13.01.–19.01.2014
このブログについて
- 私たちの姉妹プロジェクトとして、チェコ語バージョンのweeklyOSMが1月14日から開始されている、と、Wochennotizが報じています。
- フランス語チームからレポートを受け取り始めました。フランス語版の編集、ありがとうございます。
マッピング
- [1] Battlegrid USが再始動しました。
- ユーザ EdLoachさん (Uberマッパー!)が、住所について投稿しています。
- “Tagging” メーリングリストで、“Reverse Vinding Machines(自動販売機型の、資源再利用のための機械)” についてのスレッドがあります。
- ユーザ “Polyglot”さんが、ベルギーの公共交通機関のテンプレートを作成しています。作業方法ワークフローを解説したビデオも公開中です。
- SteveAさんがtalk-usメーリングリストで、カリフォルニア州のトラックシステムにおけるTIGERデータのクリーンナップについてレポートしています。
- HSR Hochschule Rapperswil (スイス)のGeometa Labに所属するStefan Kellerさんが、TagFinderという新しいウェブサービスについて教えてくれました。
タグ定義
- Lukas Schnausさんが、”信号機“に関するタグ提案をTaggingメーリングリストに投稿しています。
- Dmitry KiselevさんがAddrNという提案を行い、”カールスルーエ・スキーマ”の拡張として、addr2: = 2番めの住所、 addr3: = 3番目の住所、を定義しています。Taggingメーリングリストでは他にも2つの議論が行われていますので、参照してみてください。
コミュニティ
- RedditのAMAで行われたSteveさんの質問と回答について、最も重要な部分をZverikさんがまとめています。Steveさんに対するQ&Aについてはslashgeoにも掲載されています。
- OpenSeaMap
- 新フライヤー (印刷用)
- ボートショー “boot Düsseldorf 2015“にて、コミュニティがWinNavとしてOSMといっしょに出展します。
- より詳しいOpenSeaMap情報: geospatialworld.net
- MapBoxが、日本のすべての道路を表現した地図を公開しました。更新が最近であればあるほど明るい色で道路が表現されています。 (via. Twitter)
インポート
- Paul Churchleyさんがimportsメーリングリストで、 Open Charge Map (電気自動車の充電ステーション)からOSMへのインポートが、ライセンス不整合のために断念したほうがよいのでは、と提言しています (CC-BY-SAで明示されている “third-party data imported under their own licenses”のため)。Wikiページと議論ページで詳細が確認できます。
- Clifford Snowさんが、アメリカ西海岸、ワシントン州 Kirklandの建物と住所に対する”コミュニティインポート“を宣言しました。Wikiページも参照ください。
- Frederikさんがimportsメーリングリストで議論がなかったり、深く検証されていない例としてFresnoをあげ、落胆の意を表明しています。
OpenStreetMap Foundation
- OpenStreetMap US Inc. (OSMFの米国地方支部)が IRS “Internal Revenue Service”によって、非営利 (非課税) 組織として認定されるよう活動しています。弁護士からOSM-US理事への助言によれば、ワシントンDC(OSM-USの主たる事業所の所在地)の条例を満たすため、現在の法規から変更することが望ましいとのこと (現法規、新しい定款)。この件についての討議は1月20日まで、talk-usで行われます。
- OpenStreetMap.orgがウェールズ語や、他80の言語・方言で利用可能になりました。 (via @OSM_Tech)
イベント
- OpenRailwayMapに関わる人々が、ドイツのEssenでミーティングをしようと計画しています。
- Stefan Kellerさんが talk-chで行った報告によれば、スイス Postgresカンファレンスが6月25日と26日、Rapperswil大学で開催されるとのことです。発表公募はこちら。
- アナウンスを期待してました? (via @Anonymaps)
- 1月17日、Yaou (Côte d’Ivoire/コートジボワール)でマッピングパーティが開催され、24人が参加しました。航空写真の無いエリアだったため、作業は”昔ながらの”GPSを使った方法で行われました。
