2023/06/13-2023/06/19
速報
マッピング
- CactiStaccingCraneさんが、ベトナムでマッピングする際に知っておいたほうがよい事項をまとめています。
- Friendly Ghostさんは、OSMに商売の宣伝情報を載せているデータを探して対処しています。
- 米国やカナダでは、悪天候時などに使用する迂回路が指定されています。Longhorn256さんは、ペンシルベニア州(米国)の迂回路(
type=detour
)リレーションデータの作成を進めています。
マッピングキャンペーン
- [1] スイスの街角には卓球台がいくつも設置されています。OSMスイスは、6月のマッピングテーマとして卓球台のマッピングを進めています。結果は随時ダッシュボードでまとめられています。
- sahilisterさんは、デリー市(インド)でマッピングパーティーを開催しました。6名が集まり、大通り沿いのマッピングを行いました。
コミュニティ
- Brian Sperlonganoさんは、OpenStreetMap・アメリカーナプロジェクトでオープンソースコミュニティを構築した経験を公開しています。
- HOTコミュニティストラテジスト兼リサーチリードであるルーベン・マーティン氏は、2017年から2022年のOSMマッパー活動に関する一部の国の分析データを共有しました。さらに分析をすすめていくそうです。
- State of the Map US 2023イベントで発表されたプレゼンの資料が公開されました。
OpenStreetMap Foundation
- ダブリンとアムステルダムのデータセンターにある、OpenStreetMapのネットワーク基盤が更新されたと、ギヨーム・リチャードさんから報告がありました。
- OpenStreetMapオペレーションチームにより、OpenStreetMapサーバの帯域幅が改善したということです。最近、アップリンク転送速度が1.77 Gbit/sに達し、これまでの最速記録を樹立したということです。
イベント
- FOSS4G Conference 2023は、6月26日からコソボのプリズレンで開催されます。HeiGITのChristina LudwigとMarcel Renmuthが、openrouteserviceに関連するワークショップをリードする予定です。
教育
- Branko Kokanovic氏は、BRouterとStravaのヒートマップを使って、自転車やハイキングツアーに最適なルートを作る方法を説明するビデオを録画しました。詳細については、OSMダイアリーを参照するか、記録されたハウツービデオを直接参照してください。
- HeiGITとドイツ赤十字社(DRK)は、大学の修士課程で人道支援のための地理情報に関して研究する学生を募集しています。トピックは、GISベースの空間解析を使用した移動式市民保護ケア施設のサイト分析です。OSMの使用経験がある人が望ましいということです。
OSM research
- Philipp Weigellは、ニッチなタグを使用したデータの質に関する研究を発表しています。
オープンデータ
- Overture Maps Foundationは、データスキーマ および ユーザーレベル実体参照システム について説明するドキュメントをリリースしました。現在、コミュニティのフィードバックと意見を求めています。
ソフトウェア
- NorthCrabは、OSM内の公共交通関係の編集プロセスを簡素化するツールであるOSM Relatifyを作成しました。NorthCrabはあなたのフィードバックを求めています。
- OpenPlaceReview管理チームは、2023年6月15日にサービスを終了したと発表しました。今後3ヶ月間は、パブリックドメインのライセンスの下で収集されたデータを公開するそうです。
- HeiGITは、OSM Element Vectorisation Tool(OEV)のバージョン1をリリースしました。
プログラミング
- Jacob Kackleyさんは、近くの公共施設への歩行者アクセスがあるロサンゼルス市の住宅地の分析を実施しました。この分析結果は、市内の居住地の推定に使用する予定です。
ご存知でしたか?
- とても役にたつ switch2osmをごぞんじでした?
メディア掲載
その他の “ジオ” な事柄
- Heide.deによると、米国地質調査所が火星の デジタル地形モデル データと衛星画像を公開したということです。このデータは、2006年から進行中の火星偵察オービター(MRO)ミッションから収集されました。
- Simon Großらは、「(迅速な)被害評価のためのクラウドソースツールとしてのMapSwipeの調査:2021年のハイチ地震の事例」という論文を書きました。これは、オランダのデルフトで開催された第26回AGILEカンファレンスで発表されました。事前評価ステップとして、Mapswipeは画像タイルをつぎの画像に分類するために使用されています。
- 建物の損傷がわかるもの
- 品質のひくい衛星画像
まもなく開催
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