週刊OSM 800

2025/11/13-2025/11/19

マッピングキャンペーン

  • confusedbuffaloは、米国の電話番号について、自動的に余計な記号を削除して国コードを追加する編集を提案しています。これにより番号が標準化されて、本当に無効な電話番号の特定が容易になります。フォーラムのスレッドへご参加ください。また、そのような編集が自国でも有用かつ受け入れられると考えた場合は、ご連絡ください。

コミュニティ

  • アレックス・スプリッツェはOSM編集中の画面を録画 し、その後YouTubeで 公開 しました。
  • Streets.mnポッドキャストのイアン・バックとパーカー・シーマンは、ミネソタ州を拠点とするOpenStreetMap寄稿者パーカー・シーマンにインタビューを行い、「OpenStreetMapの脱神話化」(Demystifying OpenStreetMap) というエピソードを制作しました。
  • アリゾナ州立大学ニュースは、YouthMappersが11月17日に創立10周年を迎えたと報じました。この10年の間に、2600万件のOpenStreetMap編集を経て、80か国以上で400支部に成長しました。

インポート

  • GridRecceは、Brampton GeoHubを通じて提供されるオープンデータを活用したカナダ・ブランプトン市の住所の網羅率を改善する、OSMインポートプロジェクトを準備中です。

OSM人道支援

  • 最近、インドネシアのセメル山周辺地域で地図作成活動の急増が記録されています。このパターンは、11月19日水曜日午後4時(現地時間)に火山が噴火した後、OpenStreetMapインドネシアコミュニティによる人道的な地図作成活動を反映しています。

地図

  • ベラ・ミロノワは、30DayMapChallengeの14日目に提出した「パルマノヴァ」というタイトルの地図で、イタリア北東部の星形の要塞都市を描いています。この地図はOpenStreetMapのデータを使用して作成されました。

OSM in action

  • デニス・メッツラーは、GNSSとOpenStreetMapのデータを使ってプレイヤーを近くのキャッシュへ案内するモバイルトレジャーハンティングゲーム、 CacheTycoonを開発しました。これらのポイントを見つけることで、プレイヤーは報酬を集めたり、実績をアンロックしたり、ゲームのレベルアップシステムを進めることができます。

リリース

  • 11月のOrganic Maps の更新では、湖、保護区域、アップロードされた地域の境界が概要ズームで表示されるようになりました。ルーティングは条件付きアクセス制限も考慮に入れています。
  • Pablo Brasero氏は、10月中旬以降にOpenStreetMapのウェブサイトソフトウェアに加えられた変更点について説明し、ダークモード対応の向上、ホームページのコンテキストメニューの刷新、開発者体験の裏側での多くの改善が含まれています。
  • トビアス・ズウィックは、新しいクエストと改善点を導入したStreetCompleteバージョン62.0のリリースを発表しました。

ご存知でしたか?

  • [1] Zartbitterは、OpenStreetMapのデータを使用して方向転換制限を可視化するWebマップ「Turn Restriction」を開発しました。
  • …週刊OSMのすべての記事は、Raquel Dezidério SoutoのGitHubリポジトリで.csvファイルがダウンロードできます。抽出はOSMBCのリード開発者であるTheFiveによって行われました。最後のバックアップは2025年11月15日に行われ、今後も定期的に更新していく予定です。

メディア掲載

  • DataEthics のペルニール・トランバーグは ‘OpenStreetMap is for the People’(「オープンストリートマップは人々のための」)という記事を書いています。記事は、OSMが人間中心の地図作成に重きをおく世界中のボランティアコミュニティによって維持されており、ユーザーが歩行、自転車、あるいは日陰の道を見つけるなどの特定のニーズのためのルートを見つけられるようにしつつ、監視資本主義のない環境を提供していると指摘しています。
  • ウクライナ・チェルカースィの公共放送局は、建築家でOpenStreetMap寄稿者のフェディル・ゴンツァ氏と共に、歴史的な坂の再建、都市の建築遺産、そして都市計画における高品質な地図作成の重要性について 語りました。

その他の “ジオ” な事柄

  • フランス国立図書館はGalligeo をリリースしました。これは、コレクションからOSMタイル背景上で地理位置の地図を可視化するツールです。また、歴史地図のジオロケーションを 提供することも可能です。
  • ペンシルベニア州立大学(PSU)の教授であるZhenlong Li氏は、使いやすいQGISプラグインであるSpatialAnalysisAgent(またはGIS Copilot)が、GIBDアカウントで日次制限付き無料アクセスを提供していると共有しました。PSUはアカウント作成方法やジオAIの使い方を学ぶための良いガイドも公開しています。
  • Sorami Shiromizuは、歴史的な日本の地図を現代的な地図で閲覧できるウェブサイト「れきちず」についての記事を公開しています。プロジェクトの主要開発者である加藤創は、日本各地の図書館から様々な古い地図や歴史資料を集め、QGISを用いてデジタルトレースを行い、歴史的雰囲気を伝えつつ現代の可読性を保つための独自の地図スタイルを適用しました。

