2021/09/28-2021/10/04
マッピングキャンペーン
- OrganicMapsの開発チームは、地下鉄のマッピングでデータチェッカーを使うことを勧めています。
マッピング
- 河川をエリアで描くには、以前は
waterway=riverbank
を使用していましたが、2011年以降はnatural=water + water=river
を使うことになりました。MapSpot氏は古い基準で作成された河川がどれくらい残っているのかを可視化した地図を作成しました。
コミュニティ
- ベルギーコミュニティが選ぶ今月のマッパーは、フランスで憲兵隊のマッピングなどを実施したDonat Robaux氏です。
インポート
- foxandpotatoe氏はベルギーの公的地籍データをOSMに使用する方法を解説しています。
OpenStreetMap Foundation
- ユーザのdrolbrは、議長となった新しいワーキンググループの Engineering WG(EWG)のミッションや業務について 記載しました。
- 12月に選挙があるOSMFの役員候補になる、あるいは推薦するための情報 がまとまっています。
地方支部ニュース
- OSM-FRの誕生日おめでとう! フランスのローカル支部は、その10歳の誕生日を10月11日月曜日にむかえるにあたり、 フランスのいくつかの会場 でお祝いをします。
- アリゾナ大学は、来年の4月1日から3日に “State of the Map US 2022” をホストする ことになりました。Tucsonへ行こう!
- US地域支部の月刊ニュースレターの9月号が発行されました。
イベント
- 30日間様々なテーマで地図を作成する #30DayMapChallenge のお題が発表されました。11月1日から開始です。OSMもお題の一つに挙げられています。
- SotM2022の開催地が募集されましたが、立候補者はいませんでした。Andrew Hain氏は、開催方法について再検討が必要ではないかと述べています。
地図
ソフトウェア
- Bryce Cogswell氏はiOS用マッピングアプリGo Map!!のバージョン3.0をリリースしました。なお記事ではGo Map!!の開発を始めたきっかけなどについても述べられています。
- ルート検索エンジンGraphHopperのバージョン4.0がリリースされました。国や地域により検索条件を変更する「カスタムエリア」機能が新しくなりました。
- インターネットの改善に取り組むNLnet財団は、「オープンで、役に立ち、信頼性があるインターネット」を構築するプロジェクトを募集しています。興味がある方は応募してみてください。
ご存知でしたか?
- Richard Fairhurst氏は自治体が所有データをOSM向けに提供する際のガイダンスを公開しています。
- Anne-Karoline Distel氏はYoutubeチャンネルで歴史マニア向けにOSM活用方法を解説しています。
- OSMにインポートされたデータはこちらにまとめられています。
- OSM地図の色遣いについて色覚障害の観点から分析した論文が2013年に発表されました。当時、OSM地図を制作したRichard Fairhurst氏は、色は5分で選んだと述べています。
その他の “ジオ” な事柄
- OpenCageの今月の面白地理ネタはスペインがテーマです。カナリア諸島での火山噴火マッピングなどがピックアップされています。
- ドローンを使った空撮を検討中ですか?野生動物には気をつけましょう。低空飛行しているドローンがクロコダイルに食べられてしまいました。噛みつかれる瞬間の撮影記録が残っていました。
- Googleは公的な住所が整備されていない地域向けに、Plus Codeを利用した住所割り当てアプリAddress Makerを公開しました。
- GPS衛星の代わりにインターネット衛星の信号を使って現在位置を特定する手法の研究が進められています。
まもなく開催
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Note: ここであなたのイベントを見たい場合は、カレンダーにそれを OSM Kalender 入れてください。そこにあるデータのみが、週刊 OSM に表示されます。 カレンダー 内で都市や国に言及するのを忘れないでください。
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