10.02.–16.02.2015
マッピング
- Richard Fairhurstさんからのプルリクエスト(マージされたみたいです、うわぁぁ)によれば、iDユーザがつい不注意でリレーションを壊してしまわないようになるようです。これには、talkメーリングリストで提起されたiDについてのよくあるな不満 (およびiD作者からの回答) がきっかけになっています。これは、リレーションのメンバーシップが表示されず、マッパーから見えないようになってしまうという、昔からあるバグが原因です。
- iD 1.7.0、新しいテンプレートとともに公開です。
- この道路標識はどうタグ付けしたらよいでしょうか?
コミュニティ
- Open Geoが、Miataruの作者 Daniel Kirstenpfadさんにインタビューを行いました。
- Harry Woodさんが、wikiのフロントページ (OSMへの特別貢献者の部分) に表示されていた “Lolcat of awesomeness” にお役御免を言い渡しました。
OpenStreetMap Foundation
- 企業会員が増えました
- Hliðskjálfの下部組織である OpenStreetMap á Íslandi (English)が、OSMFの最初の公認地域支部になりました。
- JOSMメーリングリストでサイト管理者の Dirk Stöckeさんが発表したところによれば、josm.openstreetmap.deを公開しているサーバが新しくなったようです。他のメールで、彼は消費通信帯域とSPAMについて言及しています。
OSM人道支援チーム
- “Disastermappers Heidelberg”が、最近のデジタル人道支援の潮流についての話者として、”デジタルジェダイ” Patrick Meierさんについての記事を掲載しています。
- 技術プロジェクトマネージャ Cristiano Giovandoさんが、HOT Summitウェブサイトで使う写真を募集しています。
- Google Summer of Codeや、OutreachプログラムにHOTが参加するにあたって、HOTに対するアイデアがGithubで募集されています。
- “HOT Summit”が、4月30日から5月2日まで、ワシントンDCで開催されます。全文はこちら、スカラーシップの応募はこちらを参照してください。
- HOTチームが、OpenAerialMapプロジェクトを再始動しました。Cristiano Giovandoさんが、サイトの改良をできるひとを募集しています。興味のある方は apply@hotosm.orgまでご連絡ください。
- Heather Lesonさんによる、”人道支援FOSSに参加するための11の方法“
地図
- [1] Danilo Bretschneiderさんが、1月にエッセンで行われたFOSSGISハックイベント (English) で作成した郵便ポストマップ。
- OpenStreetMap.orgに対して、経路探索サービスが3つの外部サイトを利用して実装されました。
- フランス紙 “La Voix du Nord”の編集者が、鉄道のバラス (土台) の建設提案部分がOSMに描かれていることを発見しました。このプロジェクトは当地で議論が巻き起こっており (English) 、公的なものでもありませんが、ジャーナリストは情報を収集し、次なるリークを待ち望んでいるようです。実際のところ、地物は1年もの間間違った場所に描かれており、さらに、タグも railway=construction から railway=proposed へと即座に切り替えが行われました。報道では1日ほど後 (English) 、訂正作業と問題点について、地物を最初に描いたマッパーから説明があった、とのことです。これは、OSMコミュニティのオープンさと対応の素早さについて大きな宣伝となりました。
オープンデータ
- チューリヒの行政区が、電子標高モデル (例: GeoTIFFと大量の点群データ)をCC-BYスタイルのライセンスで公開しました。 (via @swissOSM )
- Open Dataが、デジタル経済を加速させます。ドイツ経済省が、“Informationsweiterverwendungsgesetz” (情報再活用法) の改定を決定 (English) しました。(via: BMWi Bund)
- Mathias Schindlerさん (Julia Reda “Piratenpartei Deutschland” MEPのアシスタント)が、EUからの要請により最低限必要とされる変更について、批判の声を上げています。
ソフトウェア
- OSG-Maps 1.2がリリースされました。
- waypointer.infoはOSMをベースとしたPOI検索ウェブサイトであり、エクスポート機能も実装されています。
- Osm2x3dはWebGLベースの新しいレンダラーで、OSMデータ外の建物データが主な対象となっています。
- #QGIS layer effectへの kickstarterプロジェクトを覚えていますか? ぼやかしやシャドウなどの機能を解説した最新版ビデオが公開されました。 (via: Anita Graser).
- Mapboxの Sajjad Anwarさんによる、iDの任意の地物タイプをサポートするカスタマイズ実装
- JOSMプラグイン開発者はご注目ください! もうあなたのJOSMプラグインは修正されましたか? SVNリビジョン 8024以降では、JOSMのプラグインがランタイムで読み込まれます(つまり、再起動が必要ありません)。ただし、これにはプラグイン側でも調整が必要になっています。
- launchpadでバグ報告されてから4年(!) 、JOSMのバグトラッカーで指摘されてから2年、JOSMとその他の巨大プロジェクトがオンラインで翻訳できるようになりました。やっとですね。
- Dennis (@DoctorD) さんが、経路探索用バックエンドをgithubで公開しました。
- OSMとしてGoogleのSummer of Codeに参加する際の提案の一覧が、OSM wikiで公開されています。これはHOTからの参加とは別に行われています。
- “OSM Jobs”メーリングリストがあったほうがよいですか? Jo Walshさんに聞いてみてください。(議論継続中)
- MapboxのMorgan Herlockerさんにより、Turf 1.4.0がリリースされました。
- Tom MacWrightさんによる Stickshift、こちらもMapboxからリリースです。
- ESRIが、オープンソースプロジェクトを扱う際の “痛み”を学んでいます。 (via: こちらも Tom MacWrightさんから)
- アナウンス: GME2CartoDBは、Google Maps Engine (GME)からのデータマイグレーション用の新しいツールです。 (via @CartoDB).
- Imre Samuさんが、”iDエディタの新機能として、翻訳者が翻訳の誤りを検知するのを楽にする、翻訳品質管理ツールを開発” しています。
その他のジオな事柄
- OSMデータの3Dプリント。
- Mapboxが、OpenStreetMapの改善を半自動で行うツールとして “プローブデータ“を利用しています。
- … 版画によるデータビジュアリゼーションはどうでしょう?