2017/08/22-2017/08/28
私たちについて
- 週刊OSMの編集に参加いただける方を募集中です。編集作業を通じて最新のOSM情報を手に入れましょう。あなたの参加をお待ちしています!
マッピング
- 河川、湖、海が冬期に氷結したときにのみ通行可能となる道には
ice_road=yes
とタグをつけます。しかし、現時点ではどのレンダラーも一般道と同じようにレンダリングしてしまっているとPierre Béland氏が言及しています。このタグがついた道は7600個以上あり、 Tuktoyaktukはその一つの例です。 - 車道と歩道を分割して描いていたのに、歩道が削除されて車道の
sidewalk=*
タグに入れられてしまったことに対してAndreas Bürki氏が怒っています。メーリングリストでは、歩道を分割して描く基準などが議論されています。 - Brian May氏はTalk-USのメーリングリストにて、「すべての熱狂的なTIGERデータ修正者達」へ、ハリケーン「ハービー」の被害を受けたテキサス州の海岸沿いの地域に焦点を合わせるように呼びかけています。もしあなたがこの活動に参加したい場合は、 Reddit のTIPSとOSM wikiを読んでください。
- 現在、「Esri World Imagery」衛星写真レイヤーが、マッピングのためのデータソースとして使えるようになっており、OSMエディターでも利用可能になっています。 ArcGIS blogの記事をご覧ください。ドイツでは、かつては使用が許されていなかったRhineland-PalatinateとThuringia、そしてNorth Rhine-Westphaliaを含んでいます(自動翻訳)。
- ユーザー名mapeadora氏がOSMラテンアメリカで開催されたOSM13周年マッパソンの詳細なレポートを書いています。イベントについてはWikiページ(スペイン語)をご覧ください。
- Satoshi(nyampire)氏がOSMChaを使ったマッパー同士による相互レビューについてのアイデアを公開し、アイデアに対するフィードバックを求めていまが、現在のiDエディタでは既に「レビュー要請」の機能が実装されていることを留意の上ご覧ください。
- Jochen Topf氏は、古いスタイルのマルチポリゴンを再マッピングし修正した彼の努力をブログで振り返っています 。
コミュニティ
- ドイツ語フォーラムの一部ユーザーはOSM Awardのある受賞者に驚かされました。この賞は営利企業ではなく、無償ボランティアで貢献した人にこそ贈られるべき賞だと考える背景があったからです。OSMの皮肉屋達に人気のAnonymapsがこの件を皮肉ったツイートをしています。
- Steve Bennett氏がOpenStreetMapを使ってベクトルマップ作るのに役立つライブラリやツールについての記事を書いています。
OpenStreetMap Foundation
- ユーザー名chdr氏がGoogleマップからおよそ75,000の道路に名称を追加したり変更したりしていました。編集されたオブジェクト(場合によってはソースタグ)を見るとGoogleマップから得た情報ということがわかりますが、chdr氏はデータソースに対する確認を拒否しています。データワーキンググループのFrederik Ramm氏はOSM TalkやTalk-USメーリングリスト中でこれらを修正すると言っています。対象の道路名称をOSMに投入できるソースからのデータで置換えることができるか、それはどういったデータになるのか、そしてGoogleマップからコピーされたデータは「完全削除」(修正履歴を残さず、データを見られないようにする)してよいかといった事が大きな議論となって続いています。
- 8月24日にOSMF理事会の公開会議が開催されました。会議ではFOSSGIS e.V.がOSMFのドイツ地方支部になる申請など様々なトピックについて話し合いました。議事録の一部はまだ公開されていません。
イベント
- Geofabrik社が10月21日と22日にカールスルーエ(ドイツ)で開催されるOpenStreetMapハックウィークエンドへの参加を呼びかけています。OSM Wikiのページで参加登録ができます。
- Stefan Keller氏がスイスのメーリングリストで10月27日にアローザ(スイス)で開催されるOpen Tourism Data Hackdaysのために予定を確保して欲しいと言っています。このイベントはオープンデータクラブとスイスOpenStreetMap協会(SOSM)が企画したもので、マッピングパーティーも行われます。
