2018/03/20-2018/03/26
マッピング
- Stéphane Péneau氏がOSM編集向け機能を持ったGNSS受信機の設計・制作を検討中です。メーリングリストでは機器仕様の詳細について議論されています。
- Martijn van Exel氏がMaproulette 3.0ベータ版をユーザー日記で詳しく紹介しています。
- Ilya Zverev氏が、iDエディタの影響に関して記事を書きました。iDエディタが右左折制限リレーションの入力に対応したため、"via"ロールの入力数が増加しました。ルート検索サービスがこれらのデータを正しく解釈することが望まれます。
コミュニティ
- OSMベナンが、マッピング研修と現地調査をおこなうMapAndJerryイベントを開催しました。動画レポートはこちら。
- WeeklyOSM第400号で、CityLabの「マッピングするのは誰?」と題したジェンダーの偏りに関する記事を紹介しました。FOSSGIS 2018でFrederik Ramm氏は、ジェンダーに関するファクトを中立的・科学的に分析し、意外な結果が導かれた内容を発表しました。
- OSMフォーラムのオーストリア・サブフォーラムで、モデレータの導入について議論 されています。モデレータに求められる基準などが議論のポイントとなっています。
- ImreSamu氏がテストとフィードバックのためにtaginfoのテストインスタンスを用意しました。アフリカ諸国、中米諸国、南極といった地域が対象です。テストインスタンスの公開期間は2週間程度の予定です。
- OSMの3Dモデルレンダリングを改善するために、昨年のGoogle Summer of Codeでn42k氏が3Dモデル保存のリポジトリ3dmrを立ち上げました。OSMダイアリ記事も作成しています。
OpenStreetMap Foundation
- 3/20に行われたメンバーシップワーキンググループの議事録が公開されています。会議で比重が置かれたのはOSMFが運営するWebアンケートシステムの設定に関することでした。
イベント
- Jinal氏は7/18~20にケープタウン(南アフリカ共和国)で開催されるWikimania 2018への参加を呼びかけるユーザー日記を書きました。
- State of the Map 2019を開催する都市の募集が始まりました。
OSM人道支援
- HDX (PDF) ダカールラボが昨年の成果を報告しました。オープンプラットフォームの導入により、西アフリカ地域の人道支援データの収集および普及が進められています。成果のひとつとして、HOTデータプールとの自動統合が挙げられています。
- Amelia Hunt氏がHOTブログで、ダルエスサラームの医療機関へのアクセス改善について記事を書きました。地域住民への聞き取り調査をおこない、収集した結果を地図上に可視化しました。特に産婦人科に関して、移動病院の導入が効果的であると述べられています。
- ベルギーのナショナルマッパソンでは200人のマッパーがナイジェリアのエリアで1000km分の道路と70,000の建物をマッピングしました。
地図
- kocio-pl氏は大きな湾の名前を表示させるプルリクエストをOSM Cartoに送りました。このプルリクエストはマージされています。
- OpenStreetBrowserでは喫煙できるか出来ないかによって飲食店POIのマーカーが変わるビューを追加しました。
switch2OSM
- ドイツのニュース配信サービスTagesschauは24時間以内に起こったニュースを表示する地図を作りました。この地図にはOpenStreetMapが使われています。
リリース
- osm-cartoバージョン4.9.0での変更内容がまとめられています。変更内容は普段の2倍以上であり、塔およびマストのデザイン変更、庭園のレンダリング、
place=square
の名前表示などが主な変更内容です。
ご存知でしたか?
