週刊OSM 238 – 03.02.-09.02.2015

03.02. – 09.02.2015

Screenshot Taglocator
@dekstop による、HOT活動マップ [1]

マッピング

  • Toby Murrayさんが、OSM Note機能をJOSMで使えるように統合しました。ブログ投稿に詳細があります。
  • DougPetersonさんが、GPSロガー、Locus Map Pro、Osmosis、Mapsforgeを使って、様々なマップでGPSトラックを生成するやり方について解説しています。
  • “信号機”のタグ提案への投票が行われています。
  • Sander17さんが彼のユーザ日記で、ベルギーの住所のマッピング種別と総数についての統計を表示しています。ブリュッセルにおいて、住所データは自動インポートが行われました。フランダースでは現在手動によるインポートが進行中であり、データソースの違いによりOSMにおけるデータ品質が異なっています。

コミュニティ

インポート

OSM人道支援チーム

マップ

  • これから数週間のうちに、osm.orgに対して “経路探索” の機能が実装されそうです。(Graphhopper や Mapquest、OSRMなど外部の経路探索エンジンを利用)
    • 更新: 経路探索機能がオンラインになりました 🙂
  • … また、openstreetmap-carto styleの v2.28.0が更新されました。

オープンデータ

  • Esriは OpenDataソリューションも提供しています。素晴らしい試みです。ただ、私見ではありますが、オープンデータにはオープンソースのソリューションのほうが適しているのではないでしょうか。例えば CKAN とか。
  • SunFoundationからの請求により、政府機関 (EDI – Enterprise Data Inventories) が所有するすべての記録がU.S.からリリースされることになりました。 (via @SunFoundation)
  • フランスの徴税機関 (DGIFP) は、地籍台帳の閲覧用にWMSサービスをリリースしました。地籍台帳はより簡易になりましたが、対象はベクトル画像が利用可能な場所についてのみとなっています。

ソフトウェア

  • Daniel Kirstenpfadさんが、Miataruという名称のロケーショントラッキングソリューションをオープンソースで公開しました。
  • Sean Bradyさんが、GoogleMaps Engineの代わりに OpenGeo Suiteを利用するようオススメしています。さらに CartoDBも使うと良いのではないでしょうか。
  • Overpass APIのグラフィカルインターフェース版、Overpass turboが公開されて2年が経ちます。tyr_asdさんが、クエリや言語、閲覧総数データを使った解説画像をいくつか公開しています。
  • 新しいAndroidアプリ QFieldがQGISとの互換性をもちました。このソフトウェアはオープンソースであり、自由に利活用が可能です。“QField for QGIS Karma edition app” を購入することで、これからの開発を支援することができます。
  • Tom MacWrightさんが、Turf.jsについてのプレゼンテーションを公開しました。
  • L.Line3は、Leafletに3次元のライン (例えば壁など) を表示するためのプラグインです。
  • 米国赤十字が、OSM APIとAndroidアプリ間でのデータ交換を行うツールキット OpenMapKitをリリースしました。
  • Joost Schouppeさんが彼の日記で、OSMオブジェクトを使って、恒久的に存在するユーザIDと外部データを結合することについて思考を巡らせています。

ご存知でしたか?

その他の “ジオ” なもの