- National Internet Week 2014のブースとしてブルキナファソの貢献者がOSMとして出展し、”Civil Society”部門の金メダルを表彰されました。
OSM人道支援チーム
- セネガルとタンザニアで最初のHOTタスクが開始され、アフリカ国立公園と保護地のマッピングが行われています。
- カメルーンの高解像度航空写真が利用可能になりました。HOT-Task #777の作業の際に便利です。
- Pascal NeisさんがMissing Mapsプロジェクト関連の編集を可視化しました。(変更セットに #missingmapsと入力されている編集の可視化を行っています)
- Missing Mapプロジェクトが、”現地勤務メンバー/Field Roster“としての協力者を募っています。
- ユーザ eiridiumさんが、Fingal County Hall (アイルランド、ダブリン北部)で行われた MapLesothoマッパソンの進捗状況を報告しています。
地図
- MapBoxは、先般NASAによって公開されたアフリカ地域の30メートルSRTM標高データを、彼らの地図に追加しました。NASAの説明によれば、南アメリカ、ヨーロッパ地域の大半、太平洋東部のいくつかの島々も範囲に含まれているようです。
- Paul Normanさんが、OSM-Carto (OpenStreetMapの地図で使われている”標準スタイル”)で予定している新しい森林レンダリングのデザインをいくつか並べて表示させています。
- ブラジルの新聞 O Tempoにて、Belo Horizonteにある文化スペースについての記事が公開されています。 (via Gerald Weber)
#switch2OSM
- USAirwaysでは、フライトの航路を表示する際にOSM地図を使っています。
- 現在2000万人の人口を抱えるSão Pauloでは、極度の水不足が発生しています。最大の日刊紙 “Estadão”では、OSM地図の助けを借りて、読者の声を収集しています(他の新聞社は正しいクレジット表記を行っていません!)。“Estadão”の弁明によれば、この地図はLivefyreを使って制作されていると報じられており、コミュニティは活動を続けています。
- スペインのradiotaxi社が、彼らのAndroidアプリでPide Taxi でOSM地図を利用しています。彼らの©表記は正しく行われています。 (via Twitter)
- フランスの有名なスポーツ紙 L’Équipeは、UCI World Tourの地図としてOSMを利用しています(選手の出身国による分類や、レースの行われる場所など)。 via Éric Debeau
ライセンス
- Richard Stallmannさん (Free Software Foundation代表理事)は自らOSM-devメーリングリストに投稿を行い、JavaScriptのライセンスがGPLv2のみなのか、GPLv2+なのかの確認を行っています。
ソフトウェア
- Mapboxがブログで、OSM道路ネットワークにおける小さなエラーの訂正をアルゴリズムを元に検出する方法について解説しています。
- Morgan Herlockerさんと Peter Liuさんによる、JSライブラリ turfを利用したサンプル地図実装。
- Paul Normanさんが、osm2pgsqlをgeos 2.x、3.0、3.1でテストしてくれる協力者を募集しています。
- Severyn Kozakさんがブログで、新しいジオコーダ pediasと、そのインストール方法について解説しています。
ご存知でしたか?
- … Worst of OSM? … いやいや、Best of OSMだってありますよ。
- … live.openstreetmap.fr と Show Me the Wayでは、現在行われているOSM編集をライブで確認することが可能です
- … Martin Raiferさん作、QA-feedsというツールがあります
その他
- Google Directions APIの利用結果はGoogle mapで表示させる必要があると、Karrusselが再度警告しています。
- SequoiaがMapillaryに投資しました。
- この地図で笑う人は地図オタクですね。。。
- Mapillaryのロゴが新しくなりました。
- Open Geospatial Consortium (OGC) が IndoorGML (Indoor Geography Markup Language) のバージョン1.0を公開したと、geoawesomenessがレポートしています。
- Cory Doctorowさんも、OpenStreetMapが私たちに必要な理由を解説しています。