週刊OSM 650

2022/12/27-2023/01/02

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FIXMEとメモを検索するmarczoutendijkの overpassクエリ [1] | © marczoutendijk | マップデータ © OpenStreetMap 貢献者

マッピング

  • TrickyFoxy は、telegra.ph に、題して「Every Doorを使うべき5つの理由」という記事を書いています
  • 以下の提案に対してコメントを求めています:
    • emergency=fire_water_inlet は、ビルの消火設備のホース接続口をマッピングします。
    • 海の名称をplace=sea でタグ付けするとき、ノードで作成することを推奨し、エリアで作成することを非推奨とする提案。
    • shop=yarnは、ニットまたはかぎ針編み用の糸および消耗品を主として販売する商店に付けるタグです。

マッピングキャンペーン

コミュニティ

  • feyeandalさんは、2022年のOSM-PhilippinesコミュニティでのYouthMapperの大学クラブの地域支部の貢献を強調しています。そして、地域の改善におけるYouthMapperの貢献について考察しています。
  • OpenStreetMap.orgWebサイトの上部タブに「コミュニティ」が追加されました。右上隅に表示されています。このタブでは、正式なローカルチャプターと他のOSMコミュニティを一覧表示するポータルにリンクしています。OpenStreetMapブログでその背景について解説されています。
  • Andrii Holovinさんの提案をうけて、OSM運用チームはcommunity.OpenStreetMap.orgの短いURLを作成しました。先週のURLクイズの設問に、c.osm.orgも追加されるかもしれません。
  • lusdavoさんが、OSM ベルギーの 今月のマッパーに選出されました。

OpenStreetMap Foundation

イベント

  • jomoは12月のFireshonksカンファレンスに登壇して、OSMエコシステムのスキルと知識を向上させる方法について講演しました。さまざまなエディタ、検証ツール、パーサーなど、汎用や特定目的のツールを紹介して、数年間のOSMマッピングで学んだヒントやノウハウを共有しました。

地図

  • 地図タイルプロバイダのTracestrack社は、高速道路(motorway)の路線番号を各国特有の標識で表示するようになったことをアナウンスしました。サンプルはこちらから確認できます。日本の標識にも対応しています。

オープンデータ

  • Microsoft社は、2020-2022年に撮影された衛星写真から機械学習で道路を検出し、OSMに登録されていない道路を抽出したデータをODbLライセンスで公開したことを発表しました。
  • Overture Mapsの設立に関する議論はまだ続いています。mmdさんは、様々な人が表明した意見のリンク集を作成しました。

ソフトウェア

  • OsmAndのCEOのVictor Shcherb氏 は、OsmAndの 2023年「新年の抱負」を発表しました。
  • IzzyOnDroidさんによると、Every DoorエディターがアンドロイドのアプリストアであるF-Droidに掲載されたそうです。
  • Overpass Ultraは、人気のあるツールであるOverpass Turboのフォークです。「Leafletの代わりにMapLibre GL JSを使用しているため、Overpass Turboよりもはるかに大きなクエリー結果を視覚化できるようになります。」と開発ドキュメントに記載されています。
  • qeefは日記の中で、昨年のディバイド・アンド・マップ・ナウの開発で何が起こったかを要約し、2023年の.ディバイド・アンド・マップ・ナウの計画の概要を説明しました。大きな領域を、人間がマップできるサイズの小さな正方形に分割することで、マッパーの作業を支援します。

プログラミング

  • Xavier Oliveさんは、「特定の主題に特化したマップを生成する機能を提供するPythonライブラリ」であるCartesをリリースしました。Xavierは、ドキュメントAnaconda Pythonパッケージを提供しています。
  • Gero Gerkeは、WebGLを使用したOpenStreetMapデータのベクターレンダラの実装方法に関するブログ投稿シリーズを開始しました。
  • RGCosmは、新しい最小限の「OpenStreetmapの逆ジオコード」プログラムです。開発者のHacker Newsの発表によると、ChatGPTがコードのほとんどを書きました。約3時間で開発したうち、そのほとんどの時間はDBを作成して、別のプロジェクトのコードでテストする(sqlite3+python+pyosmium)ことに費やしました。」とのことです。
  • Mapillaryには画像シーケンスからGPXを取得する機能が以前ありましたが、現在は削除されています。richlvさんは、同様の機能を提供するスクリプトを紹介しています。
  • OSMユーザアカウントでマストドンのユーザ認証ができるようになりました。認証方法はpietervdvnさんによるTootをご覧ください。

ご存知でしたか?

その他の “ジオ” な事柄

  • チェレ(独)のBomann博物館では、2023年5月30日まで、カール・フリードリヒ・ガウスによるハノーヴァー王国の地図作成に関する展示会”Die wahre Vermessung der Welt” (世界の真の測定)が開催されています。
  • Googleは、formaという名前のApache-2.0ライセンスのプロジェクトに取り組んでおり、これは「並列化された実験的なRustベクターグラフィックレンダラ」です。そのの1つには、パリ市の大きなSVGをほぼ瞬時にレンダリングできます。Bert Temmeは、ブラウザとformaを比較したレンダリング速度のビデオを共有しています

まもなく開催

場所名称Online開催日
KøbenhavnOSMmapperCPH 2023-01-08flag
OSMF Engineering Working Group meeting 2023-01-09
MünchenMünchner OSM-Treffen 2023-01-10flag
StuttgartStuttgarter Stammtisch 2023-01-10flag
Salt Lake CityOSM Utah Monthly Map Night 2023-01-12flag
Berlin175. Berlin-Brandenburg OpenStreetMap Stammtisch 2023-01-12flag
SeattleWorld Railway Mapping Online Quarterly Meetup. 2023-01-14flag
159. Treffen des OSM-Stammtisches Bonn 2023-01-17
LondonGeomob London 2023-01-18flag
KarlsruheStammtisch Karlsruhe 2023-01-18flag
Dar es SalaamState of the Map Tanzania 2023-01-19 – 2023-01-21flag
BudapestHiking by the pipeline between Normafa-Stop Shop-Aranyvölgy 2023-01-21flag
ToulouseRéunion du groupe local de Toulouse 2023-01-21flag
Downtime 2023-01-22
BremenBremer Mappertreffen (Online) 2023-01-23flag
DüsseldorfDüsseldorfer OpenStreetMap-Treffen 2023-01-25flag
[Online] OpenStreetMap Foundation board of Directors – public videomeeting 2023-01-26
IJmuidenOSM Nederland bijeenkomst (online) 2023-01-28flag
南区京都!街歩き!マッピングパーティ:第35回 六孫王神社 2023-01-29flag

Note: ここであなたのイベントを見たい場合は、カレンダーにそれを OSM Kalender 入れてください。そこにあるデータのみが、週刊 OSM に表示されます。 カレンダー 内で都市や国に言及するのを忘れないでください。

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