週刊OSM 600

2022/01/11-2022/01/17

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週刊OSMが600号に達しました [1] | © MatthiasMatthias | map data © OpenStreetMap contributors

速報

  • ドロシー・カザジ氏は、次のOSMF理事会を2022年1月27日木曜日の13:00 UTCに実施すると周知しました。このメールには、議題などの有益な情報が多く含まれています。

私たちについて

マッピングキャンペーン

  • ユーザのCristoffsは、ポーランドのAEDマッピングのイニシアチブについて報告 (pl) > jaしています。マテウス コニエチュニさんは、wikiページに整理しています。

マッピング

  • 中国でケンタッキー・フライド・チキンの店舗名をNSI(name-suggestion-index)基準で統一する機械的編集が実施されました。Supaplex氏はユーザ日記で、変更セットが大きすぎてOSMChaなどの品質管理ツールが機能せず、台湾内の店舗まで編集されてしまったおそれがあると批判しています。
  • redsteakraw氏は、OSMには店舗情報の整備が不足していると考えており、その解決のためには(1)店舗追加に特化したエディタ、(2)古くなった店舗を自動削除する機能、(3)一時的なイベントを表示するレイヤ、が必要と考えています。
  • Clifford Snowさんは、nominatimQAツールは、建物や住所のインポートの準備作業に非常に役立つことに気付きました。
  • Mannivu氏は、JOSMからwikipedia等の外部サイトを開くカスタムリンクを作る方法を解説しています。
  • 先週の週刊OSMで、Mateusz Konieczny氏がエディタ使用統計データをまとめた記事を紹介しました。G1asshouse氏はこの記事へのコメントで、StreetCompleteエディタが過剰なタグを生成する問題を指摘しています。
  • 下記のタグ提案で意見を募集中です。
  • 大使館のサブタグとしてembassy=embassyを廃止してembassy=yesに置き換える提案が投票実施中です。締め切りは2月2日です。

コミュニティ

地方支部ニュース

  • OSM米国の役員選挙が2月に実施されます。

イベント

  • HOTはタンザニアでOSMを政策立案に活用しているNeema Lugangia氏(国会議員)にインタビューを行いました。
  • HOTはJOSMの高度な使い方を教える講座を継続的に実施しています。

OSM research

  • Yair Grinberger氏らは、OSMを学術研究に使用している研究者が、OSMコミュニティにどのように関与しているのかを調査した学術論文を発表しました。

地図

オープンデータ

  • ルート検索ツールGraphHopperが、世界各地の道路交通情報オープンデータを集めています。OSMで渋滞を回避するルート検索ができるようになるかもしれません。
  • スコットランド国会図書館は、18,19世紀の古地図から地名や道路のデータを集めるためのボランティアを募集しています。集めたデータはオープンデータとして公開される予定です。

ソフトウェア

  • call-me-mattは、OpenStreetMapの毎月の変更数を監視できるテレグラムボットを作成 しました。ボットは、指定したマッパーの編集数が一定数に達した場合に通知します。テレグラムメッセンジャーをおつかいならば、試してみてください。
  • オランダのマッパーであるTauvicRは、共同で地域の地図を作成することで、地域の課題を見つけ出し、住民投票による課題解決につなげることを目的とした BuurtKaartプロジェクトについて書いて (nl) > jaいます。

プログラミング

  • Amandaはrustで書かれたコマンドラインのソフトウェアanglossaxonを公開しました。このソフトウェアは、大きなXMLファイルを、CSVなどの他の形式に変換できます。このツールを使うと、OSM変更セットのダンプファイルなどをCSVに変換できます。他のDOMベースのツールでは、非圧縮ダンプファイルが大きすぎて処理できないのです。これは朗報です。

リリース

  • Opensnowmap は、すべての piste:type リレーション をルーティング可能にするPGroutingを備えた新しいルーティングエンジンを実装し、リフトとウエイの方向や、アクセスタグが考慮されるようになりました。
  • osm2pgsql 1.5.2 が リリースされました。
  • OrganicMaps 2022.01.15がリリースされました。主な機能は、更新された地図、ルーティングと検索の修正、翻訳の改善です。

ご存知でしたか?

