週刊OSM 487

2019/11/12-2019/11/18

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State of the Map Asia 2019 – Dhaka, Bangladesh 1 | © NN

マッピング

  • SelfishSeahorse氏の提案した、明示的に歩行者の通行帯が書かれている道路に対するタグ付けへの投票が行われています。
  • Clifford Snow氏の提案した、駐車場の中で明示的に描かれている歩行者用通路へのタグ付けfootway=access_aisleへの投票が行われています。
  • SelfishSeahorse氏が提案した、階段や歩道と道路を接続するためのタグ付けfootway=linkのステータスが草案から提案済に変わりました。
  • 携帯電話の鉄柱が松の木などに偽装されている場合につけるタグmimics=をEric Theise氏が提案しました。
  • OSMでStravaヒートマップをトレースできるようになりました。このヒートマップは、毎週約800万件アップロードされるというStravaユーザーのGPSトラックから作成されています。
  • 地中に埋設された水道管などの位置を示すマーカーのタグmarker=*承認されました。なおこのタグの導入により、pipeline=markerなどのタグは廃止されることになりましたが、このタグはすでに広く使用されており、廃止には反対の意見もあります。

コミュニティ

インポート

  • 英国の地理および生態保護区SSSIデータのインポートをHenry Bush氏が計画中です。現在英国メーリングリストで議論されています。

OpenStreetMap Foundation

  • OSMF理事会選挙の候補者に対する公式の質問集がMichael Collinson氏によって発表されました。
  • Ian Dees氏はOSMFタイルサーバーの利用にAPIキーを導入する提案し、導入例として彼自身のソフトウェアを紹介しています。ハードウェア寄付が十分でない地域ではタイルキャッシュが過負荷になており、彼はその解決を考えています。しかし、Ian氏のソフトウェアは40以上のキャッシュサーバーを持つOSMFのシステム構成には適していないことをシステム管理者の一人Tom Hughes氏が指摘しています。

イベント

  • GIScience研究所のMarcel Reinmuth氏が、ウガンダでHOTチームに参加したインターンシップについて講演を行う予定です。
  • ブルノ(チェコ)で開催されたState of the Map CZ+SK 2019の発表スライドと動画が公開されています。
  • ダッカ(バングラデシュ)で開催されたState of the Map Asia 2019の様子について、Yeni IRM-RV氏がユーザー日記で報告しています。

OSM人道支援

  • Felix Delattre氏が、HOTのタスキングマネージャーがメンテナンス後に不安定になったことを報告しました。数時間後には安定状態に戻りましたが、不安定なときにはGeoWeekイベントが行われており、多くのマッピングプロジェクトが行われていました。

ライセンス

  • Facebook社は、OSMに道路が書き込まれていない場所の道路データをMITラインセスで公開しました。このデータはOSMのデータを使った機械学習によって検出されたものです。Rory McCann氏はこのデータがODbLの「継承」の条項に該当していないかどうかを尋ねています。

ソフトウェア

  • 公共交通機関のデータ拡充を目指す団体Jungle-Busが、運行頻度interval=*タグを簡単に編集できるツールBusy Hoursを発表しました。他言語への翻訳もできます。
  • スキー場の移動ルートを検索できるアプリSki NaviOS版Android版が公開されました。またブラウザで動くデモ版もあります。開発者のjancellor氏は、OSMのスキー場データとNASAの標高データを使って3D表示ができるようになったことなどをブログで解説しています。
  • PostGISに*.pbfファイルを簡単に読み込めるようにするツールPgOSM をRustProofラボが発表しました。
  • ナビアプリMagic Earthのプライバシー保護度についてInga Pöting氏が検証記事を書きました。以前はFacebookやGoogleへの通信が見られたのに対し、現在のバージョンでは外部との通信が確認されず、プライバシー保護度は高まっていると結論付けられました。なおこのアプリはOSMデータを使っています。

プログラミング

  • HaberはOSMのデータをPostgreSQLにインポートしたときの手順を公開しています。

リリース

  • OSM編集ソフトMerkaartorが久しぶりのバージョンアップです。更新内容はバグ修正が主ですが、開発が終了していたわけではないことが分かって一安心です。開発者のKrakanos氏に感謝。
  • オフラインマップアプリOsmAndのAndroid版がバージョン3.5になりました。設定画面などが改善されています。ちなみにOsmAndはスキールートにも対応しているので、スキーに行く計画の方はぜひどうぞ。
  • データ収集サービスKoBoを使って地域の医療情報等を収集する方法についてMissing Mapsが解説動画を公開しました。また概略説明pdfもあります。

ご存知でしたか?