- OSMとFOSSGIS e.V.は、2017年9月26日から28日にかけてBerlin Exhibition Grounds (ホール5, ブースB5.044)で開催される Intergeo 2017に出展 します。
- Shunnosuke Shimizu氏は、会津若松のSotM 2017のショートビデオを制作しました。このビデオはミラノ(イタリア)のSotM 2018への招待で終わります。
OSM人道支援
- HOT活動に携わった経験がおありでしたら、Laura Salzmann氏のアンケートにご協力ください。Salzmann氏は「OSM人道支援活動への参加および、NGO団体がOSMデータを使用するモチベーションの調査」という論文を執筆中であり、そのデータとなります。HOTプロジェクト側の考えとNGO側の考えを比較することが最終ゴールです。
- オランダ赤十字が「パソコンでできる人道支援」というタイトルでOSMマッピングでの支援を求めています。
地図
switch2OSM
- apm-wa氏(在トルクメニスタン米国大使)によると、アシガバートのタクシー会社がOSMを使用しているとのことです。また、アシガバートで開催される2017年アジアインドア・マーシャルアーツゲームズのオフィシャルアプリもOSM地図を使用しているそうです。
- opendigitalradio.orgで、地方DAB(デジタルラジオ)放送局の位置をOSMベース地図上に表示しています。
オープンデータ
ライセンス
- OSMF理事会がジオコーディングガイドラインを承認しました。このガイドラインはOSMのデータでジオコーディングするときにOpen Databbase License(ODbL) 1.0をどのように解釈するかを説明しています。
ソフトウェア
- Vincent Privat氏がフランス語開発メーリングリストでOsmose開発者に対して次のようなJOSMのチケットを見せて議論に参加するよう呼びかけています:1.検証メッセージをxml/jsonファイルへエクスポートする機能。2.GUIなしでコマンドラインから実行できるスタンドアロンJOSM Validatorsの開発。
- ウェブサイトroad.ccの「今週のサイクリングアプリ」に”Bike Citizens”が選出されました。OSMデータを使った無料のナビアプリで、有料で詳細都市地図やサイクリングコース提案機能などを追加することもできます。なおユーザコメント欄では、ナビ機能が妙な挙動を示したとの書き込みもあります。
プログラミング
- -karlos-氏が3DレンダラーOSM goの開発を停止するとのことです。
- OSMCha開発者のWille Marcel氏がOSMのGitHubリポジトリでOSM APIにユーザーブロックに関するAPIを追加するように提案しています。
- fannymonori氏がGoogle Summer of Codeで取り組んでいたlibosmscoutライブラリ用にOpenGLベースのレンダラを実装するプロジェクトについて最終レポートを書いています。
- SomeoneElse氏がOpenStreetMap地図タイルのレンダリングサーバーをMicrosoft Azure上に設定する方法をOSM日記のエントリーで書いています。
リリース
iDエディタが2.4.0にバージョンアップされ、ESRI社の衛星画像レイヤーを使えるようになりました。このアップデートではパフォーマンスの改善や新しいプリセットの追加などが行われています。
その他の “ジオ” な事柄
- Steven Feldman氏がFOSS4Gで発表した、ユーモアにあふれた「フェイクマップ」の発表資料が公開されました。
- Andy Mabett氏が新しく提案されたHTMLのgeo要素に関心を持っています。この要素はウェブサイトへの地図の埋め込みを簡単にする目的で提案されました。
- aharvey氏がMapillaryへ全方位写真を投稿するためにセットアップした自転車を紹介しています。
まもなく開催
‘
Note: ここであなたのイベントを見たい場合は、カレンダーにそれを 入れてください。そこにあるデータのみが、週刊 OSM に表示されます。 カレンダー 内で都市や国に言及するのを忘れないでください。
This weeklyOSM was produced by Nakaner, PierZen, Spec80, TheFive, derFred, k_zoar, muramototomoya, otkzh77.