2022/03/08-2022/03/14
マッピングキャンペーン
- OSMガーナは、#28DaysMappingChallenge キャンペーンの成果をまとめました。69名が参加し、編集数は約60万に達しました。
- Becky Candy氏は、マッパソンイベント中に平行してバリデーション作業をおこなうことで、編集内容に問題があった場合に随時フィードバックができて、問題の再発防止に繋がると述べています。
- Pieter Vander Vennet氏は、フランドル観光協会から委託をうけて、MapCompleteを使って地域の観光者向けデータを作成するウェブサイトを立ち上げました。
- raphaelmirc氏は、サンフランシスコ川流域をマッピングするプロジェクトMapSãoFranciscoの活動内容を紹介しています。
- OSMブラジルは4月2日にマッパソンイベントを開催します。
マッピング
- Christoph Hormann氏は、OSMタグの使われ方を文書化するプロジェクトTagDocを立ち上げました。OSM wikiは誰でも編集できるため、必ずしも整理されていないと考えており、専門のキュレーターがタグの実際の使われ方を整理することを目指しています。
- 下記のタグ提案が意見を募集中です。
opening_hours:autism=*
:自閉症のかた向けに、店舗の照明やBGMを調整している時間帯を示すタグartwork_subject=sheela-na-gig
(シーラ・ナ・ギグ):アイルランドなどで見られる、女性器をおおげさに表現した石像。
コミュニティ
- OSMコリアは、ウクライナの地名をハングルで表記する場合に、ロシア風表記(例:키예프、’kiev’、キエフ)からウクライナ風表記(同例:키이우、’kyiv’、キーウ)に変更することにしました。
- OSMF運営チームは、コミュニティフォーラムを立ち上げました。フォーラムでは、運営方法などが議論されています。
- ブルゴス市(スペイン)で4月1-3日にOSMミートアップイベントが開催されます。
- OSM福島のメンバーは週刊OSM603号、 604号 を紹介する動画を公開しました。週刊OSMを紹介した後、北海道でマッピング活動をおこなっている北光社氏にインタビューしています。
OpenStreetMap Foundation
- Paul Norman氏は、地名検索(Nominatim)や地図タイルを過剰に使用したときにはブロックされることがあると注意喚起しています。
イベント
- Maptime Bogotaは、ボゴタ市(コロンビア)の自転車レーンをMapillary画像を使ってマッピングするオンラインマッパソンを3月19日に開催します。
- 3月9-12日に開催されたFOSSGISの発表動画が公開されました。
- オープンデータに関するカンファレンスである「オープン・ベルギー2022」が4月29日にオフラインで開催されます。
教育
OSM research
- Datenschatz氏は、オープンデータを使って、OSMにマッピングされていないPOIを探す方法を解説しています。データ処理のため、Google Colab上でPython/Pandasを動かすプログラムが公開されています。
- ドイツ航空宇宙センターで交通を研究しているMarc Hasselwander氏は、OSMを使った交通アプリTrufiに関するアンケートを集めています。
地図
- K.Sakanoshita氏は、ウクライナの歴史や文化施設やWikipediaを地図に表示するオンラインマップを開発しました。
- フランス自転車協会は、2021年の報告書を公開しました。自転車に優しい都市の評価や、危険な場所の地図が作成されています。
- LiveuaMapでは、ウクライナ侵攻に関連する最新ニュースが地図上にプロットされています。背景地図にOSMが使われています。
オープンデータ
- jmapb氏は、ニューヨークの建物データを調べる方法を解説しています。
ソフトウェア
- yuiseki氏は、建物の住所データの編集を支援するオンラインツールを開発しました。現在は日本の住所のみ対応していますが、全世界対応を計画しているとのことです。ソースコードがGitHubで公開されています。
- ダルムシュタット工科大学では、複数の移動手段を組み合わせた交通情報プラットフォームMotis-Projectを開発しています。デモアプリやソースコードが利用可能です。
- DoudouOSMは、複数の中間点を設定できるルート検索サービスRouteXLを紹介しています。
- ストラスブール市(フランス)の地域情報アプリStrasAppは、OSMベースの地図(OpenMapTiles)を使っています。ただし権利者表記が適切ではないことが指摘されています。
プログラミング
- Geofabrik社は、OSMデータ向けのベクトルタイルスキーマ“Shortbread”を公開しました。CC0/FTWPLライセンスで利用できます。
- Sarah Hoffmann氏は、今年のGoogle Summer of CodeにOSMも参加することをアナウンスしました。
リリース
- Vespucciのバージョン17.04が公開されました。
ご存知でしたか?
