2024/02/08-2024/02/14
速報
- OpenStreetMapエンジニアリングワーキンググループは、2024年を OpenStreetMapベクトルマップ元年 と発表しました。Paul Normanさんがフルタイムでプロジェクトを推進します。ベクトルタイルは、従来のラスタータイル(固定画像)から大きく進歩したものです。多言語マップ、インタラクティブPOI、視覚に障害のあるユーザーのためのよりアクセスしやすいマップ、テーマ別スタイル、および他のデータセットとのより良い統合を提供することが可能になります。ドイツのメディアGolemは、このトピックに関する記事を掲載 > しました。
マッピング
- Valerie Norton は、頂上の名前が複数ある山をマッピングする方法を考えています。現在では、さまざまな解決策が使用されていますが、そのなかから、利用すべきやり方について説明しています。
マッピングキャンペーン
- インドのOpenStreetMapバンガロールは、2024年2月24日にマッピングパーティーイベントを開催する予定です。
コミュニティ
- Anne-Karoline Distelは、マルタで休暇中にマッピングしました。観光地のマルタは、観光客によるマッピングが多いとのことです。
- 週刊OSM707 号では、OSM で最も多くのタグを持つノードが、このノードであるかどうかという質問がありました。Minh Nguyen 氏はその質問に対する回答をまとめました。特に、フライブルク大学がホストしているHannah Bast氏らによるSPARQLエンジンQLeverを使って、OSMの「トップ10ノード」を簡単に決定する方法を紹介しています。
OpenStreetMap Foundation
- Arnalie Vicario氏は、2023年にOpenStreetMap Foundationの理事を務めた際の業績を振り返り、2024年の今後の計画についても概説しました。
教育
- Raquel Dezidério Souto氏は、OSMでPOIデータをマッピングし、uMapで動的に表示するための、初心者マッパー専用のワークフローを作成しました。
- OSMの検証手法についてニーズ(UN Mappers検証チームによる講座開催、グローバルなOSMコミュニティのバリデーションの実践など)を調査するため、UN Mapsのクラウドソーシングチームが以前にアンケートを実施しました。アンケートの最初の結果が公開されました。
- umbraosmbr は、ユネスパル大学(パラナ州立大学)の地理学コースの拡大プロジェクトとして、QGISを使った無料の60時間のマッピングとジオプロセシングオンラインコース
が3月から開催される、と伝えています。
OSM research
- IVIDES.orgは、マリカ市(ブラジル)の災害リスク削減に関連する情報提供を目的に、共同マッピングプラットフォームを開発しています。研究内容はここで説明されています。
プログラミング
- OpenStreetMap運営チームは、2024年6月1日にOpenStreetMapウェブサイトとAPIのOAuth 1.0aとHTTP基本認証のサポートを廃止することを発表しました。認証を利用するユーザーは、OAuth 2.0システムへの移行をすみやかに検討してください。
リリース
- [1] MapCompleteは、地形の等高線を3Dで視覚化したスキー向けマップをリリースしました。
- Osm2pgsql バージョン 1.11.0 がリリースされました。
ご存知でしたか?
- “Explore latest changes on OpenStreetMap”を使うと、過去30日間までのOpenStreetMapデータ編集内容を地図上に視覚的に表示することができます。
- …OpenStreetMapは荒らしの問題に対処するためにレート制限ポリシーを実装したことをご存知でしたか?
- Aliya Kutuevaがブログ記事で紹介
> している非営利の「ウィキ」マップは、どれもOSMデータを使っています。
その他の “ジオ” な事柄
- スイス連邦地誌局であるSwisstopoは最近、無料で利用できるアプリを更新しました。更新以降、アプリには「ベースマップ」が追加されました。このベースマップは、読みやすさとスマートフォンでの使用に最適化された、継続的にスケーラブルな地図表示であり、さまざまなソース(OSMを含む)からの多くの情報とリアルタイムデータを備えています。Swisstopoアプリには、スイスとリヒテンシュタイン公国の地図があります。
- Alan McConchieさんは、北米英語方言の言語地図を共有しました。
まもなく開催
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