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2024/08/08-2024/08/14

タイル毎の最新のOSM 編集 [¹] | © Pascal Neis | 地図データ © OpenStreetMap 貢献者
| Map data © OpenStreetMap contributors

マッピング

オーストリアでは、赤信号にもかかわらず、自転車には短時間停止すれば通行が許可されるようになりました。これには専用の新しい交通標識があります。トーマス・ノイバウアーは、すでにグラーツのサイクリストに関連する4つの標識をマッピングして、みなさんにマッピングを呼びかけています。
service=bus bayの提案についてコメントを募集しています。このタグは、バスが乗客を乗せたり降ろしたりするために停車できる走行路を示すためのものです。多くの場合、道路の脇やバスステーションやターミナル内にあります。バスベイは、交通の流れを管理し、バスが乗客を積み降ろしする際に他の車両の邪魔にならないようにするのに役立ちます。

コミュニティ

週刊OSM編集チームのメンバーであるrtnfは、彼のブログでOSMの20周年を祝う言葉をまとめました。残念ながら、私たちのチームは小さく、すべての祝福を集めることはできませんでした。今後の20年もその先もOSMが続いていきますように！
Elliott Plack氏は、OSM地図メモに種類を与えることを提案するブログを書いています。ほとんどのOSM地図メモがアームチェアマッピングで解決されることを考えると、ローカルな知識を必要とされる地図メモがあまり有益ではない可能性があります。
マーカスはOSMに感謝を伝えています。彼らは7月4日に家族をキングスアイランドに連れて行き、オーガニックマップアプリを使用してそこに行き、ホテルを見つけ、食事をする場所をまったく問題なく見つけました。
Martin Hoffmann氏は、彼のプロジェクトであるRailway History Mapが、OpenStreetMapの20周年を記念するHeiseの記事で紹介されたと報告しました
OpenStreetMap ベトナムのMastodonアカウントは、自分のアカウントをフォローして、投稿をブーストするよう呼びかけています。興味深いコンテンツをたくさん投稿することを約束しました。
Steve Coastが、OpenStreetMapの20年間の旅を振り返り、大胆なアイデアから、無料で世界地図を作成するグローバルなボランティア主導のプロジェクトへと成長したと語りました。当初は、プロジェクトの実行可能性について本人も疑念を抱いていましたが、予想外に詳細なキューバの地図を見た以降は、その疑問は薄れていったと語っています。Coastは、OSMの成功における人、アイデア、テクノロジーの役割を強調して、コミュニティが世界を変えることができる新しいプロジェクトを革新し、創造し続けることを期待しています。
リチャード・フェアハースト氏は、OpenStreetMapの黎明期を振り返り、2024年にOSMを始めることはできなかっただろうと指摘しました。プロジェクトの初期段階で、Googleによって潰されたり、RedditやHacker Newsユーザーの「なぜまだ良くないのか」という記事が立ったり、プライバシーをめぐる論争や国境紛争で炎上したりしたことでしょう。
[1] OpenStreetMap Utahは、Pascal Neisの Latest OpenStreetMap Edits per Tile アプリケーションの使用方法を説明しています。ユーザーは特定のエリアでのOpenStreetMapの最近の編集内容(編集を行った人、編集の種類、特定のマップビューをフィルタリングしてブックマークする方法など)を表示することができます。選択したマップビュー内の新しい編集内容の更新のための RSS サブスクリプションもサポートしています。

OpenStreetMap Foundation

OSMウェブサイトからリンクされるOSMエディタに求められるインクルージョンポリシーの草案が提案されました。このガイドラインでは、GUIであること、オープンソースであることなどが求められています。

イベント

OSM 福島が、福島県会津若松市でマッピングパーティーを開催しました。20周年を記念して10人のマッパーが街のシンボルである鶴ヶ城をマッピングするために日本各地から集まりました。
プロジェクトや地図作成の視覚化をState of the Map 2024 で発表するのに、まだ間に合います。ポスターの募集は2024年8月25日まで受け付けています。ライトニングトークの登録締め切りは2024年8月20日です。

OSM人道支援

New Indian Expressは、2024年のワヤナド地滑りに対するOpenStreetMapケララのマッピングについて報告しました。洪水の影響を受けた地域と地滑りが発生しやすい地域に特に焦点を当てたカビニ川流域のマッピングに続く2023-2024年のプロジェクトです。

