週刊OSM 269

9/8 – 9/14 2015

Africa Year of edit [1]

マッピング

コミュニティ

  • [1] Ramani Huriaさんが、アフリカ地域におけるOSMの成長を 2013年から 2015年まで表現する “Year of Edits“を公開しました
  • ブラジルのユーザ MeisterLampeさんがしあわせを感じています。彼が引っ越した南ブラジルのBlumenauでは、GoogleよりもOSMのほうがよくマッピングされています。しかしながら、建物や建物の住所番号がまだ入力されていませんでしたので、彼はより詳細なマッピングのプロジェクトを立ち上げ、コミュニティによる支援を要請しました (post in German – automatic translation to English).
  • baditaflorinさんが、世界でPOIの数が多い都市トップ25、を公開しました。カウント方法についてはコメント欄を参照してください
  • SK53さんが、GoogleがOpenStreetMapを所有することになったら、という思考実験のチャンネルについてレポートしています
  • オランダのコミュニティが、オランダ国内の公共交通機関データと、nvloketデータの比較について議論を始めました。多くのデータが、古い標準の記述のままのようです
  • Pierre-Yves BerrardさんがBanoのレンダリングで、実用的と言うには程遠いレンダリングがされている地域を見つけました。Christian Questさんが調査し、これがバグかどうかを判断するとのことです。また、別の方法でレンダリングを行うことを提案しているひともいます (via talk-fr)
  • OpenStreetMapについてどれだけのことを知っていますか? OpenStreetMapクイズはこちらです
  • アメリカ合衆国・ピースコープは、現在実施している140人の生徒によるパイロット事業のマッピングプログラムを、アメリカ全土に広げようとしています
  • ベルギーの今月のマッパーは、 Vincent Vaneykenさんです
  • AgroTICの学生が、ジオグラフィ・モジュールの一環としてOpenStreetMapの改良を行いました。今年の活動のフォーカスは、Gignac (34) の車椅子利用者のアクセシビリティについてです。昨年はMapillaryの写真撮影にフォーカスしていました (via René-Luc D’Hont on talk-fr, automatic translation)
  • アジア財団 (TAF) が、フィリピンの Damaguete地域を対象にしたOSMワークショップを開催しました
  • Stefan Kellerさんが “Geohashing”のWikiページを作成しました。Geohashingは、ウェブコミック xkcdにインスパイアされたアウトドア活動です。Google MapsはGeohashingをよく利用しますが、ゲームの中での “成果” には、OSMへの貢献をあらわす OSM-Achievementが多く含まれます
  • Anonymapsさんが、アメリカ国内で付与されているref番号だけが与えられたデータに意味が無い理由を解説しています
  • Daniel KoćさんがTalkメーリングリストで、openstreetmap.orgの”メインページ”に表示されているプロジェクトの目的、について質問しています。彼は Githubを使った uMapライクな機能を提案しましたが、リジェクトされました。このトピックにおける議論には、Steve Coastさんも参加しています

インポート

OpenStreetMap Foundation

  • OpenStreetMap US理事選挙が、2015年10月12日〜18日に行われます。現在の理事長 Alyssa Wrightさんが、OpenStreetMap US理事選挙に参加したほうがよい理由について説明しています

イベント

OSM人道支援

  • 国境なき医師団のGuidoさんが、南スーダンにおけるHOTとMissing Mapsの活動に賛辞を捧げ、感染症分析研究家としての彼の仕事にマッピング活動がいかに重要であるかを解説しています
  • Missing Maps Projectに参加するユーザ Athaikdinさんがジンバブエとバングラデシュでのマッパソンについてブログ記事を公開し、高解像度の衛星写真があったとしてもなお遠隔マッピングが難しいことについて触れています

地図

  • Daniel KoćさんがTalkメーリングリストで、Wikimedia Mapsのベータ版について言及しています
  • Luis Dingerさんがマンハッタンやその他の地域の素晴らしい3D画像を、OSMやその他のデータソースとCinema4dを使って作成しました。不幸なことに、Guardian誌ではこの地図のソースが “GoogleのOpenStreetMap” だと記事になってしまっています
  • Enjalotさんが、様々な地図投影法 (メルカトル図法の効果で “本当の大きさ” がどれだけ歪んでいるかについてはこちら) でのインタラクティブな地図のウェブアプリについて投稿しています
  • JBさんが、La Chaine des Puyの登山経路を表現する新しいトポグラフィックなレンダリングを公開しました (PDF注意)。作成に使用したプログラムもこちらからダウンロード可能です (tutorial included).
  • After publication of a contested map which displayed refugee camps resulted in strong controversies, the Hessische Rundfunk displays a very positive example of helping refugees using the map project “People Like Me – Gemeinsam für Flüchtlinge”.
  • MapboxのAlex BarthさんがTalkメーリングリストで、beta.mapquest.comは、USAとカナダ、メキシコ地域ではTomTomデータ、その他の地域ではOSMを使っている、ということを突き止めたと発言しています (MapQuestが地図サービスにMapboxを使うようになって数週間経っています)

オープンデータ

ソフトウェア

その他の “ジオ” な事柄

  • Spiegel Onlineで、最近のGalileoの状況として、新しく2期のGalileo衛星: AlbaとOriana、の打ち上げが成功したことが報じられています。打ち上げについてはHeiseでも報じられています
  • BBC4が、英国測量機関 Ordnance Surveyについてのドキュメンタリを作成しました。Ordnance Surveyでもブログに記事が掲載されています。番組の英国外向け公開は来月実施予定です
  • オランダ在住の19歳が作成した、シリア内戦をあらわすこの地図は非常に素晴らしく、CNNでも活用されています
  • CartoDBが、シリーズBのファンディングとして23,000,000米ドルの調達に成功しました
  • セキュリティ・コンサルタント Rüdiger Trostさんが、Androidアプリ HelpHelp2リリースしました。このアプリでは、難民への寄付金を行える場所がGoogle Maps上に表示されます
  • TomTomがRoadDNAをローンチしました。この製品は、自分で車を運転する技術をより多くの技術者に届けることを目的としています
  • Appleが1日に49もの特許を新規に申請しました。そのうちの1つは3Dマッピングに関するものです
  • Geoawesomenessが、マッピング用バンのなかで行われているAppleのマッピング活動について、鋭い意見を述べています