週刊OSM 670

2023/05/16-2023/05/22

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WikiShootMe: Wikidata地図 [1] | | © wikimedia.org Toolforge | map data © OpenStreetMap contributors

マッピング

  • Wilmer Osarioさんは、高速道路のデータ改善を進めています。データの作成手順や、気を付けるポイントなどが細かく解説されています。

コミュニティ

  • adreamyさんはTelegramで使うステッカーを作成しました。

OpenStreetMap Foundation

  • Grant Slaterさん(OSMFサイト信頼性上級エンジニア)は、OSMFに参加してから1年間の活動をまとめました。ソフトウェア管理方法の改善、ネットワークの強化、フォーラムの移行などを行いました。

イベント

  • HOTは”unSummit”イベントを開催していましたが、国連(UN)と関連があると勘違いされることが多かったため、名称を”OpenSummit”に変更することをpedrito1414さん(HOTコミュニティ担当)が発表しました。

教育

  • HeiGITのAnne Schaußさんは、マレーシアのクアラランプールで国際赤十字・赤新月社連盟(IFRC)のための研修を実施しました。地理的な配置をトレースしてマップデータをペンと紙を使用して収集するのに便利なスケッチマップツール(フィールドペーパーと同様の機能)を紹介しました。OpenStreetMap(OSM)または画像が背景として印刷されています。

地図

  • Geoobserverは、影の動きをシミュレートするプログラムであるシャドウマップレビュー記事>をリリースしました。このアプリを使うと、太陽の動きの天文計算とOpenStreetMapからの建物データを使用して、任意の時間と場所の影の方向を予測することができます。

オープンデータ

  • アルノ・ダグネリーさんは、世界中で質の高い住所データが無いとして、このOpenStreetDataのプロジェクトを紹介しています。質の高いオープンライセンスのデータでユーザーレベルをカバーするために、著者は生のOpenStreetMapデータから住所を抽出し、郵便番号、通りの名前、行政区画を抽出しています。著者は、アドレス処理のプロセスと彼が直面した困難について詳細に説明しています。

ソフトウェア

  • OSM-frのコントリビュータが参加するGeoVisioチームは、「オープンソース」 のストリートビュープラットフォームGeoVisio開発しました
  • yuisekiはTwitterでトライデント・GeoAIの性能を改善したことを報告しました。LLMに基づいて開発されたそうです。質問を入力すると、この未来的なインターフェースのビジュアル・マップで回答を見ることができます。

プログラミング

  • Traffic FlowのgislarsとOpenStreetMapのグループは、「OpenStreetMapの駐車分析」プロジェクトの一環として、ブラウンシュバイクの駐車スペースの新しい分析とそのマップを彼らのマストドンで発表しました

ご存知でしたか?

  • WikiShootMeプログラムは、私たちの周りのWikidataアイテムの場所を、マップの形で表示できたのですが、ご存知でした?
  • …画像のEXIFヘッダーからGPS座標を取得するのに、 exiftoolの利用方法をご存知でしたか? OpenStreetMapの検索から認識できる書式で取得できます。
  • …OsmAndクイックアクションを設定して、お気に入りの機能をマップに表示し、迅速にアクセスできるようにする方法をご存知でした?

その他の “ジオ” な事柄

  • レミー・クラサードとその仲間は、ヨルダンとサウジの領域の岩に刻まれた 「砂漠の凧」と呼ばれる地図を発見しました。新石器時代に作られたと考えられているこれらの彫刻は、これまでに発見された最も古い地図の1つです。
  • ウルスラ・ペチュラ・ベルゼイさんは、ヨーロッパの植民地化以前に使用されていたカリブ諸島のいくつかの様々な先住民の名前を解説しています

まもなく開催

場所 名称 Online 開催日
左營區 2023年5月 OpenStreetMap 街景踏查團 2023-05-27 flag
Tiranë Maproulette Challenge at Open Labs Albania 2023-05-27 flag
Singapore OG Training by HOTOSM AP-Hub OSM ON THE GO: OSM MOBILE APPLICATIONS 2023-05-27
MapRoulette Nights 2023-05-28
OSMF Engineering Working Group meeting 2023-05-31
Düsseldorf Düsseldorfer OpenStreetMap-Treffen 2023-05-31 flag
Bologna Alluvione dell’Emilia-Romagna: editathon e mapping party al Salaborsa Lab 2023-06-03 flag
Mosquera Mapea por Mosquera 2023-06-04 flag
Mosquera Resolución de notas en tiempo real – Real-time note resolution 2023-06-04 flag
MapRoulette Nights 2023-06-04
MapRoulette Monthly Community Meeting 2023-06-06
Missing Maps London Mapathon 2023-06-06
San Jose South Bay Map Night 2023-06-07 flag
OSM-Verkehrswende #48 2023-06-06
Stuttgart Stuttgarter Stammtisch 2023-06-07 flag
Richmond State of the Map United States 2023 2023-06-08 – 2023-06-11 flag
Rīga State of the Map Baltics 2023 2023-06-08 – 2023-06-09 flag
Windsor MapRoulette-A-Thon 2023-06-09 flag
München Münchner OSM-Treffen 2023-06-08 flag
Marseille State of the Map France 2023 2023-06-09 – 2023-06-11 flag
Berlin 180. Berlin-Brandenburg OpenStreetMap Stammtisch – 15 Jahre – mit der Wikipedia-Community 2023-06-09 flag
Zürich OSM-Stammtisch 2023-06-10 flag
Hannover OSM-Stammtisch Hannover 2023-06-10 flag

Note: ここであなたのイベントを見たい場合は、カレンダーにそれを OSM Kalender 入れてください。そこにあるデータのみが、週刊 OSM に表示されます。 カレンダー 内で都市や国に言及するのを忘れないでください。

This weeklyOSM was produced by Strubbl, derFred, miurahr, muramototomoya, rtnf.

3 Replies to “週刊OSM 670”

  1. Some entries in the Upcoming Events table aren’t correctly formatted. In the first row, for example, the date is in the country column.

    1. Thank you for your hint! It seems the pipe character from the title of the event screws up our markdown. That’s good to know!

  2. With regard to Open-Data by Arno Dagnelies (to which I could not find a way to contact)

    Hello Arnaud,
    I extracted the streets of Hannover (Germany). The house numbers of Steubenweg 2, 2A – 2F are missing. They are part of the individual buildings. The number 1, 1A – 1F and others are individual points in a block of buildings and can be found in the data.
    Kind regards
    Lutz