19.05.-25.05.2015
マッピング
- mmdさんが、OSM Truck QAマップにMapillaryウィンドウを追加しました。リンク先で操作法が解説されています (English)。Mapillary画像がある黄色いドットをクリックすると表示が可能で、”最高高さ制限” の交通標識もしばしば掲載されています。
- 初心者にも優しいオンラインPOI投稿サービス YAPISでも、写真に対してMapillary画像サービスの正しい位置が表示されるようになりました。
- ユーザ marczoutendijkさん、ミニブログでちょっとしたストーリーを書き続けています。話題は様々で、そのなかにはOSM地図を改善する方法についても触れられています。Part 1は先日公開した weeklyosm #242でも紹介しています。Part 2とPart 3は #243を参照ください。
- Bryce C. Nesbittさんが、amenity=ev_chargingタグを、 amenity=charging_stationに機械的に変更したいと考えています
- Talk-GBのメーリングリストで、ケンブリッジ大学の敷地内に存在している大学施設をどのようにタグ付けするかが議論されています。大学は、彼らの地図のメインコンポーネントとしてOSMデータを利用しており、非常に詳細な情報が掲載されています
- Thorsten AlgeさんがTaggingメーリングリストでh、wikipediaの記事ではなく、wikidataの項目にリンクすることを提案しています。wikidataについての詳細はこちら。また、Harald Hartmannさんによる、OSM現地調査ツールについてのコメントも掲載されています
- ユーザ Werner2101 (Ueberマッパー) が、LibreOffice Calcでマッピングを運営する方法について紹介しています。ちょっとしたマクロですが、とても効果的です
コミュニティ
- Robin Tolochkoさんがマッパソンの運営についてのアンケート調査を募集しています。ニューヨークのSotM USでは彼女のライトニングトークもあります
- OpenCage DataブログでアイスランドのOSMコミュニティが紹介され、世界ではじめての公式 “地域支部” について触れられています
- OSMの成長は止まりません: ここ数週間のうちに50.000人の新しいマッパーが誕生しています (via rza31)
- スイスの Hochschule Rapperswilにある Geometa Labが、OSMタイルサーバの分析について、匿名化したログ・ファイルを公開しています
- OSM.orgが、FacebookとWindows Live認証をつかったログインに対応しました。Google、WordPress、Yahoo、AOLなどをつかったログインも引き続き利用可能です
- John Röskampさんが、ウガンダのNadjje大学で行われたマッピングパーティについてレポートしています
インポート
- ユーザ xunilOSさんが、住所ノードデータのインポートについて考察しています
- ラトビアのRigaのOSMコミュニティが、住所インポートを行いたいと考えています
- ネパールの行政区境データインポートについての議論。Rafaelさんがインポートしようと計画していたデータは、どうやらODbLとのライセンス互換性がないようです
イベント
- 6月6日〜8日、ニューヨークでState of the Map USが開催されます。残念ながらプレゼンのライブ中継はありませんが、イベント終了後にビデオの公開が予定されています
OSM人道支援チーム
- disastermappers heidelberg (ハイデルベルグ応災マッパー)がブログで、ここ数週間の間の活動について記事を書いています
- Kathmandu Living Labsによるプロモーションビデオ
地図
- Oldenburg大学で最近建築が行われた建物の可視化ですが、大学の公式プロモ雑誌 Uni-Info でF4の3D表現が採用されました
- Konrad Lischkaさん: “uMapを使えば、OpenStreetMapを使った美しいインタラクティブ地図が、誰でも作成できます” WeeklyOSM: “まさしくそのとおり!” ではその方法は? ステップ・バイ・ステップのチュートリアルがこちらで公開されています (autoamatic translation)
- OSMの良レンダリングエリア: ベルリン動物園、ハノーバーの “Herrenhäuser Gärten“、ミュンスターの動物園
ソフトウェア
- Mapillaryが、Windows Phoneのアプリを更新しました
- MapBoxが、MapBox Mobile for iOSを公開開始です (以前は “MapBox GL”として公開されていました) (Github-Repository).
- Mapbikプロジェクト (OSM環境で、多数のカード状画像をレンダリングするソフトウェア) が、Mapbik 3の開発に多大な貢献をしたとして、Blake ThompsonさんとJiri Drbalekさんに感謝を表明しています
- OSRMをバックエンドとして利用している経路探索サービス MapBox Directionで、自転車向け経路探索が実装されました
ご存知でしたか?
- ヨーロッパを等時間隔で表現したこちらの地図。例では、ロンドンから電車で各地に向かう際に必要となる所用時間を表現しています。(Ed: もしかしたら、シェフィールドとデルビーの間の路線で頻繁に発生する、牛のせいでの遅延には対応してないのじゃないかと感じています)
その他の “ジオ” な事柄 – 今週は主に企業合併について 😉
- ContinentalがElektrobitを買収しました
- TomTomはひきつづき、Apple Mapsのデータ提供者となるようです
- Wazeが、Android AppのGoogle Mapsに統合されました (English).
- Nokiaの “here 360″で、住所の歴史について深く論じられています
- Verizon が AOL (Mapquestを含む) を買収しました。Brian Timoneyさんが、ジオデータの観点から買収を分析しています
- Mapquestが “OSM”事業部を閉じ、Paul Normanさんを含むOSM開発者を解雇しました。彼らは将来、MapBoxからサービスを購買することになるかもしれません
- Mitula が Lokku を買収しました。OpenCage Dataは独立を継続します。(以前はLokkuに所属していました)
- Philipp KellerbachさんがGarming Edge 1000について記事を書いています。事前インストールされている基盤地図(OSMベース)は “エクセレント” とのこと