週刊OSM 558

Cadastro Portugues

2021/03/23-2021/03/29

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ポルトガル地籍ビューア [1] | © Direção-Geral do Território | map data © OpenStreetMap contributors

マッピングキャンペーン

  • Code for Charlottesvilleは、道路の舗装状況や横断歩道、縁石などをマッピングしています。これは、米国バージニア州にあるシャーロッツビルで、車椅子による移動可能性を改善するなどといった交通の利便性を高めることを目的としたプロジェクトで使われます。プロジェクトへの参加方法についてはチュートリアルが用意されています。チュートリアルは現在も見直しが行われているため、チュートリアルに対するコメントなどのフィードバックが歓迎されています。
  • 第5回GeoNight(the Night of Geography)では4月8日から10日にかけて多数のMissing Mapsマッパソンがオンラインで開催されます。
  • DisastermappersとCartONG、OSMGhanaが、4月6日にオンラインマッパソンを開催します。このマッパソンはハイデルベルク市(ドイツ)の国際文化センターが主催する「人種差別に反対する国際週間」プログラムの一環として行われます。イベントへの登録はこちらから。
  • MapboxのRAVEチームの一員であるVlada Boitsik氏は、3月に同チームが行った踏切に関する組織的編集の活動についてユーザー日記を書いています。

マッピング

  • Nielkrokodil氏は、COVID-19の検査所マッピングをどのように行っているかについてユーザー日記を書いています。
  • カトリック教徒が井戸の守護聖人を年に一度祝う、「聖水」を汲む、コインなどを奉納する、といったことが行われる場所のタグ付け提案は承認されました。
  • Rest of World が、中国の主張に沿って行われたOSMの編集に関する興味深い記事を公開しています。こういった編集に対するWikipediaやOSMなどのオープンデータプロジェクトの脆弱性や、データを「修正」してきた取り組みについて紹介しています。

コミュニティ

  • Amazonのアフィリエイトを利用していたFOSSGISが、アフィリエイトのポリシー変更によって収入が激減しています。
  • APITUXのJean-Christophe Becquet氏は、Médiathèque de Chorgesが主催したカンファレンスで、OpenStreetMapを紹介しました。
  • Wikimediaドイツは、新型コロナウィルスによるパンデミックが始まって以来Wikipediaの編集が大幅に増加したと報告しています。パンデミック直後は30~80%の増加がありましたが、2020年の夏にはその傾向は減少し始めたそうです。
  • OSMFJ会員の松澤太郎(別名smellman)氏が、「OSMFJのコミュニティ向けタイルサーバの構築事例」というタイトルでタイルサーバに関する記事を寄稿しました。タイルサーバの説明から構築までを詳細に説明しています。
  • OSMでスパムメッセージが増加していることについて、ブロック方法やアカウント停止までの手続きなどがドイツ語フォーラムで議論されています。

OpenStreetMap Foundation

  • OSMFの現在の規約では準会員(:正会員は英国会社法に従い住所の登録が必要、準会員は住所登録が不要)が役員選挙に立候補できないケースがある、規約の改定をTobias Knerr氏(OSMF役員)が提案しています。
  • 地域支部及びコミュニティワーキンググループLCCWGの調停小委員会は、調停員チームの設立とエチケットガイドラインの見直しを進めるため、協力者を募集しています。小委員会ではこれまでに作業範囲実施計画を策定完了しました。参加希望者は4月10日までに申し込みください。

地図

  • Britzz氏はuMapでパリ周辺の歴史上の要塞マップを作成しました。

オープンデータ

  • ポルトガル土地管理局は、地籍データや土地所有構造を参照できるウェブサイトを公開しました。背景地図にOSMが使われています。
  • 国交省が運営するProject PLATEAUで、東京23区の3D都市データが公開されました。また3Dモデルをウェブ上で閲覧することも可能です。データはODbLで利用が可能です。国内56都市のデータがオープンデータ化される予定です。

ソフトウェア

  • iOSおよびAndroid用地図アプリTopo GPSのレビュー記事がドイツ語レビューサイト pocketnavigation.de掲載されました。
  • OSMオブジェクトを履歴データや編集ユーザでフィルターする方法をrainerU氏が解説しています。Osmiumosm-tag-csv-historyを使います。

プログラミング

  • タイルレンダリング用プログラムtirexのPostgreSQL/POSTGISを最新版に更新したところ、メモリリークが発生するようになったことをStephan Knauss氏が報告しています。

ご存知でしたか?

  • Historic Placeには世界遺産マップなど様々な歴史的地物のマップがあります。

メディア掲載

  • イスラエルの新型コロナウイルス対応の緊急対応ポータルサイトに、誤って秘密軍事基地の地図が掲載されてしまいました。ニュース記事のスクリーンショットを見ると、背景地図にOSMが使われていたようです。

その他の “ジオ” な事柄

  • Grace Lapointe氏は、最高のファンタジー地図が描かれている9冊の本を紹介しています。
  • スエズ運河で座礁したEver Givenは、OSMにもマッピングされていました。現在当該データは削除済です。
  • OSMの貢献者とデータユーザの関係(Ciaran Staunton氏作成)
  • 山と地図氏は全国Q地図に全国道路構造物マップを公開しました。全国ほぼ全ての約72万個の橋の名称や完成年などが閲覧できます。
  • nagix氏がMini Tokyo 3Dバージョン2.8.0を公開しました。現在の空の色や太陽の動きがシミュレートされるようになりました。また飛行機の追跡が改善されました。