- BBBike Map Compare toを使うと地図を並べて比較することができます。
- OSMChangesetsでは、一風変わった変更セットが掲載されています。
メディア掲載
- Robert Goedl氏は、Maperitiveを使ってOSMを編集する方法を解説 しています。
その他の “ジオ” な事柄
- 2020年にカナダで23名が死亡したノバスコシア州銃撃事件の調査報告書が提出され、緊急対応の経緯が明らかにされつつあります。緊急の道路封鎖が実施されましたが、GoogleEarthの道路データが最新状態ではなかったため、封鎖が不十分であったとのことです。
- インドのOSMコミュニティで、フルタイムのプロ・マッパーになるにはどうしたらよいか?と質問がありました。企業でマッピングをおこなっているglobal logic社等を挙げる意見や、フルタイムでマッピングしていれば給料はでなくても「プロ」と言える、といった返信がありました。
まもなく開催
‘
Note: ここであなたのイベントを見たい場合は、カレンダーにそれを OSM Kalender 入れてください。そこにあるデータのみが、週刊 OSM に表示されます。 カレンダー 内で都市や国に言及するのを忘れないでください。
This weeklyOSM was produced by Strubbl, derFred, muramototomoya.
2022/03/08-2022/03/14
マッピングキャンペーン
- OSMガーナは、#28DaysMappingChallenge キャンペーンの成果をまとめました。69名が参加し、編集数は約60万に達しました。
- Becky Candy氏は、マッパソンイベント中に平行してバリデーション作業をおこなうことで、編集内容に問題があった場合に随時フィードバックができて、問題の再発防止に繋がると述べています。
- Pieter Vander Vennet氏は、フランドル観光協会から委託をうけて、MapCompleteを使って地域の観光者向けデータを作成するウェブサイトを立ち上げました。
- raphaelmirc氏は、サンフランシスコ川流域をマッピングするプロジェクトMapSãoFranciscoの活動内容を紹介しています。
- OSMブラジルは4月2日にマッパソンイベントを開催します。
マッピング
- Christoph Hormann氏は、OSMタグの使われ方を文書化するプロジェクトTagDocを立ち上げました。OSM wikiは誰でも編集できるため、必ずしも整理されていないと考えており、専門のキュレーターがタグの実際の使われ方を整理することを目指しています。
- 下記のタグ提案が意見を募集中です。
opening_hours:autism=*
:自閉症のかた向けに、店舗の照明やBGMを調整している時間帯を示すタグartwork_subject=sheela-na-gig
(シーラ・ナ・ギグ):アイルランドなどで見られる、女性器をおおげさに表現した石像。
コミュニティ
- OSMコリアは、ウクライナの地名をハングルで表記する場合に、ロシア風表記(例:키예프、’kiev’、キエフ)からウクライナ風表記(同例:키이우、’kyiv’、キーウ)に変更することにしました。
- OSMF運営チームは、コミュニティフォーラムを立ち上げました。フォーラムでは、運営方法などが議論されています。
- ブルゴス市(スペイン)で4月1-3日にOSMミートアップイベントが開催されます。
- OSM福島のメンバーは週刊OSM603号、 604号 を紹介する動画を公開しました。週刊OSMを紹介した後、北海道でマッピング活動をおこなっている北光社氏にインタビューしています。
OpenStreetMap Foundation
- Paul Norman氏は、地名検索(Nominatim)や地図タイルを過剰に使用したときにはブロックされることがあると注意喚起しています。
イベント
