Author: weeklyteam

週刊OSM 627

2022/07/19-2022/07/25

マッピング

  • Andrea Spinelliさんは、iDエディタで座標を数値で指定してPOIを作成する方法を探しています。しかし、この機能を実装すると、世界規模の巨大な地物を作成してしまうおそれがあるため、実装する予定はないとのことです。コメント欄では、代替方法が提案されています。
  • シュツットガルト市(ドイツ)とストラスブール市(フランス)をつなぐ自転車道開通しました。しかし自転車道にはルートを示す案内板が設置されていないため、自転車コースリレーションを作成する基準を満たしていないのではないかと議論おこっています。
  • EdoBooさんは、Montecchio砦を訪問し、詳細にマッピングしました
  • バスルートリレーションの作成が難しいとImmaBeMeさんплигаюча жабкаさんが頭を悩ませています。作成手順はwikiをご一読ください。
  • ngumenawesamsonさん(HOT)は、OSMデータの品質に関して、位置精度や時間精度様々な観点を整理しました。HOTのマッピングプロジェクトでは、これらの品質指標を改善できるよう活動計画を定める予定です。
  • キーの接頭辞と接尾辞のwikiページ名の規格化について投票が実施中です。例えば、Key:addrという名前のwikiページをKey:addr:*に変更する提案です。
  • 以下のタグ提案で投票が実施されました。
    • school=entrance:学校の入口につけられているタグschool=entranceを廃止する提案。賛成多数で可決されました。
    • amenity=library_dropoff:図書館で借りた本を図書館以外で返却できる場所。賛成多数で可決されました。

コミュニティ

  • 英国の国家地図作成機関であるOrdnance Survey(OSGB)は最近、新しい地図であるOS Mapをウェブサイトとモバイルアプリの両方としてリリースしました。この地図には、無料レイヤーと購読レイヤーの両方が用意されています。無料レイヤーには、OSGBのオープンデータ、OSGBのクローズドデータ、MapBox経由のOpenStreetMapなど、さまざまなソースのデータが統合されています。英国のコミュニティは、後者のレイヤーに私道が含まれているため、怒った土地所有者が完全に有効なOSMデータを削除するという問題に注目しています。
  • ユーザーのTrickyFoxyは、モバイルユーザー(特にGoogle)のためのOpenStreetMapへの登録が複雑すぎるのではないかという疑問を提起 し、githubの課題管理表上で管理されている登録における各種の問題にリンクを貼っています。そのうちの1つは2015年からオープンされています。tomhughesが当時表明していたように、新規貢献者が利用規約を受け入れるためのソリューションが必要だということです。

教育

  • 教育や訓練を通じて若者に責任あるマッピングを紹介することは、ノードを探すことよりも確かに有意義なことです。ウガンダのMuni Mappersやケニアのナイロビにある工科大学のLaura Mugehaの活動がその好例 になります。

OSM research

  • カラブリア大学のRoberto Pizzolotto氏は、科学的なOpenStreetMapのトラジェクトリーを発表 しました。主要テーマ(概念ネットワーク)は主に技術的関連性があり、学者間や研究機関間の連携(ソーシャルネットワーク)は強くなく、知識やアイデアは限られたネットワーク内で流通していることが示されています。

地図

switch2OSM

  • フランスのRandonner Leger (fr)協会は、OSMAndをトレッキングに使うためのガイド (fr)を提供しています。

ソフトウェア

  • カナダのマッパーが、OSMタイルサーバの信頼性についての疑問を議論しています。OpenStreetMapオペレーショングループは、北米のユーザからのレイテンシの問題 を認識しています。唯一の米国のレンダリングサーバのPyreneは、もはや需要に対応するキャパシティが不足する状態です。北米東部に新しいサーバを間もなく追加する予定です。
  • Meta社のBenjamin Clark氏は、MapWithAIのOpenStreetMap用Rapidエディタの2022年開発計画をGithubプロジェクトの課題管理リストで公開 して、コメントやフィードバックを受け付けています。
  • ユーザのZverikは、openstreetmap.orgから直接タグを編集する方法を検討した結果、FirefoxChromeで利用可能なブラウザー拡張機能で動作するソリューションを見つけました

プログラミング

ご存知でしたか?

その他の “ジオ” な事柄

  • Tour de France Femmes 自転車レースは、OpenStreetMapをベースレイヤーに使用できるLeafalライブラリを使用して、サイクリストのライブマップを実現しています。

まもなく開催

場所名称Online開催日
ErnakulamOSM Kerala Community Meetup 2022 osmcalpic2022-07-31flag
OSMF Engineering Working Group meeting osmcalpic2022-08-01
MapRoulette Monthly Community Meeting osmcalpic2022-08-02
StuttgartStuttgarter Stammtisch osmcalpic2022-08-02flag
City of WestminsterMissing Maps London Mapathon osmcalpic2022-08-02flag
San JoseSouth Bay Map Night osmcalpic2022-08-03flag
BerlinOSM-Verkehrswende #38 (Online) osmcalpic2022-08-02flag
Salt Lake CityOSM Utah Monthly Meetup osmcalpic2022-08-04flag
CsömörOSM 18th birthday hiking & survey in Csömör osmcalpic2022-08-06flag
CayambeNotathon en OpenStreetMap – resolvamos notas de Cayambé, Ecuador osmcalpic2022-08-06flag
OSM Africa August Mapathon: Map Rwanda osmcalpic2022-08-06
新北市OpenStreetMap 街景踏查團 #3 osmcalpic2022-08-07flag
WashingtonMappingDC Mappy Hour osmcalpic2022-08-10flag
HamburgHamburger Mappertreffen osmcalpic2022-08-09flag
Köln25. Stammtisch Köln osmcalpic2022-08-10flag
MünchenMünchner OSM-Treffen osmcalpic2022-08-10flag
Salt Lake CityOSM Utah Monthly Meetup osmcalpic2022-08-11flag
Zürich143. OSM-Stammtisch osmcalpic2022-08-11flag
Berlin170. Berlin-Brandenburg OpenStreetMap Stammtisch osmcalpic2022-08-12flag
PerthSocial mapping Sunday: Claisebrook to Optus Statium osmcalpic2022-08-14flag
臺北市OpenStreetMap x Wikidata Taipei #43 osmcalpic2022-08-15flag
San JoseSouth Bay Map Night osmcalpic2022-08-17flag
154. Treffen des OSM-Stammtisches Bonn osmcalpic2022-08-16
LüneburgLüneburger Mappertreffen (online) osmcalpic2022-08-16flag
FirenzeState of the Map 2022 osmcalpic2022-08-19 – 2022-08-21flag

Note: ここであなたのイベントを見たい場合は、カレンダーにそれを OSM Kalender 入れてください。そこにあるデータのみが、週刊 OSM に表示されます。 カレンダー 内で都市や国に言及するのを忘れないでください。

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