11.11.–17.11.2014
マッピング
- [1] Martin Raiferさんが、”Last Week in OSM“という新しいツールをリリースしました。このツールは、対象の地域で先週実施された編集結果を表示することができます。貢献が古くなると、表示色が暗くなってゆきます。 (via @JLZIMMERMANN)
- 米国林野局のデータがタイルレイヤーとなり、IDやJOSM、PotlatchでOSM上のデータを改良できるようになりました。データには、地表のタイプや品質、重要な地点といったメタデータが含まれています。
- ユーザ Zverikさんが、walking paperツールの改良案を公開しており、改善のアイデアを募集しています。
- ブエノスアイレスで開催されたSotM 2014の成果: talk-latam ラテンアメリカメーリングリストがはじまり、アマゾン川流域のよりよいマッピングを組織しようとしています。
- OpenCage Dataが、アウトドア地図の制作を行っているSplashMaps社の中の人 Davif Overtonさんのインタビューを公開しました。 (via Twitter)
インポート
- Christian Questさんが、オランダの住所データインポートを、OSM品質管理ツール osmoseの機能を使って完了させたというアナウンスがありました。 (via cq94)
OpenStreetMap-Foundation
- Simon PooleさんからOSMF理事に対して、総会へのリクエストが送られています。
イベント
- 英国紙 “The Guardian”が、Missing Mapsプロジェクトについてレポートしています。イベントには80人が参加し、コンゴ民主共和国の都市 Barakaのアームチェアマッピングを行いました。(via Twitter)
OSM人道支援チーム
- Andrew BuckさんがHOTメーリングリストで、OSMデータを使って旅行時間が同じ (等間隔となる) 場所を計算し、表示する地図をWHO (世界保健機関) が作成したとレポートしています。
地図
- これまで“parking.openstreetmap.de”として公開されていた地図は、parking.crite.netで公開されることになりました。
オープンデータ
- 2014年11月14日、メキシコ市の Rancho Electrónico (Red Anillo Surロゴに表示されているラテンアメリカの形にご注目 😉 で、ハッカースペースとマッピングパーティが開催されました。既存の鉱山の位置がマッピングされました。元データはメキシコ経済省 (Mexican Ministry of Economy) から提供されました。
ソフトウェア
- 経路探索ライブラリ GraphhopperがiOSでも使えるようになりました。
- ユーザ Zverikさんが、BigMapの後継として、BigMap2を公開しました。(BigMap2に似た名前にならないよう、発音にご注意ください 😉 ) [directly to the map]
その他
- MapQuest社が、”stranded drivers”のスタートアップであるUrgent.lyのパートナーになりました。 (via washingtonpost)
- OSMベースの地図アプリ MAPS.MEが、Mail.Ru社に買収されました。Mail.Ru社は、ロシアと東欧地域のインターネット業界においてもっとも重要な位置を占める事業者のひとつです。
- Apple社は、iOS8でOSMデータの更新を行おうとしているように見えます。
- Mapillary社が、OpenSfM (Open Structure from Motion)を公開しました。このアプリでは、2次元の平面写真から3Dオブジェクトを計算することが可能です。OpenSfMは、OpenCVをベースにしています。 (via Jan Erik Solem)