2022/11/29-2022/12/05
マッピング
- Anne-Karoline Distelさんは、AEDマッピングをおこなった成果をまとめました。Mapillary, openaedmap.org, OSMAndなどを活用して141個のAEDをマッピングしました。
- ブラジルでは新型コロナウイルスで亡くなった人を追悼する祈念碑が建てられました。Tiago Lubianaさんは、Wikidataでこの祈念碑を検索して地図上に表示しました。
- 以下のタグ提案で意見を募集中です。
snow_chains
:タイヤチェーンを付ける必要がある道路is_sidepath=*
:歩行者用通路が、道路脇の歩道か独立した通路かを示すタグ。
- 以下のタグ提案で投票が実施されました。
- 機械設備の製造者のタグ付け方法を標準化する提案。賛成多数で可決されました。
- 遺跡の種類を示すタグを
site_type=*
からarchaeological_site=*
に変更する提案。賛成多数で可決されました。
コミュニティ
- カナダで、先住民の居住地区の名称について議論されています。地区の名称を表記するべきか、居住している先住民の名前を表記すべきか、意見が分かれています。
- BRT専用道路は
highway=
busway
を使うことが承認されました。しかしOSMデフォルト地図ではレンダリングされないため、BRTが発達した都市で問題が大きいことをNightoさんが問題提起しています。 - OSMニジェールはNPO団体になりました。なお手続き開始から承認まで4年かかったそうです。
- Søren JohannessenさんがOSM編集数を調べたところ、2020年ごろにピークに達していたことが分かりました。新型コロナウイルスによる影響と考えているようです。
- janabauさんは、マッピングコミュニティを構築するための10個のヒントをまとめました。発表機会の提示、過去イベント参加者への招待送付、などが挙げられています。
- OSMベルギーの「今月のマッパー」に、Le Sharkoïsteさんが選ばれました。地域の建物をすべてマッピングしたうえで、店舗の詳細情報の追加などを進めています。
- UNマッパーの「今月のマッパー」に、Frans Sさんが選ばれました。災害対応マッピングでデータ検証チームに参加しています。
イベント
- TwitterやMastodonで続けられてきた30DayMapChallengeキャンペーンも30日目に達しました。今週もごく一部を紹介します。
- Day 29: “慣れてない手法” | Kirsty Wilcox @kirstywilcox2 * QGISでDSMデータの処理 | Antonia Blankenberg 🗺️ @MapsByAntonia * 相対標高データ | Andrew Tyrrell @SouthArrowMaps * クレイギーバーン山脈 |
- Day 30: リミックス | BC (aka @mildthing99) @BC@mastodonapp.uk * 毎日見た地図 | LatidudeMaps @LatidudeMaps * 毎日見た地図 | Xemartin Laborde
@XemartinLaborde * 壊れた世界地図 |
- HOTの西・南アフリカ地域ディレクターであるMonica Nthigaさんが、HOT活動の4つの新しい重点分野である、公衆衛生・男女平等・気候変動・移民に関する活動内容をジオモブ・ポッドキャストで語っています。
- 1月18日にジオモブ・ロンドンのオフラインミーティングが開催されます。4件の発表が予定されています。
教育
- mvexelさんは、MapRouletteの「協力チャレンジ」(cooperative challenges)の使い方を説明しています。「協力チャレンジ」は、チャレンジ作成者と参加者が協力して進めるチャレンジです。作成者がデータをインポートし、ひとつずつデータをチェックしながら作業を進める場合に便利な機能です。
なお基本的なチャレンジの解説もあります。 - OSMポーランドは、Anne-Karoline Distelさんに対し、AEDマッピング方法の解説動画を作成する協力を呼びかけています。
OSM research
- [1] シュツットガルト大学のWenzel Friedsamさんは、OSMデータを使ってボードゲーム用のボードを生成する方法を学士論文でまとめました。
地図
- ArnaudChampollionさんは、フランスの地域圏(レジオン)と県(デパルトマン)を表示する地図を作成しました。
- Andreas Heilさんは、大学へのサイバー攻撃などセキュリティインシデントを地図上にまとめました。
switch2OSM
- Hiking Club社は、ハイキング向けにOrganic Mapsをオススメしています。
ソフトウェア
- MepoはLinux向けのOSMデータビューアです。コマンドラインでデータを表示する様々な機能があります。
- Nat Zimmermannさんは、OSM用にスマホで建物データを集めるアプリosm-address-collectorを開発しました。Keypad Mapperを参考にしたとのことです。
プログラミング
- Sybren A. Stüvelさんは、複数のデバイスにインストールしたOsmAndのお気に入りを同期するPythonプログラムを作成 しました。
- rtnfさんは、OSHDBとPythonプログラムを活用して、地域で一番初めに作成された道路データを探していますが、まだ成功していないようです。
- SK53さんは、OverpassTurboにMapCSSスタイルを適用して、建物を年代別に色分けした綺麗な地図を作りました。
リリース
- Organic Mapsの11月第2版が公開されました。OSM最新データへの更新や、ヘルプページにOrganic MapsのMastodonリンク記載などが新しくなっています。
ご存知でしたか?
その他の “ジオ” な事柄
- Julian Hoffmannさんは、#30DayMapChallengeで作成された地図のまとめた1分動画を作成しました。
- ジオモブ・ポッドキャストの第155回では、テルアビブでのジオモブイベント再開や、地理系アカウントがMastodonに移動していることについて話されています。
- Rutger Roffelさんは、GoogleマップのURLが”https://maps [dot] google [dot] com”から”https://google [dot] com/maps”に変更されたため、Googleマップに位置情報の利用を許可するとgoogle [dot] comドメイン全体に許可されてしまうことを懸念しています。
まもなく開催
‘
Note: ここであなたのイベントを見たい場合は、カレンダーにそれを OSM Kalender 入れてください。そこにあるデータのみが、週刊 OSM に表示されます。 カレンダー 内で都市や国に言及するのを忘れないでください。
This weeklyOSM was produced by MatthiasMatthias, PierZen, Strubbl, TheSwavu, derFred, muramototomoya.
Der Link zum Proposal is_sidepath zeigt auf das Proposal snow_chains. Der korrekte Link wäre: https://wiki.openstreetmap.org/wiki/Proposed_features/Key:is_sidepath
Heureux d’être parmi vous la communauté OSMNiger, avec vous le développement social et économique sera au rendez vous, en diffusant des informations relatives aux SIG dans tous les domaines concernés et surtout le domaine de la recherche pour une meilleure prise de décision
“It is often related to the colonial past of both the USA and Canada when they moved nomadic indigenous nations from their ancestral territories to villages called ‘Reserves’.”
This is a dated stereotype. Many of the indigenous peoples who were forced onto reservations were not nomadic at all; they had extensive settlements for centuries before European contact. The land they were forced onto was completely undeveloped, not villages.
A more accurate explanation is that Canada and the United States have historically removed indigenous peoples from their traditional homelands and designated much smaller territories for them, called “reserves” or “reservations”, within which they now have limited sovereignty. For some nations, preserving and promoting their language and their name for their land is a way to exercise that sovereignty.