Category: weeklyOSM

週刊OSM 303

05/03/2016-05/09/2016

マッピング

  • インドの編集ランキングをbdiscoeが調べたところ、インドの大都市(ニューデリー、ムンバイ、バンガロール、ハイデラバード、コルカタ、チェンマイなど)には、自分の地元だけをマッピングしている「都市マッパー」がたくさんいることがわかりました。どうやら、インドのデジタル地図を民主化するプロジェクトZipprが主導して、チームとして編集を進めているようです。

  • iDエディタの航空地図オフセットツール(Kushan作成)の使い方についてBryan Houselの解説です。オフセットツールを使うと、地図データと航空地図のズレを補正することができます。

  • 高速道路出口番号のマッピングについてMapbox社のOindrila Guptaが記事を書きました。

  • Roman Yepishevが自分のOSM中毒症状を詳細に記述しています。

  • GNOMEの共同設立者であるFederico Mena QuinteroはOSMのマッピングもかなりやっています。 彼がメキシコ地理統計局が作成した公式地図とOSMを比較したところ、公式地図はかなり古い状態のようです。

  • エリアの編集履歴を見ることができるサービスWhoDidItに、編集につかったソフトでフィルタをかける新機能が加わりました。例えば、Osmandやmaps.meで古い地図を参照している場合、すでに登録されたPOIを重複して登録してしまうことがあるので、こういう場合にエディタでフィルタをかけるのが良いでしょう。

  • Rory McCann は領土紛争のある境界をマッピングする方法についての提案を書きました。

コミュニティ

  • インドのトゥムクル市CIT大学で、学生にOSM、iDエディタ、タスキングマネージャ、Mapboxを紹介するワークショップが開催されました。

  • OSMにゲーミフィケーションを取り入れる効果について研究するため、ウォータールー大学地理環境学部の修士学生がアンケート募っています

  • [1]インド内務省がある法案を公開しました。これは、インド国内外の地理空間情報を、取得、送信、公開、配布を制限する法案です。この地理空間情報規制法案が成立すると、インド国内の個人および団体は、衛星・航空画像の利用ができなくなります。また、地理空間情報を収集する器具の使用や当該データの所有が制限されます。

  • 前回のweeklyOSM記事を受けて、dekstopがOSM Analyticsに関する記事を書きました。

  • Open Cage data英国学校マッピングの四半期成果についてインタビュー記事を載せました。

  • mainz.radwende.deがオープンしました。このプロジェクトは、マインツ市(ドイツ)で自転車利用を促進すること、および都市計画の基礎データを作ることを目的としています。ルート検索アプリは AndroidiOSで利用できます。OSMでデータが更新されると、アプリ上でもすぐに更新データが反映されます。geowasによると、「ちゃんと動いていますし、広範に利用されているようです。2週間で4000km以上の自転車走行が記録されました。」とのことです。

  • この新しいハードウェアをセットアップするために今週の前半に OSM をリードオンリーにしなければなりませんでした。

  • Steve Coast はジオ業界で最も影響力のある5人に選ばれました!

インポート

  • Maning Sambale はロサンゼルスの建物データインポートについて書いています。

OpenStreetMap Foundation

  • HOT運営委員選挙の結果が出ました。当選された方にお祝い申し上げます。

イベント

  • 5月25日から26日にブリュッセルで行われる GeoIoT World で、Roland Wagner と Axel Sommer が、OSM ベースの屋内マッピングOpenStationMap について話をします。

  • 2016年5月20日から22日の期間に開催される SotM フランス 2016 クレルモンフェランのプログラムが公開されました。詳しい情報は OSM フランスのサイトから。(自動翻訳)

  • 5/20,21にイタリアOSMカンファレンスOSMIT 2016がミラノ市で開催されます。これに合わせて、OSMイタリアの事務所が開設されるとのことです(ウィキメディア・イタリアとのシェアオフィス)。場所はこちら

  • SotM 2016 Japan で発表公募が開始されました! 応募は専用ページからどうぞ。

  • ウィキミュージアムというイベントがナポリ市(イタリア)のピニャテッリ邸博物館で開催され、120名の参加者が集まりました。Simone Cortesiによると、このイベントでは、OpenGLAM、オープンデータ、OSMが中心テーマとなっており、編集についての4時間セッションが2コマも行われたとのことです。会場の写真はこちら

OSM人道支援

  • El Telegrafo 新聞はエクアドルでの継続的なマッピング活動についてリポートしています。(自動翻訳)

  • 豪州外務大臣および国際開発・太平洋地域担当大臣が、「太平洋地域人道支援貢献賞」を発表し、HOTが受賞しました。賞金の2百万豪州ドルは、受賞した5団体で分けられます。おめでとうございます。

  • OpenAerealMap で提供されているエクアドルの被災地をドローンで撮影した画像について developmentSEED のブログでリポートしています。

地図

  • ジオキャッシャー PicoKnirpsPicoMaps を公開しました。

  • Chris Koerner は OSM コミュニティとも一緒に議論のできる、ウィキペディアでインタラクティブな地図を使用するための Wiki ページをオープンしました。OSM コミュニティからのフィードバックやアイデアが求められています。Help:Extension:Kartographer のページでは<mapframe>と<maplink>を使用する方法について説明しています。

switch2OSM

オープンデータ

  • Mapbox の Nathaniel Slaughter は「Maki 3」というオープンソースのアイコンとアイコンエディタを発表しました。

Releases

…ご存知でしたか?

  • Harry Wood による "School Edit Tracker"。OSM UK の第一四半期の「学校」プロジェクトに関する記事です。

その他の “ジオ” な事柄

  • OSM と Wikipmapia にどのような違いがあるか、reddit に両者の違いについて書かれています。

  • チューリッヒ市の統計情報を表示する興味深い方法として、バス路線を地理基準とした方法が採られています。この資料を作成したNicolas Kayser Bril は、このプレゼンテーション方法を "geo-line" と呼んでいます。

  • Maps.me はモスクワ人材を求めています。(自動翻訳)

今後のイベント

This weekly was produced by Hakuch, Laura Barroso, Nakaner, Peda, Rogehm, derFred, escada, jinalfoflia, k_zoar, malenki, mgehling, muramototomoya.