地図

ジェフ・アレンのその日のクイックマップは、オークレアのダウンタウンからの移動等時図でした。
OSMは再び「文化の夜プログラム」►のベースマップを提供します。
Trailcatalog.org は、OpenStreetMapのトレイルを整理して視覚化するサイトです。ユーザーは世界中のトレイルを検索し、その距離と標高を表示できます。このサイトではOSM編集に直接リンクしているため修正も容易です。
坂ノ下さんは、”少し昔の地図を見てみよう”というWebサイトを開発して、2年おきにOSMの地図を比較して見られるようにしました。サービスを紹介したNoteの記事では、地域の変化を確認したり、OSMのデータが充実していく様子がわかると語っています。

OSM in action

この地図は、「私の街の気候は60年後にどのように感じられるか」という質問に答えるのに役立ちます。興味のある都市を選択すると、OSMベースの地図が、2080年の予測に最も類似した気候を持つ現在の場所を表示します。
Tordansは、Mapillary/FacebookがOSMベースの地図でOpenStreetMapの建物を使用しなくなったことに気づきました。そうです。Overture Buildings Datasetに切り替わりました。Overture Buildingsデータセットは、一般的にAIデータよりもOSMを優先しますが、OSMで欠落しているAIの建物を追加します。
TrailStashは、他の地図から技術を学んでいます。Overpass UltraとStamenのmap=yesと比較して、その再現にチャレンジしました。

オープンデータ

OpenStreetMap人道支援チームは、H2HのAnticipatory Action Acceleratorの一環として、OpenStreetMapを通じてオープン空間データの人道的有用性の向上に取り組んでいます。

ソフトウェア

OpenStreetMapユーザーのbarefootstacheさんが、OsmAndバージョン4.8でクイックボタンをカスタマイズできることを発見しました。彼はクイックボタン（タブレット）のセットと独自の「タブレット」を作成する方法を作成しました。
iD Tagging Schemaプロジェクトの新しいガバナンスドキュメントでは、2人の共同メンテナーを設定し、その責任、意思決定プロセス、役割を概説することで、プロジェクトの透明性と組織的な管理を確保しています。ガイドラインドキュメントでは、コントリビューターがプロジェクトにタグと機能を追加する方法についての指示を提供し、一貫性、明確さ、およびコントリビューションへのコミュニティの関与を強調しています。
fltb は、OpenStreetMap公共交通リレーショナルエディタプロジェクトの最新情報を提供しました。コア開発は完了に近づいており、焦点は機能の改良に移っています。堅牢なステートマシンが編集アクションを管理し、元に戻す/やり直し機能の基盤を提供するようになりました。レンダリングエンジンは機能的ですが、美的改善が必要です。今後のタスクには、ユーザーフレンドリーなインターフェースの構築と、主要な公共交通機関の編集機能の実装が含まれます。

リリース

OSHDBは、HeiGITがohsomeプロジェクトの一環として開発した、OpenStreetMapの全履歴データの時空間データ分析のための高性能フレームワークです。バージョン 1.2.3 は 2024 年 6 月 28 日にリリースされ、チュートリアル「OSHDB-API を使用した最初のステップ」は GitHub プロジェクトページで入手できます。
Martijn van Exel は、5 年間の中断を経て、Overpass API Python ラッパーの新バージョンを発表しました。
Vespucci 20.1 が Google Play でリリースされました。

ご存知でしたか？

…2007年にタイムスリップして、最初のState of the Mapで行われたSteve Coastの基調講演「This Mapping Stuff Could Really Take Off」を聞くことができます。トークのスライドもご覧いただけます。
…OpenStreetMapエディタEveryDoorの背景レイヤーとしてOpenAerialMapを使用できます。これは、KonturIOが提供するOAMモザイクサービスによって可能になります。
…「地図メモ」に関するウィキページがあります。使い方の注意点もあります。
…OSM Openというウェブアプリケーションがあります。ハウケ・スティーラーが、POIを見つけるために開発しました。任意のタグでデータをフィルタリングでき、ソースコードはGitHubで入手できます。
…bbbikeと「World Full History」を使用して、削除されたPOIを検索できます。Tordansは、削除されたPOI(再開後のビアガーデン;-) 復元するために、この方法を探し出しました。
リアル地図のジグソーパズルのタイムアタックに挑戦してみませんか？OSMベースの海外のパズルは激ムズですよ!