- CyIPTは、新しい自転車インフラの入力支援ツールキットです。
メディア掲載
- チリのOSMコミュニティはOSMのデータが公共放送のニュースやFacebookのページで毎日使われているとツイートしています。
- イタリアのTV雑誌RAIのオープンデータ界特集記事で、OSMが取り上げられ、マッパーMaurizio ‘napo‘ Napolitanoにインタビューされました。
その他の “ジオ” な事柄
- イギリスのジドコット市で、ナルニア国、ゴッサムシティ、中つ国などへの道案内看板が設置されました。
- 樹木管理ソフトImmoSpector treeの背景地図にOSMが使えるようになりました。
- Walter Goffart著"Historical Atlases: The First Three Hundred Years, 1570-1870"の書評がGeoloungeに掲載されました。古地図の精度や可読性の高さが称賛されています。
- SpaceXのFalcon9衛星を載せたロケットが打ち上げられました。この打ち上げの影響でGPSなどの全地球衛星測位システムに1m程度の誤差を起こす可能性がある衝撃波が電離層で発生しました。
まもなく開催
場所 | 名称 | 開催日 | 国 |
---|---|---|---|
モントリオール | Les Mercredis cartographie | 2018-04-04 | |
シュトゥットガルト | Stuttgarter Stammtisch | 2018-04-04 | |
ボーフム | Mappertreffen | 2018-04-05 | |
ドレスデン | Stammtisch Dresden | 2018-04-05 | |
ゾロトゥルン | 2018 SOSM AGM and mapping party | 2018-04-07 | |
レンヌ | Cartographie des rivières | 2018-04-08 | |
レンヌ | Réunion mensuelle | 2018-04-09 | |
トロント | Mappy Hour | 2018-04-09 | |
リヨン | Rencontre mensuelle pour tous | 2018-04-10 | |
ミュンヘン | Münchner Stammtisch | 2018-04-10 | |
ナント | Réunion mensuelle | 2018-04-10 | |
Viersen | OSM Stammtisch Viersen | 2018-04-10 | |
ケルン | Köln Stammtisch | 2018-04-11 | |
ベルリン | 118. Berlin-Brandenburg Stammtisch | 2018-04-13 | |
ポズナン | State of the Map Poland 2018 | 2018-04-13-2018-04-14 | |
東京 | 東京!街歩き!マッピングパーティ:第18回 本郷大横丁通り商店街 | 2018-04-14 | |
ベルリン | Berlin Hack Weekend April 2018 | 2018-04-14-2018-04-15 | |
リューネブルク | Lüneburger Mappertreffen | 2018-04-17 | |
ケルン・ボン空港 | Bonner Stammtisch | 2018-04-17 | |
カールスルーエ | Stammtisch | 2018-04-18 | |
Mumble Creek | OpenStreetMap Foundation public board meeting | 2018-04-19 | |
レオーベン | Stammtisch Obersteiermark | 2018-04-19 | |
レスター | Pub Meetup | 2018-04-19 | |
Disneyland Paris Marne/Chessy Railway Station | FOSS4G-fr 2018 | 2018-05-15-2018-05-17 | |
ボルドー | State of the Map France 2018 | 2018-06-01-2018-06-03 | |
ミラノ | State of the Map 2018 (international conference) | 2018-07-28-2018-07-30 | |
ダルエスサラーム | FOSS4G 2018 | 2018-08-29-2018-08-31 | |
バンガロール | State of the Map Asia 2018 (effective date to confirm) | 2018-11-17-2018-11-18 |
‘
Note: ここであなたのイベントを見たい場合は、カレンダーにそれを 入れてください。そこにあるデータのみが、週刊 OSM に表示されます。 カレンダー 内で都市や国に言及するのを忘れないでください。
This weeklyOSM was produced by Nakaner, Rogehm, Spanholz, derFred, k_zoar, muramototomoya.
I appreciate English might not be the editor’s first language, but the word “neutrally” in English generally means trying to present something in an unbiased or non prejudicial way, considering both sides and not being judgmental with regards to a topic.
The title of Herr Ramm’s talk seems to be “Lying with Statistics” (I am not a native German speaker).
That is the opposite of “neutral”, instead, that is extremely judgmental, accusatory and biased.
In addition, calling the folks who engage in gender analysis based on OSM data “outsiders” is equally biased, dismissive and insulting.
If you wish to be honest, you will remove the word “neutrally” to describe his talk, since at least based on the title and talk description, it seems to be very from neutral.
There were lots of ways to approach the topic of analyzing OSM data and meta-data to try and understand some social questions, but calling analysis you disagree with or fail to understand “lying” is about the worst approach of which I can think.
Perhaps I misunderstand something given this talk is not in a language I speak, so I am certainly open to an explanation about how titling a talk “Lying with Statistics” is really a neutral title.