2024/01/25-2024/01/31
マッピング
- OSMでは最近、登録したばかりの初心者は一度に大量の編集をアップロードできないようにする制限を設けました。HeiGITは、もしこの制限がすでに導入されていたとしたら、2023年1月から10月の間に何人のOSM新規貢献者が制限にぶつかったかを分析しました。
- 4つの提案で議論が進められています。
- Flood_assets:洪水に対する防御機能または海岸を保護する機能をもつ自然および人工物
- Ele_with_units :
ele=
タグの単位が「フィート」の場合、数字にアポストロフィを付けて表記する - Changeset_tags_in_osmChange_file : 変更セットタグを osmChange (.osc) ファイルに含めるようにしました
- Elevator_dimensions : エレベーターの寸法(ドアサイズや内室サイズ)
- 生理用品の投票は2024年2月9日まで行われます。
マッピングキャンペーン
- デンマークのOpenStreetMapコミュニティは、今年最初の月例マッピングプロジェクト「公共の街路照明マッピング」を開催しました。
コミュニティ
- OSMF運営ワーキンググループは、2024年3月1日に OSMヘルプ https://help.openstreetmap.org が読み取り専用になることを発表しました。ここ数年、https://community.openstreetmap.org はOpenStreetMapに関する質問と回答の場として成長しており、OSMヘルプを置き換えることができるようになりました。
- OSMFのコミュニケーション・ワーキンググループのメンバーであるCourtneyは、2024年8月9日に予定されているOpenStreetMapの20周年を祝う計画について、コミュニティの議論を開始しました。
- ZekOwneyは、OpenStreetMapに自分の地域のハイキングコースを追加した経緯をブログに書いています。
イベント
- [1] Thierry-Ngouama Jimerveille氏は、State of the Map Africa 2023の開催報告をしました。
教育
- Ana Mogul が OSMnx(道路ネットワーク分析用Pythonライブラリ) の開発者である Geoff にインタビューしました。
OSM research
- 「地理空間情報と自然言語処理」プロジェクトは、OSMデータを活用して、 自然言語処理(NLP)や地理情報システム(GIS)の技術を用いて、文章中の人物の地理的な「移動」を読み取り、その移動軌跡を実世界の地図上に接地(グラウンディング)するための研究です。その一環として、S. Higashiyamaらは、「地球の歩き方web」に投稿された旅行記から地理情報を抽出するデータセットATD-MCL を公開しました。
OSM人道支援
- アンティディウス・カワマラ氏は、タンザニアのマニヤラ州ハナン地区で発生した洪水と地滑りの人道的マッピング活動に関する報告書を発表しました。
地図
- 阪急淡路駅周辺の住宅地図(先週のOSM Weeklyの写真で紹介しました)について、地元有志による製作舞台裏が詳細に記事となって紹介されました。「オープン淡路」と言うオープンデータを活用してDIYや活動を行うイベントの一環として、1年ほど掛けて製作されたということです。
- Kirill Bon氏は、OpenLandcoverMapを作成しました。この画像には、OpenStreetMapの
landuse=*
タグとnatural=*
タグを元にした平均的な土地被覆が世界地図上に表示されています。
switch2OSM
- Sergey Golubev氏とCartetikaチームは、サンクトペテルブルクのレッドブック >
をデジタル化し、OSMマップ で視覚化しました。
オープンデータ
- Open Data Dayはマッピング向け助成金を提供しています。応募締め切りは2024 年 2 月 5 日です。応募の対象は、オープンマッピングと持続可能な開発目標に焦点を当てたグローバルイベントで、8つのプロジェクト向けにそれぞれ300米ドルが提供されます。
ソフトウェア
- Stadia MapsはRagnarökを公開しました。ルート検索ライブラリValhallaの出力結果を視覚的に検査/デバッグできるブラウザベースのツールです。
- oudalricusはコミュニティフォーラムで、TomTomの衛星ナビゲーションアプリAmiGOがOpenStreetmapの地図データを全般的に使用していると報告しています。交通データのみが TomTom 自体から取得されます。これについての公式発表はないようです。
プログラミング
- Tobias Knerr氏は、OpenStreetMapがGoogle Summer of Code 2024に参加すると発表しました。現在、OpenStreetMapのオープンソースソフトウェアエコシステムからプロジェクトのアイデアとメンターを探しています。
- Terence Edenは、ActivityPubプロトコルとOpenStreetMapを使用して、FourSquareのようなロケーションベースのソーシャルメディアを作成しようとしています。まだ、フェディバースでジオタグ付きのメモを公開するActivityPubサーバーを作成する共同編集者を探しています。
- TrickyFoxy は、スクリプト開発者が数回クリックするだけで OAuth2 トークンを取得できるように、Firefox 用の拡張機能を作成しました。
- Alizar は、Protomapsベースのベクターマップサーバーをセットアップする方法を説明しています。
- atilla666は、Maperitiveを使ってOpenStreetMapの地図タイルをローカルにダウンロードし、オフライン地図を作成する方法を説明しています。
リリース
ご存知でしたか?
