23.09. – 29.09.2014
トーク、フォーラム、Wiki、ブログ
- Roland Olbrichtさんが、Overpass-APIのトレーニング素材を公開しました (ドイツ語です)
- スウェーデンのスタートアップ企業 Mapillary が新しい社員の募集として、コンピュータビジョンとアプリケーション開発 (iOS, Android) の知識がある開発者を募集しています。
- 更新が古く、チェックが必要なPOIを発見するために、ユーザ Dotevoさんが新しいサービスを公開しました。サービスでは、POIの更新年代に応じて色分けがされており、チェックを行ったかどうかをマークすることができます (チェックしたかどうかの情報を格納するデータベースはOSMとは別データベースです)。ユーザ Baditaflorinさんも、24の大都市を対象とした同様の仕組みを構築しています。
- Mapboxが、航空写真と衛星画像の準備と処理に関する分野のインターンシップを募集しています。締め切りは 2014年12月31日まで。
- 自転車経路案内を目的とした Cycle Mapping ブックレットが更改されました。OSMコミュニティに新しく参加した初心者マッパー向けにたいへんよい入門書となっています。
オープンデータ & ODbL
- チロル地方が位置情報付きの住所データをCC-BY-SAで提供開始したことを受け、Dietmar Seifertさんが彼のストリートの家屋番号分析とともに登録しました。彼のブログでは、ストリート名称と家屋番号の登録に関する進捗が報告されています。この作業では、チロル地方とノルトライン=ヴェストファーレン州の比較が行われています。
- アフリカ地域向けに30m解像度の標高データが利用可能になりました。
- データライセンス “Deutschland 2.0” がオープンデータライセンスとして認識されるという慶事を受け、Open Knowledge Foundationは、それぞれの国でOpen-Government-Data-licenseを成立させる際に助言を行っていること、そしてその活動をこれからも続けることを明確にしたいと考えています。
- ブレーメン市議会も関与しているアプリケーション “OpenStreetMap in Bremen unterstützen” (ブレーメンのOpenStreetMapサポート)の公開が一ヶ月延期されました。
OpenStreetMap財団
- OSMF-Talkメーリングリストで、OSMF経営における男女比率についての議論が行われています。
- Ilya Zeverevさんが、OSMFがどの程度大きく、力強く、権限を持ち、支配的となるべきかについての議論を開始しました。
OpenStreetMap人道支援チーム
- ヒューレット財団がHOTの支援を開始しました。
地図
- OpenBeerMapでは、あなたの好きなビールの銘柄を選ぶことができます。
- 薬剤師 Jamsed Poonawallaさんは、OSMデータを使ってNotdienstkarteの緊急サービスマップを表示するプログラムを作りました。(チュートリアルも含まれています)
- Mapboxのブログで、鉛筆で描いたような、ハンサムな地図を作成する方法が紹介されています。トリック: まずは手書きで地図を作り、その地図をスキャンして、”line-patern”としてその画像を利用する手法を使っています。
ご存知でしたか?
- … [1] サイエンス・フィクション大好きな Eleanor Lutsさんが開発した地図スタイルはこちらです。
プログラム
- OpenDataポータルでは地図をフィルタとして使っています。
- Aerialyではオンラインツールがいくつか紹介されています。こうしたツールを使うことで、空撮ビデオ(例: ドローンから撮影した画像)を航空写真画像として変換することが可能です。(Twitter経由)
その他
- J.Leventeさんが、GoogleStreetViewのカバー範囲とMapillaryの浸透状況をマップに表現しています。
- Daniel Kerkowさんが、SRTM 3 と ASTER GDEM v2 の標高データの比較をブログで公開しています。
- CartoDBがQGISプラグインとして公開されています。
- ドイツ鉄道はopen-dataを毛嫌いしているようです。彼らは時刻表やリアルタイムデータをGoogleに提供し、これからこちら(Nokia)にも提供をはじめようとしています。私達の見解としては、彼らは十分なデータをまだ提供していません。電車の移動をビジュアライズしたこの例はあまりよいものではないと考えています。