Author: weeklyteam

週刊OSM 541

2020/11/24-2020/11/30

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François de Metz氏による屋内マップ 1 | © François de Metz | map data © OpenStreetMap contributors |

[Actual Category]

  • 次回の公開OSMFミーティングは12月10日17時(GMT)に開催されます。会計報告、帰属表示ガイドライン、ワーキンググループの利益相反ルール、ブレグジット関係などの議題が予定されています。
  • electricity=*を修正する提案は12/1から12/15まで投票が行われています。

マッピング

  • François de Metz氏は屋内情報の登録されている場所のヒートマップと、新しい屋内地図スタイルを紹介し、屋内マッピングをより良くするトピックを紹介しています。
  • Potlatchが10周年を迎えました!
  • ポルトガルの国境なき医師団は、11/24に初のオンラインマッパソンを開催しました。NunoMASAzevedo氏がユーザー日記でイベントを紹介しています。
  • Espen氏が草案を考えた、健康、生命、財産などに対して危険を与える地物に対してタグ付けするhazard=*をZeLonewolf氏がまとめ、提案に対するコメントを募集しています。
  • Jeroen Hoek氏とSupaplex氏の提案した、道路に隣接していて、道路から直接駐車可能な駐車場へのタグ付けparking=street_sideが承認され、Wikiページも作成されました。
  • Brian Sperlongano(別名ZeLonewolf)氏が提案した、経済特区をタグ付けするboundary=special_economic_zone承認されました。

コミュニティ

  • 企業によるOSM編集が増加していることを解説した記事に対して、懸念の声を上げた議論が行われています。
  • Geochicasが4周年を迎えました
  • Alexander Zipf氏は、OSMのデータ品質を評価する方法として、現地情報がどのくらいマッピングされているのかを調査し、災害対応緊急マッピングが行われた地域とコミュニティ活動が盛んな地域を比較しました。調査ツールが公開されているので、自分の地元で同じ計算を実行することが可能です。
  • Marcel Reinmuth氏はインドの医療施設のマッピング状況を時系列で調査し、主にインポートによってデータが作成されていることを示しました。
  • OSMF役員立候補者のひとりであるJean-Marc Liotier氏は、OSMデータを企業が利用することに関して囚人のジレンマなどの経済理論で説明し、OSMFの財政基盤強化が必要であることなどを述べています

OpenStreetMap Foundation

  • 11/19のOSMF理事会の議事録が公開されています。
  • Michael Collinson氏のまとめた、OSMF理事候補に対する質問の回答が公開され、現在は候補者への投票が行われています。
  • OSMF理事選挙に再出馬したTobias Knerr(別名Tordanik)氏はこれまでの活動を振り返っています。
  • Facebook社で働くMichal Migurski氏は、なぜOSMF理事に立候補するのかをユーザー日記に書いており、オンラインの音声動画チャットで直接質問に答える機会を用意しました。
  • OSMF定款にある小委員会に関する条文の修正案に対する議論で、修正案を支持しないことを表明しているSimon Poole氏は、その理由をユーザー日記で説明しています。
  • Christoph Hormann氏は、最近1年間のOSMFの変化と、それが将来にどう影響するかについて、2回に分けて語っています(パート1 / パート2)。

OSM人道支援

  • MapSwipeの開発者の一人、Laurent Savaëte氏は、Missing Mapsプロジェクトへの参加を呼びかけています。

地図

  • AnyGISでは、専用のラスタ地図をあらかじめダウンロードしておくことで、インターネットに接続できない場所でも地図を利用できます。
  • カーナビアプリなどでOSMタイルを使う際に、ナビに不要なデータをあらかじめ削除することでデータサイズを76%削減できることをJacek Czapla氏が解説しています。

ソフトウェア

  • OpenStreetCamKartaView名称を変更しました。2018年にOSMFがOpenStreet〇〇という名前の使用を制限することを表明したため、名称の変更を決定したとのことです。

プログラミング

  • iDエディタのタグ付けテンプレートとタグの検証ルールはiD Tagging Schemaという別の独立したGitHubプロジェクトに分離されました。

リリース

  • JOSM安定版17329が11月22日に公開されました。
  • Jiri Vlasak氏が開発したHOTマッピング向けJOSMプラグインMapathonerに、重複した建物や角が直角でない建物を抽出する機能が追加されました。この機能はMike氏が開発したプラグインを取り込んだものです。

ご存知でしたか?

メディア掲載

  • 地図や位置情報ニュースを扱う情報サイトGeoNewsで、State of the Map Japan 2020の詳細な紹介記事が公開されました。

その他の “ジオ” な事柄

  • オーストリアのFucking(フッキング)村がFugging村に改名することになりました。
  • GreenTECキャンパスのデータセンターでは、大気中のCO2から藻類を育てる施設を併設することによって、エネルギー使用で発生するCO2より多くのCO2を吸収することができるようになりました。

まもなく開催

場所名称開催日
ボーフムBochum OSM-Stammtisch (Online) [1]2020-12-03germany
ドレスデンDresdner OSM-Stammtisch (online)2020-12-03germany
サンホセCivic Hack & Map Night2020-12-03united states
onlineHOT Virtual Summit (online)2020-12-04world
online(Discord) OSM World Mapathon2020-12-06world
台北OSM x Wikidata #232020-12-07taiwan
ミシガン州Michigan Online Meetup2020-12-07usa
ハンブルクHamburg OSM-Stammtisch (Online) [2]2020-12-08germany
ハイデルベルクMannheimer Mapathons e.V. – Int’l. Mapathon (online)2020-12-08germany
Salt Lake City / VirtualOpenStreetMap Utah Map Night2020-12-08united states
ミュンヘンMünchner Treffen2020-12-10germany
サンホセCode for San José Winter Virtual Mixer2020-12-10united states
onlineOSMF Public Board Meeting2020-12-10world
onlineMissing Maps Slovakia online mapathon #12020-12-10slovakia
ベルリン150. Berlin-Brandenburg Stammtisch (Online)2020-12-11germany
ベルリンOSM-Verkehrswende #18 (Online)2020-12-15germany
ケルン・ボン空港134. Bonner OSM-Stammtisch (Online)2020-12-15germany
ノッティンガムNottingham pub meetup2020-12-15united kingdom

Note: ここであなたのイベントを見たい場合は、カレンダーにそれを 入れてください。そこにあるデータのみが、週刊 OSM に表示されます。 カレンダー 内で都市や国に言及するのを忘れないでください。

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