メディア掲載

  • パラグアイのNGO団体TEDICがOSMを紹介するブログ記事を掲載しました。

その他の “ジオ” な事柄

  • Dan Cookson氏はオープンデータを活用して英国で新しくつくられた郵便番号のマップを時系列的に表示する動画を作成しました。郵便番号の広がりは、居住エリアの広がりと一致しているとみてよいでしょう。
  • Joaquin Beltran氏がノルマンディー上陸作戦の進行状況を地図のアニメーションで表現しています。
  • 第17回災害対応・管理情報システム国際会議ISCRAM 2020が2020年5月に米国で開催されます。発表の締め切りは12月6日です。
  • スマホのナビアプリにランドマーク画像を表示すると、GPS信号が弱い場合などの条件下においては、ナビの補助になることがスウィンバーン工科大学の研究で明らかにされました。
  • ルートデータを管理しGPS機器に登録するアプリQuoVadisは、QV7からバージョンが上がってQVXになりました。
  • 1985年のアイルランドでの地図作成の様子を写したニュース映像です。
  • Joe Morrison氏は、オープンソースソフトウェアがESRIの事業を食いつくしてしまうのではないかとツイートしましたが、考えを改め、ブランディングなどの理由からESRIの事業に大きな影響はないと結論しました。
  • 1700年代から現在までのモスクワの建物建設の変遷を表示するインタラクティブマップが StrelkaMag掲載されています。1917年のボリシェヴィキ時代、1960年のフルシチョフ時代に特徴的な傾向が表れています。
  • ロシアの地図サービスYandexは、1年ほど前にMapillaryのようにユーザーがストリートビュー画像を投稿できる機能が追加されましたが、投稿された画像が閲覧できるようになりました。右上のメニュー(自動車とカメラのアイコン)で表示できます。

まもなく開催

場所 名称 開催日
ソルトレイクシティ OSM Utah Mapping Night 2019-11-26 united states
Rémire-Montjoly Réunion mensuelle OSM Guyane 2019-11-26 france
チューリッヒ Missing Maps Mapathon Zürich 2019-11-27 switzerland
デュッセルドルフ Stammtisch 2019-11-27 germany
Singen Stammtisch Bodensee 2019-11-27 germany
キルケニー Kilkenny Mapping Event 2019-11-30 ireland
ナント Participation à « Nantes en sciences » 2019-11-30 france
イヴレーア Incontro Mensile 2019-11-30 italy
トロント Toronto Mappy Hour 2019-12-02 canada
ジリナ Missing Maps Mapathon Žilina #7 2019-12-02 slovakia
ブダペスト OSM Hungary Knowledge Sharing Meeting 2019-12-02 hungary
ロンドン Missing Maps London 2019-12-03 united kingdom
シュトゥットガルト Stuttgarter Stammtisch 2019-12-04 germany
シュトゥットガルト Stuttgarter Stammtisch 2019-12-04 germany
ボーフム Mappertreffen 2019-12-05 germany
サンホセ Civic Hack & Map Night 2019-12-05 united states
Ulmer Alb Stammtisch Ulmer Alb 2019-12-05 germany
ドルトムント Mappertreffen 2019-12-05 germany
ディーニュ=レ=バン Soirée spéciale OpenStreetMap 2019-12-05 france
ベオグラード OSM Serbia Meetup 2019-12-07 serbia
AoA and other changes Voting on OSMF board elections 2019-12-07-2019-12-14 world
Grande Região Nordeste Mapeia Nordeste 2019-12-07 brazil
台北 OSM x Wikidata #11 2019-12-09 taiwan
ソルトレイクシティ SLC Mappy Hour 2019-12-10 united states
ハンブルク Hamburger Mappertreffen 2019-12-10 germany
Viersen OSM Stammtisch Viersen 2019-12-10 germany
マンハイム Mannheimer Mapathons 2019-12-12 germany
ミュンヘン Münchner Stammtisch 2019-12-12 germany
ナント Réunion mensuelle 2019-12-12 france
ベルリン 138. Berlin-Brandenburg Stammtisch 2019-12-13 germany
ベルリン DB Open Data XMAS Hack 2019-12-13-2019-12-14 germany
リューネブルク Lüneburger Mappertreffen 2019-12-17 germany
ノッティンガム Nottingham pub meetup 2019-12-17 united kingdom
ケープタウン State of the Map 2020 2020-07-03-2020-07-05 south africa

Note: ここであなたのイベントを見たい場合は、カレンダーにそれを 入れてください。そこにあるデータのみが、週刊 OSM に表示されます。 カレンダー 内で都市や国に言及するのを忘れないでください。

This weeklyOSM was produced by Nakaner, NunoMASAzevedo, Rogehm, SK53, Silka123, Guillaume Rischard (Stereo), SunCobalt, TheSwavu, derFred, k_zoar, muramototomoya.

One thought on “週刊OSM 487

  1. Jez Nicholson says:

    BTW did you notice that the Irish flag that displays in the events list has been broken for some time?

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