まもなく開催

場所名称Online開催日
OpenStreetMap World Discord Spring Mapathon osmcalpic2021-04-03 – 2021-04-04
京都市京都!街歩き!マッピングパーティ:第23回 Re:常寂光寺 osmcalpic2021-04-04jp
HeidelbergInternational Mapathon: Weeks Against Racism osmcalpic2021-04-06flag
LondonMissing Maps London Mapathon osmcalpic2021-04-06gb
Landau an der IsarVirtuelles Niederbayern-Treffen osmcalpic2021-04-06flag
StuttgartStuttgarter Stammtisch (Online) osmcalpic2021-04-06flag
Numérique Éducatif Libre Webinaire : Quels usages pédagogiques avec OpenStreetMap ? osmcalpic2021-04-07
OSM Hour: Talking about the motivation of our industrial sponsors, shared to-do lists (online) osmcalpic2021-04-07
Missing Maps Artsen Zonder Grenzen Mapathon osmcalpic2021-04-08
Missing Maps Studentendesk Rode Kruis Maastricht osmcalpic2021-04-08
DresdenDresdner OSM-Stammtisch osmcalpic2021-04-08flag
Berlin154. Berlin-Brandenburg OpenStreetMap Stammtisch (Online) osmcalpic2021-04-09flag
CharlottesvilleCville Sidewalks Mapathon osmcalpic2021-04-11flag
HamburgHamburger Mappertreffen osmcalpic2021-04-13flag
Using maps to help prevent and respond to Gender Based Violence osmcalpic2021-04-14
Chippewa TownshipOpenStreetMap Michigan Meetup osmcalpic2021-04-15flag
Zürich3. Mapathon Rapperswil mit Missing Maps Zürich (virtuell) osmcalpic2021-04-14flag
Osborne CountyOpenStreetMap U.S. Virtual Mappy Hour osmcalpic2021-04-15flag
LiverpoolUniversity of Liverpool Mapathon 2021! osmcalpic2021-04-15gb
San JoseVirtual Civic Hack & Map Night osmcalpic2021-04-16flag
PoliMappers: Humanitarian Mapping with Map For Future osmcalpic2021-04-16
138. Treffen des OSM-Stammtisches Bonn osmcalpic2021-04-20
City of NottinghamOSM East Midlands/Nottingham meetup (online) osmcalpic2021-04-20gb
BerlinOSM-Verkehrswende #22 (Online) osmcalpic2021-04-20flag
LüneburgLüneburger Mappertreffen (online) osmcalpic2021-04-20flag
AlbuquerqueMapABQ April virtual meetup osmcalpic2021-04-22flag
WeggisSwiss OpenStreetMap Association Annual General Meeting osmcalpic2021-04-23flag

Note: ここであなたのイベントを見たい場合は、カレンダーにそれを OSM Kalender 入れてください。そこにあるデータのみが、週刊 OSM に表示されます。 カレンダー 内で都市や国に言及するのを忘れないでください。

This weeklyOSM was produced by Climate_Ben, Nordpfeil, TheSwavu, derFred, k_zoar, muramototomoya.

2 Replies to “週刊OSM 558”

  1. The WeeklyOSM wrote:

    > The Israeli newspaper Haaretz featured a story about an Israeli military unit which posted a map on the National Emergency Portal with secret bases of the Israel Air Force and Military Intelligence including names and exact locations. According to the screenshot in the article the base map showing the secret bases is the OSM basemap.

    Please note that despite the newspaper’s claim that ” The Home Front Command of the Israel Defense Forces removed the classified information from the map after Haaretz asked about it.”, the Home Front Command did not modify the OSM map or data. Instead, the Covid-19 test centers are now shown using an ESRI base map.

    Ref:
    1. Original article with blurred base name – https://www.haaretz.com/israel-news/israel-army-secret-bases-online-map-1.9643700
    2. Current OSM map of the same area – https://www.openstreetmap.org/#map=11/31.7618/34.9825
    3. Home Front Command Covid-19 test centers – https://www.oref.org.il/12605-17147-he/Pakar.aspx

  2. “Die israelische Zeitung Haaretz berichtet (en) > de über eine israelische Militäreinheit, die auf dem Nationalen Notfallportal eine Karte mit geheimen Stützpunkten der Luftwaffe und des militärischen Geheimdienstes inklusive Namen und genauen Standorten veröffentlicht hat. Laut dem Screenshot im Artikel ist die Karte, die die geheimen Stützpunkte zeigt, die OSM-Basiskarte.”

    Laut dem Screenshot ist die Karte nicht die aktuelle OSM-Basiskarte (ist nicht osm carto), beruht aber wohl auf OSM Daten, evtl. ist es eine ältere Version des Mapnik-Stils. Laut Artikel kamen die “geheimen Daten” komplett von OSM und wurden nicht von der Militäreinheit die die Karte veröffentlicht hat, hinzugefügt: “In a statement, it added the map is from “a civilian website that provides global public services for making maps accessible around the world and in Israel. Marking the IDF camps and bases was not done by the military, but copied from the existing map on the website.”” Wahrscheinlich sind weitere Informationen zu diesen “geheimen” Stützpunkten der Wikipedia zu entnehmen…