- 多くのサービス
> が@osm_fr によって管理されています。FR地図、CyclOSM、uMapサービスとuMapで作成された100万以上の地図などなど! また、サービス基盤を提供するため、膨大なソフトウエア資材、サーバー、回線が使用されています。 25台の物理サーバー(うち18台は関連団体が所有)、3.5 TBのRAM、236 TBのハードドライブ、60 TBのSSD。すべては、100%ボランティアチームによって管理されています。 - 30DMC23に#30DayMapChallenge のリポジトリが保存されています。
- MapCompleteの統計ページ
- OpenAdvertMapには、
OpenStreetMapの広告関連データ(advertising=*
)が表示されます。 - UN MappersがUNMaps Learning Hubで「OSM Advanced」コースをCC-BY-SAライセンスで開講しました。今のところ、バリデーションのテクニックやツール(OSMタスクマネージャのバリデーションステップ、JOSMのツールとプラグイン、Overpass、Osmose、Whodidit、OSMChaなど)を学ぶための最初のガイド、次にOSMコントリビューターとのやり取りの仕方を学ぶためのガイド、そして最後に長期的な視点でさまざまな地図オブジェクトに対する特定のバリデーションワークフローを提供するガイドを提供しています。英語、スペイン語、フランス語、イタリア語、ポルトガル語で利用可能になり、まもなく中国語でも利用可能になります。どんなフィードバックでも大歓迎です!
その他の “ジオ” な事柄
- Jon Keegan は、FAA (米国連邦航空局) が作成したフライト マップの読み方を解説しています。
- Mapsy.art は、GPSデータ(
.fit/.gpx
)を動画形式で可視化するためのWebアプリケーションです。
まもなく開催
場所 | イベント名 | オンライン | 開始日 | 国 |
---|---|---|---|---|
ソルトレイクシティ | ソルトレイクシティ月次マップナイト | 2024-02-01 | ||
アムステルダム | 冬の終りのマッピングパーティ | 2024-02-01 | ||
モンルージュ | Réunion des contributeurs de Montrouge et du Sud de Paris | 2024-02-01 | ||
ドレスデン | OSM-Stammtisch Dresden | 2024-02-01 | ||
OSM-Deutschland Vernetzungstreffen | 2024-02-02 | |||
OSMF メンバーシップ・ドライブ – ボランティア・ミートアップ | 2024-02-03 | |||
臺北市 | OpenStreetMap x Wikidata Taipei #61 | 2024-02-05 | ||
Missing Maps ロンドン Mapathon | 2024-02-06 | |||
サンノゼ | サウスベイ・マップナイト | ✓ | 2024-02-07 | |
ベルリン | OSM-Verkehrswende #55 | ✓ | 2024-02-06 | |
OSMF エンジニアリングWG会議 : osmcalpic: | 2024-02-07 | |||
バルセロナ | Geomob Barcelona | 2024-02-07 | ||
ベルリン | Missing Maps – DRK & MSF Online Mapathon | ✓ | 2024-02-07 | |
シュトゥットガルト | シュトゥットガルター OpenStreetMap-Treffen :osmcalpic: | 2024-02-07 | ||
ハノーバー | OSM-Stammtisch Hannover | 2024-02-13 | ||
ミュンヘン | Münchner OSM-Treffen | 2024-02-14 | ||
ロレーン郡 | OpenStreetMap Midwest Meetup | ✓ | 2024-02-15 | |
Map-py Wednesday | 2024-02-15 | |||
ボーフム | OSM-Stammtisch Bochum | 2024-02-15 | ||
Görlitz | 1. Stammtisch Görlitz | 2024-02-19 |
‘
Note: ここであなたのイベントを見たい場合は、カレンダーにそれを OSM Kalender 入れてください。そこにあるデータのみが、週刊 OSM に表示されます。 カレンダー 内で都市や国に言及するのを忘れないでください。
This weeklyOSM was produced by MatthiasMatthias, Nakaner, Strubbl, TheSwavu, TrickyFoxy, derFred, miurahr, muramototomoya.