2022/05/24-2022/05/30
マッピングキャンペーン
- OSM米国は、外部NPOと共同で、基本的な水泳能力を身に付けて水害時でも慌てることがないようにするため、ニューヨーク市のスイミングプールをマッピングするキャンペーンを始めました。
マッピング
- MapCompleteは2周年を記念してTwitterを始めました。ちなみにMastodonにはOSMインスタンスもあります。
- bxl_foreverさんは、ベルギーで増えているカラフルな横断歩道にはどのタグを付けたらよいか質問しています。
- Anne-Karoline Distelさんは、Ballyadams城周辺の歴史的地物をマッピングした内容を動画にまとめました。
- Push-fさんは、バレーボールコートやテニスコートで、ネットが備え付けられているか、ネットを持参する必要があるのかを示すタグ
net=yes/no
を提案しました。 - 駅や駐車場でチケットを入れる改札機を示すタグ
amenity=ticket_validator
の投票が実施され、賛成多数で可決されました。 - 下記のタグ提案で投票が実施中です。
aeroway=aircraft_crossing
:道路と滑走路が交差する点。締め切りは6月10日です。substation=*
:変電所の詳細を拡張する提案。締め切りは6月9日です。
コミュニティ
- Donat Robauxさんは、フランスのAED設置場所オープンデータの中身がめちゃくちゃだと批判しています。
- OSM wikiに翻訳拡張機能を導入することについて、いったん投票が停止されていましたが、投票が再開しました。
インポート
- nyampireさんは、日本で建物形状データのインポートを実施することについてアンケートを実施し、結果をまとめました。インポートに賛成の意見が多数ですが、反対意見への対応について主に検討されています。
OpenStreetMap Foundation
- OSMFのTwitterアカウントが認証バッジの取得を申請しましたが、却下されてしまいました。アカウントの活動があまり活発でなかったのが原因かもしれません。
- エンジニアリング・ワーキンググループは、実施するプロジェクトに対してコミュニティからの意見を集める活動を始めました。最初の意見募集は、他のユーザが送ってくるメッセージをブロックする機能の強化についてです。
地方支部ニュース
- OSM米国のニュースレター5月号が公開されました。ハイキング道マッピングプロジェクトの記事などが掲載されています。
- OSMF日本は、地方自治体が公開している衛星写真のホスティングを始めました。衛星写真のライセンスを満たすため、各自治体に対してOSMへ利用することの許可を取っています。今後、ホスティングする衛星写真の数を増やす計画です。
教育
- Mark Litwintschikさんは、モナコ市の道路データをOSMから取得してPostgreSQLに取り込み、地図タイルを作る方法を説明しています。また、F1モナコGPのコースをQGISで表示する方法も説明しています。
OSM research
- ハイデルベルク地理情報研究所は、SNSの位置情報を集めてリアルタイムの渋滞情報を推定し、OSMのルート検索に反映する方法を研究しています。研究成果はOpenRouteServiceに実装される計画です。
- Hao Liらは、OSMデータと様々な衛星データを機械学習して排水処理施設の場所を抽出する手法を開発し、学術論文を発表しました。
OSM人道支援
- [1] UN Mappers はナイロビ市で地理空間データの作成などを学ぶ1週間のワークショップを実施しました。
- UniqueMappersTeamはリヴァーズ州(ナイジェリア)のOSMデータを改善するマッパソンを開催しました。
地図
- stefano bovioさんは、OSMデータを使って、「現在地表示風」玉転がしゲームを作りました。
- Tracestrackさんは、ラスタタイルの上にベクトルタイルで多言語対応のラベルを表示する地図を開発しています。現在、ベクトルタイルはpnorman/openstreetmap-cartographicで公開されており、デモサイトも公開されています。
- Christoph Hormann氏(imagico.de)は、”Tree depresentation in traditional maps and plans”というブログを 書いています。また、“Trees in OpenStreetMap”という続編の記事もあります。
ソフトウェア
- ボリビアのテレビホストは、OSMベースのTrufiアプリは「天からの贈り物のアプリ」だと言っていました。おめでとう @Trufi。
- 数日前、OSM Wikiのパフォーマンスが異常に遅く なりました。これは、Webスクレイパーが誤った方向を向いて自身をアクセスしていたためです。
プログラミング
- ステファン・ギユー氏は、Rパッケージの osmexport をリリースしました。OSMウェブサイトの「Export」ページやOSMエコシステムのさまざまなダウンロードツールから入手できる
map.osm
ファイルのようなOpenStreetMapデータのダウンロード、読み取り、準備、視覚化に便利に利用できます。
リリース
ご存知でしたか?
- ユーザのMariotomoのブログ投稿では、インターネット接続が貧弱でかつ高額な国・地域の読者が直面している問題について説明しています。彼の解決策は比較的シンプルで、bashスクリプトを使ってRSSフィードから他の人が興味を持つかもしれない記事をダウンロードしてくる、というものです。
- イベントで役立つOpenStreetMapの 広報資材 をご存知でした?
- Waymarked trails hiking maps をご存知でしたか? このサイトでは、自転車道、マウンテンバイクルート、インラインスケート、乗馬道、ウィンタースポーツコースなどを提供しています。
その他の “ジオ” な事柄
- EOX IT Services GmbHは、OpenStreetMapベースのマップ上で、毎日3つまで、衛星写真の位置をあてるブラウザゲームEOGuesserを立ち上げ ました。
- Christopher Beddow氏は自身のブログで、地図作成と「世界の創造」との不思議な重なりについて語っています。そこでは、単なる地図作成を超えて、世界がどのように創造されてきたかを理解させてくれます。
- HeiGIT (ハイデルベルグ地理情報技術研究所: Heidelberg Institute for Geoinformation Technology)では、フルタイムの正職員で、Senior Science Manager-Innovation & Research Manager GIScience(m,f,d)を引き続き募集して います。
- HeiGIT はまた、地理情報やOpenStreetMapデータの利用に関連するたくさんの業務を支援してくれる学生アシスタントを募集して います。
- Jean-Marc Liotier氏は、パリからカンヌへの自転車旅行をコメントつきで撮影しました。
- オランダの郵便番号を、昇順に線で結び、色分け視覚化 したマップは、どうです?
まもなく開催
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Note: ここであなたのイベントを見たい場合は、カレンダーにそれを OSM Kalender 入れてください。そこにあるデータのみが、週刊 OSM に表示されます。 カレンダー 内で都市や国に言及するのを忘れないでください。
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