2021/02/16-2021/02/22
[Actual Category]
- 記念すべき1億回目の変更セットはLamine Ndiaye氏によってアップロードされました。おめでとうございます! 彼は2013年からマッパーとして活動しており、2017年にはOSM大賞の候補者に名を連ねています。1億回目前の変更セットの増加グラフもご覧ください。
マッピングキャンペーン
- 国連マッパーズは、中央アフリカ共和国(CAR)の地形図を作成することを目的にマッピングプロジェクトをスタートさせました。このプロジェクトは、CARの、特にバンガスー地域に平和を確保するための支援活動に活用されます。
マッピング
- ドイツおよびオーストリアの自然保護区域マッピングが進められており、閲覧マップが作成されました。またこのマッピング活動がxctrailsで紹介されました。
- quilkin氏が、OSMに登録された最も長い道路ウェイについてOSMフォーラムで尋ねました。これまでの回答によると、462kmの長さがある、オーストラリアのバーズビル・トラックの一部が最も長い単一ウェイの道路だと思われます。
- Mateusz Konieczny氏は、OSMに登録されているWikidataタグの品質評価を行い、エラーレポートを公開しました。
- 下記のタグが提案されており、意見を募集中です。
place_of_worship=holy_well
: 聖なる井戸。カトリック教徒が井戸の守護聖人を年に一度祝う、「聖水」を汲む、コインなどを奉納する、といったことが行われる場所です。natural=shrubbery
: 装飾的に使用される低木や潅木。cash_in:*, cash_out:*
: ATMや自動販売機で硬貨や紙幣が使えるかを指定する。
- 次の提案に対して投票が行われています。
- 次の提案に対する投票が終了しました。
- 車線を譲るための地物へのタグ付け提案
wait=*
は、賛成7票、反対9票、棄権0票で否決されました。
- 車線を譲るための地物へのタグ付け提案
コミュニティ
- Paul Norman氏は、OSMFコミュニティ調査の国ごとの回答数と、アクティブマッパー数で分布図を作成し、簡単な考察を行っています(1,2)。日本はマッパー数の割に回答数が少なかったようです。
- Rory McCann氏は、2021年1月に行ったOSM活動をまとめています。
- Kai Schröter氏らは、OSMの建物データが洪水被害のモデリングに有用かどうかという論文を発表しました。
- Rabin Ojha氏は、ネパールにおけるOSMの動向について紹介しています。
OpenStreetMap Foundation
- PierZen氏は、OSMFのコミュニティ調査の回答から、多様性と包括性委員会と行動規範に関する回答を紹介しています。
- OSMF理事のGuillaume Rischard(別名Stereo)氏は、OSMFコミュニティ調査の回答から、理事会が取り組むべき事項の優先順位に関する回答についてまとめています。
地方支部ニュース
- 1月に開催されたオンラインイベント、FOSSGIS-Updateの動画が公開されました。
- OSM USは、craigslistが5年間に渡って提供している寄付に対して感謝の意を示しています。
イベント
- Marco Minghini氏がState of the Map 2021でのアカデミックトラックの発表者募集のアナウンスをしました。申し込み期限は3/5です。
- 英国GIS研究所GISRUK所長のPeter Mooney氏は3月25日にオンラインセミナーを開催します。講演ではOSMとナレッジグラフの統合に関する研究が紹介される予定です。
OSM人道支援
- NPO団体HOTとOpenMap Development Tanzania (OMDTZ)は共同でタンザニアでのマッピング活動を支援する投資活動を開始します。
- NPO団体HOTは、OSM地域コミュニティの支援方法を検討するため、Regional Hubsと協議する予定です。
地図
オープンデータ
- インドでは地理空間データの作成や利用に厳しい規制がかけられていましたが、その規制が緩和されました(1, 2)。OSMマッパー等からも歓迎の声が上がっています(1, 2)。また規制緩和がもたらす影響に関する記事も公開されています。
リリース
- ネイティブでの点群サポートなどの機能を備えたQGISバージョン3.18がリリースされました。
メディア掲載
- Bloomberg CityLabは、「地図のウィキペディアの内部では企業の影響力を巡って緊張が高まっています」というタイトルで、OSMのマッピングにおける企業の影響について報告しています。
- Jonah Adkins氏がFacebookで使われている地図について記事を書いています。
その他の “ジオ” な事柄
- Andrew S.Merdith氏(リヨン大学)らは、プレートテクトニクスのシミュレーションモデルを論文で発表しました。このモデルでは過去10億年にわたる地球全体のプレートの動きを説明することができます。
- Appleデバイスを持っていないけどAppleマップを見る方法。
- インド宇宙研究機関ISROとマップデータプロバイダMapmyIndiaは地理空間データの整備を共同で進めることを発表しました。
- 近所の騒音や迷惑行為を登録できる日本向けのマップ「道路族マップ」がGardian紙で取り上げられました。東洋経済で取り上げられた記事もあります。
- 最も正確な平面の世界地図を作る方法。紙の裏と表を使います。
- Natural Earth(無料の地図データを提供するサイト)に対し、台湾を中国の一部に変更するよう要請がありました。要請に対応するため、次期バージョンでは各国それぞれの視点で見た国境表示に設定する機能がつきます。
- ArcGISのニュースページで、OSM Daylightマップ(OSMオリジナルデータに他データの追加やエラー修正を施したもの)は改良が進められていることが言及されています。
まもなく開催
‘
Note: ここであなたのイベントを見たい場合は、カレンダーにそれを OSM Kalender 入れてください。そこにあるデータのみが、週刊 OSM に表示されます。 カレンダー 内で都市や国に言及するのを忘れないでください。
This weeklyOSM was produced by Nordpfeil, rogehm, SK53, TheSwavu, anonymus, k_zoar, muramototomoya.
Das Hauptfeature der Apple maps app, realistische 3D-Karten mit mehreren Detailstufen und Texturen, ist über DuckDuck allerdings nicht verfügbar.