週刊OSM 528

2020/08/25-2020/08/31

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フランスのコミュニティは9月にAEDの集中マッピングをします 1 | © Copyright 2020 ProjetDuMois.fr

マッピング

  • フランスのコミュニティでは、8/4から9月のAEDマッピングプロジェクトについて議論され、マッピングの方法やツールの使い方についてWikiにまとめられています。プロジェクトのマッピング成果を確認することもできます。
  • マイクロソフトのオープンマップチームは、コロンビアで道路に関する編集を組織的に行うと発表しました。彼らは利用可能なストリートビュー画像と航空写真を使って編集し、インポートや機械学習支援などは使わないと言っています。
  • RobJN氏は英国の道路識別番号(ref:GB:usrn=*)と住所識別番号(ref:GB:uprn=*)のタグを提案しました。投票の締め切りは9月13日です。
  • OpenStreetMapの変更セットが9000万を突破しました。記念すべき9000万回目の編集は、HOTから報酬を受けているインドネシアのマッパーDiana IRM-ED氏で、RapiDを使ったものでした。
  • Christopher Beddow氏は、Twitterで2枚の写真を投稿し、OpenStreetMapで使われている衛星写真が更新されていないことに懸念を示しています。

コミュニティ

  • ウィキメディア財団の公開しているOSMベースの地図タイルAPIが10月中旬頃に廃止されることが発表されました。これは、アクセスの大半がウィキメディアプロジェクトとは無関係のものや、商用ウェブサイトからとなっていることが原因だと語られています。
  • OSM USがオンラインイベントConnect 2020を10/29~31に開催すると発表しました。発表の受付が行われており、OpenStreetMapに関連した内容なら誰でも応募できます。
  • Unite Maps Initiativeが新しいロゴを決めるコンテストを開催中です。締め切りは9/16になっています。
  • OSMアフリカではSotM2020開催にあたってアフリカのコミュニティリーダーにヒアリングを実施しました。ヒアリングの結果がHOTブログに掲載されています。マッピングの進展や、コミュニケーション方法などについてまとめられています。
  • 誤った編集によってグレートブリテン島全体が砂浜になってしまい、リバートが行われるまでの1時間ほどの間、地図タイルに砂浜としてレンダリングされていました。
  • アルゼンチンで消防署の要請によりマッパソンが開催され、道路や河川がマッピングされました。マッピング結果は消火活動に活用されているとのことです。

OpenStreetMap Foundation

イベント

  • イタリアのOSMコミュニティがピエモンテ地域の山中でイベント開催します。このイベントでは発表やマッピングなどが行われる予定です。
  • 9月16日に開催されるオンラインイベントGeomobでは、GISを地雷除去に活用しているOlivier Cottray氏らが登壇します。
  • State of the Map Japan 2020が11/7(土)にオンラインで開催されることが発表されました。運営ボランティアや発表の募集が行われています。

教育

  • OpenSchoolMapsの35個の教材が、PDFだけでなくHTMLとしてもダウンロード(ZIPファイル直リンク)できるようになりました。教材には英語版もあります。
  • 南カリフォルニア大学で発表された都市計画・空間分析学科の論文では、分析にOSMnxが使われています。

地図

  • スイスのAEDマップを作成したChristian Nüssli氏へのインタビュー記事がOSMスイスのブログに掲載されました。
  • Frank Schmirler氏は航路標識などを表示するオンライン地図「海の灯り」を、ポルトガル語やロシア語など5カ国語対応で公開しています。

ソフトウェア

  • Pieter Vander Vennet氏は新しく開発したOSMエディタMapCompleteを発表しました。マッピングテーマを設定することで、データを簡単に追加することができます。テーマの例として、AED自転車などが紹介されています。
  • DWeaver氏はGoogle Summer of Codeに参加しOSM2Worldの改良をおこないました。室内データの3D表示に取り組み、部屋・廊下・窓・ドアなどの表示が可能になりました。

リリース

ご存知でしたか?

  • Martijn van Exel氏が、彼の作成したツールMeet Your Mappersの使い方を説明する動画公開しました。

メディア掲載

  • Alison Killing氏らは、Baidu地図等を使って新疆ウイグル自治区の刑務所・強制収容所と思われる施設を探しあてました。Baidu地図で詳細が表示されないエリアの中から、インフラが整備された場所に絞り込むことで、収容所の特徴を備えた建物を見つけることができました。

その他の “ジオ” な事柄

  • 中国政府は国家標準地図の2020年版を発表しました。この地図では中国固有の領土として尖閣諸島やスプラトリー諸島が含まれています
  • Mapillaryのブログに、オブジェクト検出APIや地物抽出APIの使い方を解説する記事が掲載されました。

まもなく開催

場所名称開催日
台北OSM x Wikidata #202020-09-07taiwan
リヨンRencontre mensuelle2020-09-08france
ベルリン147. Berlin-Brandenburg Stammtisch2020-09-10germany
ミュンヘンMünchner Treffen2020-09-10germany
チューリッヒ121. OSM Meetup Zurich2020-09-11switzerland
レオーベンStammtisch Obersteiermark2020-09-12austria
サンホセNational Day of Civic Hacking2020-09-12united states
AshurstTrek View New Forest Pano Party2020-09-13united kingdom
リューネブルクLüneburger Mappertreffen2020-09-15germany
Salt Lake City / VirtualOpenStreetMap Utah Map Night2020-09-15united states
Kabul / OnlineWhy OSM and how to Contribute into it on Software Freedom Day 20202020-09-18afghanistan
ノッティンガムNottingham pub meetup2020-09-22united kingdom
デュッセルドルフDüsseldorfer OSM-Stammtisch2020-09-25germany
Alice2020 Pista ng Mapa2020-11-13-2020-11-27philippines

Note: ここであなたのイベントを見たい場合は、カレンダーにそれを 入れてください。そこにあるデータのみが、週刊 OSM に表示されます。 カレンダー 内で都市や国に言及するのを忘れないでください。

This weeklyOSM was produced by MatthiasMatthias, Nakaner, Nordpfeil, NunoMASAzevedo, Rogehm, TheSwavu, derFred, k_zoar, muramototomoya.

5 Replies to “週刊OSM 528”

  1. “Nous recherchons d’urgence des volontaires pour écrire quelques articles pendant la semaine et/ou pour les relire le samedi. Ce numéro a été publié avec une seule relecture. Si vous trouvez des erreurs et voulez les éviter à l’avenir, aidez-nous.”
    C’est super, mais faut contacter qui ?

    1. Tu as reçu une invitation à Mattermost et deux courriels sur la façon de procéder. Bienvenue au club.

    2. Hi Lejun,
      it looks that you didn’t received our emails and the invitation to MatterMost?

  2. In issue 538 you wrote “OpenStreetMap hit 90 million changesets. The changeset was done using RapiD by Diana IRM-ED, an Indonesian mapper paid by HOT.”

    Why did you single our Diana IRM-ED as a paid mapper? Her profile says she works for HOT. Yet in the same issue, none of the paid men were singled out. Does being a “paid mapper” imply something?

    Can I recommend just congratulating her for creating the 90 millionth changeset?

    1. It’s relevant to the readership that paid and AI-assisted mapping are a significant part of the ecosystem. There was no judgment of value attached or implication.