  • … Sarah Heidekornはブログシリーズ‘How to become ohsome’-blog seriesの第11部について報告して います。新しい投稿エンドポイントの導入により、ユーザーはOpenStreetMap内のオブジェクトの新しい作成、ジオメトリまたはタグの変更、および削除を追跡できます。
  • Historic Placeは世界遺産などの歴史的POIを表示する地図です。日本語を含め12か国語に対応しています。
  • オープン・ビール・マップはクラフトビール提供店やビール工場を表示する地図です。
  • Leigh Dodds氏が開発したウェブサイトOverpass queriesでは、レッスン形式でOverpassを使った検索方法を学習することができます。
  • Verkehrszeichen Toolでは、ドイツの交通標識画像を選ぶと、適切なOSMタグを表示します。

その他の “ジオ” な事柄

まもなく開催

場所 名称 Online 開催日
Bremen Bremer Mappertreffen (Online) osmcalpic 2022-01-24 flag
Grenoble Rencontre mensuelle du groupe OSM Grenoble osmcalpic 2022-01-24 flag
OSMF Engineering Working Group meeting osmcalpic 2022-01-24
Hoeselt Rode Kruis Mapathon – Hoeselt osmcalpic 2022-01-25 flag
City of Nottingham OSM East Midlands/Nottingham meetup (online) osmcalpic 2022-01-25 flag
Düsseldorf Düsseldorfer OpenStreetMap-Treffen (Online) osmcalpic 2022-01-26 flag
OSM Utah Highway Classification Documentation Sprint osmcalpic 2022-01-27
Missing Maps online Mapathon des DRK osmcalpic 2022-01-26
Decatur County OSM US Mappy Hour osmcalpic 2022-01-27 flag
[Online] OpenStreetMap Foundation board of Directors – public videomeeting osmcalpic 2022-01-27
Bogotá Distrito Capital – Municipio Reunión Trimestral OSM-LatAm osmcalpic 2022-01-29 flag
HOT Training Webinar Series: Advanced JOSM editor osmcalpic 2022-01-29
Amsterdam OSM Nederland nieuwjaarsbijeenkomst (online) osmcalpic 2022-01-29 flag
Town of Claremont Social Mapping Sunday: Claremont osmcalpic 2022-01-30 flag
京都市 京都!街歩き!マッピングパーティ:第29回 鹿王院 osmcalpic 2022-01-30 flag
Milano Mappy Birthday OpenStreetMap Italia! osmcalpic 2022-01-30 flag
Ville de Bruxelles – Stad Brussel Virtual OpenStreetMap Belgium meeting osmcalpic 2022-01-31 flag
Greater London Missing Maps London Mapathon osmcalpic 2022-02-01 flag
San Jose South Bay Map Night osmcalpic 2022-02-02 flag
Berlin OSM-Verkehrswende #33 (Online) osmcalpic 2022-02-01 flag
Landau an der Isar Virtuelles Niederbayern-Treffen osmcalpic 2022-02-01 flag
Lyon EPN des Rancy : Technique de cartographie et d’édition osmcalpic 2022-02-05 flag
Washington MappingDC Mappy Hour osmcalpic 2022-02-09 flag
OSM Utah monthly meetup osmcalpic 2022-02-10
Michigan Michigan Meetup osmcalpic 2022-02-10 flag
Bochum OSM-Treffen Bochum (Februar) ONLINE osmcalpic 2022-02-10 flag
Berlin 164. Berlin-Brandenburg OpenStreetMap Stammtisch osmcalpic 2022-02-11 flag

Note: ここであなたのイベントを見たい場合は、カレンダーにそれを OSM Kalender 入れてください。そこにあるデータのみが、週刊 OSM に表示されます。 カレンダー 内で都市や国に言及するのを忘れないでください。

This weeklyOSM was produced by Nordpfeil, RCarlow, Strubbl, TheSwavu, derFred, miurahr, muramototomoya, s8321414.

4 Replies to “週刊OSM 600”

  1. So you assume every edit with Rapid has used AI? AFAIK, the Rapid editor is just a fork of iD and it is possible to add map changes, which are not supported by AI. I am not 100% sure, but if i remember correctly instead of iD the default editor for employees of FB or Amazon is also Rapid.