メディア掲載

「OSMの20年」を記念して、”Les Numeriques”はGoogleのライバルについて詳細に報告しています。 >
OpenStreetMapは2004年8月に、Googleマップはその半年後の2005年2月にスタートしました。ほとんどのメディア報道では、OSMは「Googleマップに対抗する」ために設立されたとされていますが、これはタイムマシンへのアクセスがあって初めて可能な偉業です。SK53や、Simon Pooleさんの両方が指摘しているように、当初の目標は英国の陸地測量部でした。
雑誌 Wired イタリア版は、OpenStreetMapの20年の記事を特集しました。
Kim Rixecker が t3nに “Openstreetmap: Google Maps の無料の代替手段について知っておくべきこと” を書いています。>

その他の “ジオ” な事柄

ハイデルベルク地理情報技術研究所(HeiGIT)は、気候変動対策のためのシニア空間データサイエンティストを募集しています。選ばれた人は、非常に高い空間分解能で空間的な気候変動対応指標または温室効果ガス排出量の推定値を生成する作業に取り組みます。
欧州委員会の共同研究センターでは、GISスペシャリストの募集を行っています。
今週の #geoweirdness は、スイスの地理的な奇妙さを考察しています
Pastmapsは、185,000を超える米国の歴史的地図の広範なコレクションを提供しており、ユーザーはプロ級のツールを使用して履歴データを探索および分析できます。このプラットフォームは、都市、州、郡で検索できる高解像度の地理参照マップと、3D視覚化やマップのダウンロードなどの機能を提供します。
World in Dotsは、ユーザーがドットの密度、サイズ、色、形状などのカスタマイズ可能なオプションを使用してベクタードットマップを作成できるオンラインツールです。ユーザーは、地域または国を選択し、キャンバスサイズを調整してから、最終的なマップをSVGまたはPNG形式でダウンロードすることで、マップを作成できます。

まもなく開催

場所	イベント名	オンライン	開始日
ロレーン郡	OpenStreetMap Midwest Meetup	✓	2024-08-15
Tanah Sareal	Scout Community OSM Training in Jamboree event, Bogor City		2024-08-15
Umuarama	[on-line] 🎁 20 anos de OSM #1 – Oficina do IVIDES.org para a UNIPAR (Brasil)		2024-08-16
	OSMF エンジニアリングWG会議		2024-08-16
ザンクト・オーギュスタン	OSM auf der FrOSCon Sankt Augustin		2024-08-17 – 2024-08-18
ハノーバー	OSM auf der Maker Faire Hannover		2024-08-17 – 2024-08-18
ヴァルナ	OpenStreetMap in Varna (на морето)		2024-08-17
ハノーバー	OSM-Stammtisch Hannover		2024-08-17
Meerut	1st OSM Meerut Mapping Party		2024-08-18
ザンクト・オーギュスタン	Vortrag: 20 Jahre OpenStreetMap		2024-08-18
キルケニー市	Citizens Science and Linked Open Data		2024-08-19
キルケニー市	Citizen Science: Kilkenny Heritage sites & Linked Open Data for Ireland’s National Heritage Week 2024		2024-08-19
イングランド	OSM UK オンラインチャット		2024-08-19
Santa Maria	[on-line] 🎁 20 anos de OSM #2 – Oficina do IVIDES.org para a UNIPAMPA (Brasil)		2024-08-20
	Missing Maps London: (Online) Mid-Month Mapathon		2024-08-20
ボン	179. OSM-Stammtisch Bonn		2024-08-20
サンノゼ	サウスベイ・マップナイト	✓	2024-08-21
ソルトレイクシティ	OSM Utah Monthly Map Night – Mapillary Capturing		2024-08-22
Lübeck	145. OSM-Stammtisch Lübeck und Umgebung		2024-08-22
リオデジャネイロ	[on-line] 🎁 20 anos de OSM #3 – Oficina do IVIDES.org no III GSEA-UFRJ (Brasil)		2024-08-23
Diliman	OpenStreetMap 20th Fun Run + Picnic (OSM Philippines community)		2024-08-24
Karol Bagh Tehsil	11th OSM Delhi Mapping Party		2024-08-25
Stadtgebiet Bremen	Bremer Mappertreffen		2024-08-26
デュッセルドルフ	デュッセルドルフ OpenStreetMap-Treffen (online) :osmcalpic:		2024-08-28
	Missing Maps Mapathon Potsdam		2024-08-28
	[オンライン]OpenStreetMap Foundation理事会 – 公開ビデオ会議		2024-08-29
Campos dos Goytacazes	[on-line] 🎁 20 anos de OSM #4 – Oficina do IVIDES.org para a UFF-Campos (Brasil) – Lançamento do YouthMappers UFF Campos!		2024-08-30
Stadtgebiet Bremen	🗺️🎂 [Bremen] Mobile Mappingparty mit Kuchen		2024-09-01 – 2024-10-01
ロストック	Vortrag: 20 Jahre OpenStreetMap – Ein Blick auf die Community und ihre Arbeit		2024-09-02