週刊OSM 270 – 15.09.2015-21.09.2015

15.09.2015-21.09.2015

Night life map developed by Lisa Stolz in her Bachelor thesis. [1]
Night life map developed by Lisa Stolz in her Bachelor thesis. [1]

マッピング

  • Ahmedさんが、Grass & Greenプロジェクトの現況とその狙いについて解説しています
  • Taginfoを活用すると、ナンセンスな事柄がいくつも発見できます。例えば Simon Pooleさんが指摘する yes=no タグとか
  • Badita Florinさんが、1つのオブジェクトに対して100以上のタグをもつPOIがいくつあるのか、計算しました。その多くは、灯台データのようです
  • Martijn van Exelさんが手掛ける “U.S.の鉄道踏切修正” チャレンジに新しいタスクが追加され、修正の依頼が行われています (via @mvexel, @maproulette)
  • MapRouletteの新しいチャレンジを作りたいけど、Pythonはほとんどわからない。。。そんなあなたでも、MartijnさんのMapRoulette APIラッパー・ガイダンスを読めば簡単にチャレンジが作れます (via @maproulette)
  • Thomas Hillsさんが、新しいマッパーに操作を教えたり、彼が行うガイダンスのプロセスを簡略化することがたいへん難しい、という経験について、解説を行っています

コミュニティ

  • GaiaGPSが、GPSの軌跡をアップロードし、それを活用してデータを改善する方法のチュートリアルを書きました。以前のブログ記事では、アカウントを作る理由と方法について解説されています
  • Elliott Plackさんが、米国 バルチモアで行われたいくつかの破壊行為 (データの削除や、TV番組のフィクション情報) についてレポートしています。ユーザはDWGによってブロックされましたが、別のアカウントを作ってログインし、破壊行為を(2回)継続しています
  • Daniel Koćさんが、よりよいレンダリングを行うために、”歩道/footway”のタイプを区別する全く違った観点からのアイデアを提案しています
  • Python Argentina “Argentina en Python” が、AndroidのOSMTrackerを使って大量のデータを収集しましたが、彼ら自身ではすべてのデータを処理しきれないようです。彼らはウェブサイトとDropboxアカウントを作成し、コミュニティに対して、彼らが収集したGPSトラックと音声記録、ビデオをもとにデータをマッピングしてくれるよう協力を求めています

インポート

  • Imre Samuさんがtaginfoを使って奇妙なインポートの痕跡を見つける方法についてプレゼンしました

イベント

OSM人道支援

  • 米国赤十字に所属する Drishtie Patelさんと Dan Josephさんが、ケープタウン近郊の町で行われた彼らの活動報告を行っています
  • カリフォルニアで発生した山火事に対応するため、カリフォルニアの道路と構造物のマッピングが行われています
  • タンザニアの道路ネットワークの充足を行うため、HOTはJOSMマッパーの協力を求めています

マップ

switch2OSM

  • Stravaが、Google Maps (Street Viewを含む) からMapboxにスイッチしました。何人かのプレミアム会員からは “不満が残る“と言われています。しかしながら、不満の多くはOSMに由来するものではありません。衛星写真の粗さや、ストリートビューの欠落が主原因のようです。思い出して欲しいのは、この不満の多くはGeocaching.comがGoogleからOSMにスイッチした時の変化と同様だ、ということです

オープンデータ

  • Timo Thalmann hopes to start a discussion about the definition of public tasks in the field of state GIS data. (automatic translation)

ソフトウェア

  • OSM BuildingsがWebGLについて語っています (Demo)
  • 現在クローズドベータ期間中である新しいMapbox Studioでは、エキスパートとビギナーの両方に対応しています。地図の要素が、ポイントとクリックから簡単に変更できるようになりました
  • Basecamp for Windows 4.5.2がリリースされました
  • OSRM version 4.8.0がリリースされました。バグフィックス・リリースの 4.8.1が9月20日に公開されています
  • Leaflet本体に含まれない投影法をサポートする Proj4Leafletが、専用のプロジェクトページを開設しました (via @liedman)

…ご存知でしたか?

  • osmservices、Mathis Rinkeに関する、ちょっと変わった切り口のリンク集。OSM界隈に関するちょっとおもしろいことも見つかるかもしれません 😉
  • BBCodeの注記を簡単に作成できる [map] BBCodeについて。このJavaScriptライブラリは一般的なフォームに組み込むことが可能です。[map] BBCodeのテストはこちらから。サンプルはこちらから。

その他の “ジオ” な事柄

  • Appleはこれからも、地図技術に投資を続けるようです
  • Google Home Viewは過去のものになりました。これからは、お掃除ロボット・ルンバ980があなたのアパートを “通り過ぎる” ことでマッピングします
  • Steve Coastさんが、機械可読可能な地理空間データを収集するプロジェクトを開始しました。収集されたデータのライセンスについてもよく確認したほうがよさそうです
  • 地球の表面はまだこれから調査の過程にあります。多くのベンチャーが、写真撮影衛星を手に宇宙を目指しています。Geoawsomenessがこれについて語っています
  • 街中を観光するご予定はありますか? 地図にはいつも、天気予報をつけておくべきですよね
  • Mashableが、環境変化の影響についてレポートしています。大陸氷床の溶解により、海洋水位が上昇しています

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4 Replies to “週刊OSM 270 – 15.09.2015-21.09.2015”

  1. Just a clarification: It’s not “Python Argentina”, but “Argentina en Python” the one who’s asking for help to process GPX data. Both are different projects, although related (the guy who’s driving AeP comes from the PyAr community).