM の開発チケットに書いています。
コミュニティ
OSGeo-Live チームはライブ DVD に収録する JOSM と Mapnik のメンテナーを探しています。メンテナー募集のメールを投稿した Astrid Emde 氏は実施するタスクとその作業負荷も説明しています。さらに LearnOSM のドキュメントを OSGeo-Live 用にコンパイルするための協力者も募集しています。このドキュメントの更新期限は7月3日になっています。
Creator13 氏はフランス国内で発見した奇妙なインポートデータを紹介しています。正しいとは言いがたい内容ですが、彼はこれらのインポートが自分の手作業による編集を少なくしてくれたと喜んでいるようです。
GOwin 氏は OSM と Google マップを世界4カ所で比較しています。彼はコミュニティ主導で編集される OSM の強みを一企業が管理する地図と比較し、Kibera プロジェクトの例を挙げてそれぞれの地元の人々が地図の保守を行うことの素晴らしさを語っています。
PlacesForBikesではOSMデータを使って米国内299都市の自転車道路網を比較分析しました。本分析によって、自転車が走りやすい道路網を見つけることができるようになります。
ウェブサイトPeople for Bikesで自転車道ネットワーク分析を行ったところ、シカゴ市が非常に悪いスコアとなってしまいました。ただしこれは分析方法に問題があると考えられています。使用データ(OSMデータおよび国勢データを使用)および分析方法(ソースコード)は公開されているので自分で検証が可能です。
Edward Betts氏がWikidataタグをOSMに入れるツールを開発しました。メールでは主要機能や使用方法についても紹介されています。
イベント
SotMフランスでMichaël Louchin氏がLizMapを紹介しました。QGISを使って地図を作成し、オンライン公開するツールです。
第二回「フリーソフトウェア開発およびオープンソース夏季大学(UDOS)」が6/28-30にディーニュ=レ=バン市で開催されます。本イベントでは、OpenLayers3、LeafletJS、Overpass API等に関するワークショップが実施されます。
ルール地域連合(RVR)が域内都市で作成された地図を統合する計画を立てています(ちなみに一部地域ではOSMベース地図が採用されています)。計画を進めるため、RVRはコミュニティとの協議を企画中です。なお、RVRはマッピングに使える高解像度地図を公開しています。
Opendata.ch(ルツェルン市(スイス)、6/27開催)でStefan Keller氏が「旅行および移動向けのOSM利用」というタイトルで講演する予定です。
Julien Coupey氏がSotMフランスでの発表資料「自動車向けオープンソース最適ルート探索マシン」を公開しました。
OSM人道支援
HOTは国際移住機関IOMと協働合意書を締結しました。難民・強制避難民・移民の権利および福祉を守るため、両組織は要請に応じて緊密に協業します。
OSMトーゴはNGOと協力してOSMの活用を進める計画です。
地図
La Dépêche紙はフランス国政選挙結果を表示する地図にOSMを採用しました。
Jean-Christophe Becquet氏がCartosaixyプロジェクトについて紹介しました。このプロジェクトではレーザーカッターで木を切って地図を作ることを通じて、地方のデジタルデータの活用や小規模コミュニティ向けのカスタム地図作成などを志向しています。
[1] Sarah Hoffmann氏(OSMユーザ名Lonvia、Waymarked Trails管理者)が、OpenTopoMapとの協業についてアナウンスしました。
switch2OSM
フードデリバリーサービスDoorDashが、Mapbox地図上に配達員の現在位置を表示できるようになりました。
NZZ紙は自転車ロードレース「ツール・ド・スイス」のコースマップにOSM地図を採用しました。
ライセンス
OSM法的メーリングリストで、商用目的で個人PCを用いてルート検索にOSMデータを処理することに関して回答が寄せられています。
OpenLitterMap(オープンごみマップ)の開発者Seán Lynch氏が、ごみのマッピング時にユーザが怪我を負った場合などを想定して、地図利用規約や責務についてどのように記載したらよいのか、法的メーリングリストで相談しています。
ソフトウェア
- Mapbox Streetsがアラビア語およびポルトガル語に対応しました。これで新たに3億人のユーザ増加が期待できます。
プログラミング
- Qt Automotive Suite (Qt 5.9)にベクトル地図(Qt Location Mapbox GL plugin)が搭載されました。また、ルート検索API、カスタムマップ、ユーザデータレイヤ表示機能なども追加されました。
リリース
- | ソフトウェア|バージョン|更新日|備考| | —— | ———– |—-|—-| |Kurviger Free *|10.0.28|2017-06-05|Some enhancements.| |guide4you|2.0.1|2017-06-06|Many changes, please read release info.| |Naviki Android *|3.60.1|2017-06-06|Bugfix release.| |Magic Earth *|7.1.17.23|2017-06-07|Many changes. Please read release info.| |MapContrib|1.8.2|2017-06-07|Bugs fixed.| |Mapillary iOS *|4.7.0|2017-06-08|Six new features and enhancements.| |Mapbox GL JS|v0.38.0|2017-06-09|One new feature, 11 bugs fixed and five development workflow improvements.| |iD|2.2.2|2017-06-12|Many changes, please read release info.| |Komoot Android *|var|2017-06-12|No infos.| |Komoot iOS *|9.1.2|2017-06-12|Design of the komoot collections completely reworked, improved tour planning, reduced storage space.| |OpenLayers|4.2.0|2017-06-12|Many changes, please read release info.| |SQLite|3.19.3|2017-06-18|Bugfix release.|
Provided by the OSM Software Watchlist. Timestamp: 2017-06-13 00:32:52+02 UTC
(*) unfree software. See: freesoftware.
- Mapbox社のモバイル用ナビSDKが大幅に刷新されました。今回のアップデートによって、右左折アナウンス機能や、ナビアプリを一から作れる機能などが追加されました。
メディア掲載
- Ulrich Waltemath氏がハルツ郡(ドイツ)のバス停をすべて撮影しました。位置データはOSMに投入されましたが、写真データの公開についてはいまのところ検討中とのことです。
その他の “ジオ” な事柄
デジタル地図戦争:圧倒的なグーグルマップに対し、MapboxやMapillaryが戦いを挑む。
ISPRS第4回国際GISワークショップがサフランボル市(トルコ)で10月14-15日に開催されます。本ワークショップのメインテーマは、多次元・マルチスケール空間データモデリングです。論文の締め切りは7月15日です。
フォトマッピングによる震災被害調査についてHarriette Stone氏がMapillaryブログに寄稿しました。自動車、徒歩、ドローンの利用について、それぞれの利点・欠点をまとめ、改善方法を提案しています。
まもなく開催
This weeklyOSM was produced by Anne Ghisla, Nakaner, Peda, rogehm, derFred, k_zoar, muramototomoya, wambacher.

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