週刊OSM 225 – 04.11. – 10.11.2014

04.11. – 10.11.2014

“What’s that?” [1]

トーク、フォーラム、Wiki、ブログ

  • [1]  Tom Hughesさんが新しい機能 “What’s that?”を開発しました。openstreetmap.orgの画面右側に表示されているクエスチョンマークを確認してみてください。新しい機能は Overpass-APIを利用しています。 (via Twitter)
  • Open-Access-Publicationで、Dennis Zielstraさん、Hartwig H. Hochmairさん、Pascal Neisさん、そしてFrancesco Toniniさんの共著により、”Arial Delineation of Home Regions from Contribution and Editing Patterns in OpenStreetMap“が公開されました。この論文では、OSM貢献者がどのようにして参加を始めたのか、異なる方法論を利用して同定を試みています。この情報は、OSMデータの品質を分析するにあたり非常に重要な情報となります。データは現地ローカルの、あるいは外部のマッパーのどちらかから収集されています。
  • ベルギーのコミュニティが、マッパーに対してより多くの脚光を浴びせようとしています。毎月、”今月のマッパー“を選出し、その人へのインタビュー記事を公開しようという試みです。
  • Open Cage Dataブログでまたマッパーへのインタビューがありました。今回はコソボのOpenStreetMapについてです。
  • Skobblerが公開しているJOSM (ダウンロード) のプラグイン Scout Signsでは、速度制限のマッピングをシンプルに行うことができます。ブエノスアイレスで行われた “State of the Map 2014″のプレゼンテーションで、プラグインがどのように動くかが紹介されています。(via Twitter)
  • Field Papersが復旧しました
  • UNMILリベリア地名ノードデータのインポートが完了しました。

オープンデータ& ODbL

  • iTuneアプリケーション hRouting (“Health-Optimal Route Planner”)では、スイス・チューリヒ内における2点間の経路を、環境負荷を基準に計算することが可能です。(via Twitter)
  • スイス・ベルン市のオルソ画像がWMSで公開されました。例えばJOSMでもデータを利用可能です。(via Twitter)

OpenStreetMap-Foundation

OpenStreetMap 人道支援チーム

OpenSeaMap

  • OpenSeaMapがFacebook (ドイツ語) の活動を開始し、水利、経路探索、水深、オープンデータなどに関わるニュースを公開しています。FacebookページはCornelia Channelによって管理されています。

カンファレンス

  • 2015年6月6日から8日、“State of the Map US”が、ニューヨークの国連総本部で開催されることが決まりました。

地図

ご存知でしたか?

  • 仮想地球 Marbleでは、あなたのGPXトラックとOSM地図を重ねて表示することができます。

ソフトウェア

  • Androidアプリ OsmAndのバージョン1.9が公開されました。新しいバージョンで注目すべき追加機能として、公共交通機関の表示マップと経路探索機能の改善が挙げられます。
  • Mm.genは、OSMデータをMegallanにコンバートする新しい試みです。

その他

  • flghtsimに、OSMマッパーにしてWorld2Xplaneの作者 Antoni Wroblewskiさんのインタビューが掲載されています。(World2XplaneはOSMデータをX-Planeに変換するソフトウェアです)
  • ESRIによって、彼らのプロプライエタリなLiDARのフォーマットzLAZが、マーケット内で協力に推進されています。これにより、自由なフォーマットであるLAZが駆逐されます。