週刊OSM 661
![GraphHopperの検索エンジンが新しくなりました [¹] | © GraphHopper © Mapilion © OpenMapTiles | map data © OpenStreetMap contributors](https://weeklyosm.eu/wp-content/uploads/2023/03/661_T_all.png)
2023/03/14-2023/03/20
速報
マッピング
Valerie Nortonさんは、馬の飼育用柵につけるタグは何が良いか検討しています。OSMフォーラムを参考にして、
tourism=trail_riding_stationをつけることにしたようです。Valerie Nortonさんは、キャンプが禁止されているエリアにつけるタグは何が良いか検討しています。
landcover=*タグの第2版が提案されました。いくつかのlanduseタグの廃止も含まれます。crossing:horn:列車が警笛を鳴らすことが義務付けられている踏切。
ポルトガルにおける学校のタグ付け方法の規格化提案は、全員賛成で可決されました。
コミュニティ
OSMF地域支部およびコミュニティ・ワーキンググループは、2022年に開催したイベントの内容をまとめました。
公共交通機関のデータ整備を進めているTrufi協会は、Trufiアプリのチュートリアルや設定の説明書を作成する技術ライターを募集しています。
YoViajoさんは、ボリビアにおける医療機関のタグ付け案をまとめました。
OpenStreetMap Foundation
- TomTom社がOMSFの初めてのプラチナ企業メンバーになりました。TomTom社からはOSMの運営やインフラ維持に必要な金銭的支援が提供されます。これらの支援により、OSMの長期的な成長が期待されます。TomTom社からの発表はこちら。
イベント
ドイツで開催されたFOSSGIS 2023の発表動画が公開されました。
Google Summer of CodeにOSMが参加します。OSM関連ソフトウェアの開発アイディアを持っている人は、4月4日までに応募することができます。詳細や開発テーマ案はwikiにまとめられています。
Meta社が開発しているRapiDエディタのバージョン2.0が間もなく公開されます。機能を紹介するウェビナーが4月4-6日に開催されます。
SotMフランスが6月9-11日にマルセイユ市で開催されます。
教育
- UNマッパーは、ポルトガル語でのマッピング方法受講セミナーを始めました。
OSM research
Ester Scheckさんは、都市部のオープンスペースをOSMデータから抽出するプログラムを開発中です。
Helga TauscherさんとSubhashini Krishnakumarさんは、建物の設計データをCityGMLやIndoorGMLに変換してOSM等に活用しやすくする方法を研究しています。
OSM人道支援
Pete Mastersさんは人道支援マッピングで行われている活動をまとめました。トルコ・シリア大地震対応や、マラウイ・エチオピアでの巨大サイクロン被害対応などが進められました。
トルコ・シリア大地震で、避難所の公衆衛生を向上するためOSMデータが役立ったことをUçum医師が伝えています。Youtube版では字幕を読むことができます。
地図
switch2OSM
ソフトウェア
OPENER nextプロジェクトは、障碍者にとって公共交通機関が使いやすくなることを目標に挙げています。そこで、障碍者向けの情報を集めてOSMに登録するためのアプリOpenStopを開発しました。質問に答える形でデータを入力することができます。
QFieldは、スマホでQGISを扱うことができます。フィールドワークなど、複数人でデータを扱う際にはクラウドでのデータ同期機能もあります。
Matt Whildenさんは、Windows用JOSMでフォントサイズを大きくする方法を説明しています。
プログラミング
Jochen Topfさんは、osm2pgsqlに地図データの汎化機能を実装した結果をまとめました。この作業はドイツ教育省の支援をうけて実施されました。
Martijn van Exelさんは、OSMの変更セットのメタデータを取得してデータベースに保存し1時間ごとに新規データを追加するプログラムをChatGPTに作ってもらいました。わずかな修正で動いたそうです。
John Wisemanさんは、自治体の境界線をまたいだ建物を抽出するoverpassクエリをChatGPTに作ってもらいました。
リリース
ご存知でしたか?
FediPhoto-Lineageを使うと、スマホで撮影した写真をmastodonなどの様々なSNSに簡単に投稿することができます。
SmallTownUSAボットは、米国であまりマッピングされていない人口1000人未満の小さな都市をつぶやいています。
メディア掲載
スマホ用地図として、Googleマップの代替にOSMAndやOrganicマップを勧める記事が t3n に掲載されました。
自転車向けルート検索には、GoogleマップよりもOpenCycleMapが良いと評価した記事が Chip に掲載されました。
その他の “ジオ” な事柄
陰影起伏図では山の北西側が明るく描かれますが、北半球では太陽は南側にあります。スイス地理院のブログに、なぜこのような陰影をつけるようになったのかを調べた記事が掲載されました。
Sentinel-2衛星で撮影したモン・サン・ミシェル修道院の合成衛星写真が、まるで印象派の絵画のようです。
Viders Haslumさんは、Birkenes市(ノルウェー)の地名の記録を長年続けています。集めた7000個の地名をまとめた本を出版しましたが、その地名の多くは今では消えてしまったそうです。なおOSMに登録された同地域の
placeタグは350個ありますが、地名以外のデータが多く含まれています。
まもなく開催
This weeklyOSM was produced by MatthiasMatthias, SK53, Strubbl, Andrew Davidson, andygol, derFred, muramototomoya.
コメントを残す