まもなく開催

    国・地域場所Venueイベント名開始日
    Missing Maps : Mapathon en ligne – CartONG [fr] 2025-11-24
    flagKarlovacProstorija, Mije Krešića 4, KarlovacOSM predavanje i StreetComplete u praksi u Karlovacu 2025-11-25
    flagベルリンオンラインOSM-Verkehrswende #70 2025-11-25
    Transmission Grid Mapping MapYourGrid 2025-11-26
    flagTorontoWorkhaus DundasWorkhaus Mapathon! 2025-11-26
    flagFabrique des possiblesRéunion OpenStreetMap 2025-11-26
    flagハノーバークリオスムハノーバー OSM-Stammtisch 2025-11-26
    Mittelweser-Mappertreffen 2025-11-26
    flagデュッセルドルフオンライン https://meet.jit.si/OSM-DUS-2025デュッセルドルフ OpenStreetMap-Treffen (online) :osmcalpic:2025-11-26
    flagFreiburg im BreisgauCCC FROSM-Treffen Freiburg Br. 2025-11-26
    [オンライン]OpenStreetMap Foundation理事会 – 公開ビデオ会議 2025-11-27
    flagトレントトレントFOSS4G-IT – OSMit 2025 2025-11-27 – 2025-11-28
    flagアムステルダムTomTom本社Maptime Amsterdam: Map & Meet 2025-11-27
    flagMadridオンラインMappy Hour OSM España 2025-11-27
    flagОпштина Стара ПазоваSaloon Two gunsRedovno okupljanje 2025-11-27
    flagDar es-SalaamState of the Map Africa 2025 2025-11-28 – 2025-11-30
    OSMF エンジニアリングWG会議 2025-11-28
    flagバンガロールShanti NagarOSMバンガロールマッピングパーティー :osmcalpic:2025-11-30
    flagMelbourneAURIN, Melbourne Uni Baldwin Spencer Building 113PIA Urban Data Network Missing Maps: Map Party for a Cause Melbourne 2025-12-01
    flagOsloMesh NationaltheatretMapathon – Monthly Missing Maps w/ EWB Norway 2025-12-02
    flagザルツブルクBewohnerservice Elisabeth-VorstadtOSM Treffen Salzburg 2025-12-02
    flagダービーThe Brunswick, Railway Terrace, Derbyイーストミッドランズのパブミートアップ2025-12-02
    Missing Maps London: (Online) Mapathon [eng] 2025-12-02
    flagBernYaadein, BernBerner OpenStreetMap-Znacht 2025-12-02
    iD コミュニティ チャット 2025-12-03
    OSMインドアミートアップ 2025-12-03
    flagシュトゥットガルトシュトゥットガルトシュトゥットガルター OpenStreetMap-Treffen :osmcalpic:2025-12-03
    flagMadridオンラインMappy Hour OSM España 2025-12-04
    UN Mappers #ValidationFriday Mappy Hour 2025-12-05
    flagOlomoucSotM CZ+SK 2025 2025-12-05
    flag大阪市大阪大学中之島センターState of the Map Japan 2025 2025-12-06
    flagParisCarrefour Numérique² de la Cité des SciencesPSL XXL
    flagBraunschweigStratum0Braunschweiger Mappertreffen im Stratum0 Hackerspace 2025-12-06
    flagनई दिल्लीJitsi Meet (online)OSM India – Monthly Online Mapathon 2025-12-07
    Missing Maps : Mapathon en ligne – CartONG [fr] 2025-12-08
    flag臺北市Mozスペース台北OpenStreetMap x Wikidata Taipei #83 2025-12-08

    Note: ここであなたのイベントを見たい場合は、カレンダーにそれを OSM Kalender 入れてください。そこにあるデータのみが、週刊 OSM に表示されます。 カレンダー 内で都市や国に言及するのを忘れないでください。

This weeklyOSM was produced by Aphaia_JP, MatthiasMatthias, Strubbl, Andrew Davidson, miurahr, muramototomoya.

2 Replies to “週刊OSM 800”

  1. Gratulation zur 800. Ausgabe . Das die Idee eines Newsletter für OpenStreetMap durch viel ehrenamtliche Arbeit so lange trägt, hätte ich bei der Nummer 1 nie gedacht. Umso mehr danke für all die Arbeit die ihr für das Projekt Woche für Woche macht.

  2. Danke. Und Dir Glückwunsch zur Idee. Ich weiss noch nur zu gut wie ich nach meiner ersten Hüft-OP auf einem Handy im KKH im Bett liegend damit beschäftigt war Markdown zu korrigieren.

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