- Maptime Bogotaは、ボゴタ市(コロンビア)の自転車レーンをMapillary画像を使ってマッピングするオンラインマッパソンを3月19日に開催します。
- 3月9-12日に開催されたFOSSGISの発表動画が公開されました。
- オープンデータに関するカンファレンスである「オープン・ベルギー2022」が4月29日にオフラインで開催されます。
教育
OSM research
- Datenschatz氏は、オープンデータを使って、OSMにマッピングされていないPOIを探す方法を解説しています。データ処理のため、Google Colab上でPython/Pandasを動かすプログラムが公開されています。
- ドイツ航空宇宙センターで交通を研究しているMarc Hasselwander氏は、OSMを使った交通アプリTrufiに関するアンケートを集めています。
地図
- K.Sakanoshita氏は、ウクライナの歴史や文化施設やWikipediaを地図に表示するオンラインマップを開発しました。
- フランス自転車協会は、2021年の報告書を公開しました。自転車に優しい都市の評価や、危険な場所の地図が作成されています。
- LiveuaMapでは、ウクライナ侵攻に関連する最新ニュースが地図上にプロットされています。背景地図にOSMが使われています。
オープンデータ
- jmapb氏は、ニューヨークの建物データを調べる方法を解説しています。
ソフトウェア
- yuiseki氏は、建物の住所データの編集を支援するオンラインツールを開発しました。現在は日本の住所のみ対応していますが、全世界対応を計画しているとのことです。ソースコードがGitHubで公開されています。
- ダルムシュタット工科大学では、複数の移動手段を組み合わせた交通情報プラットフォームMotis-Projectを開発しています。デモアプリやソースコードが利用可能です。
- DoudouOSMは、複数の中間点を設定できるルート検索サービスRouteXLを紹介しています。
- ストラスブール市(フランス)の地域情報アプリStrasAppは、OSMベースの地図(OpenMapTiles)を使っています。ただし権利者表記が適切ではないことが指摘されています。
プログラミング
- Geofabrik社は、OSMデータ向けのベクトルタイルスキーマ“Shortbread”を公開しました。CC0/FTWPLライセンスで利用できます。
- Sarah Hoffmann氏は、今年のGoogle Summer of CodeにOSMも参加することをアナウンスしました。
リリース
- Vespucciのバージョン17.04が公開されました。
ご存知でしたか?
- BBBike Map Compare toを使うと地図を並べて比較することができます。
- OSMChangesetsでは、一風変わった変更セットが掲載されています。
メディア掲載
- Robert Goedl氏は、Maperitiveを使ってOSMを編集する方法を解説 しています。
その他の “ジオ” な事柄
- 2020年にカナダで23名が死亡したノバスコシア州銃撃事件の調査報告書が提出され、緊急対応の経緯が明らかにされつつあります。緊急の道路封鎖が実施されましたが、GoogleEarthの道路データが最新状態ではなかったため、封鎖が不十分であったとのことです。
- インドのOSMコミュニティで、フルタイムのプロ・マッパーになるにはどうしたらよいか?と質問がありました。企業でマッピングをおこなっているglobal logic社等を挙げる意見や、フルタイムでマッピングしていれば給料はでなくても「プロ」と言える、といった返信がありました。
まもなく開催
‘
Note: ここであなたのイベントを見たい場合は、カレンダーにそれを OSM Kalender 入れてください。そこにあるデータのみが、週刊 OSM に表示されます。 カレンダー 内で都市や国に言及するのを忘れないでください。
This weeklyOSM was produced by Strubbl, derFred, muramototomoya.