28.07. – 31.08.2015
マッピング
- Tyndareさんがフランス・メーリングリストで、BoulangerとBoulangerie いわゆる、パンを焼いて売る店か、あるいはパンを売るだけの店か、のタグ付けの違いについて質問しています。Jean-Baptiste Holcroftさんの指摘によれば、とある提案に対して1年ほど前に、Tagging メーリングリストで同様の議論が行われているとのことです (automatic translation).
- Geofabrikが、OpenStreetMap Inspectorに対して waterwayのエラーに関するレイヤーを新規追加しました
- Tonyさんがオーストラリアのメーリングリストで、国立公園の中にある、認可されていないバイクトレイルに対してどのようにタグ付けすればよいかを質問しています
- Marc Zoutendijkさんがベルギーのメーリングリストで、彼の開発した交通信号マップを公開しました。この投稿がきっかけとなって、信号機を表現する適切なタグづけがどこまで可能かの議論が (automatic translation) 湧き上がっており、政府が公開している信号機データベースがどのように使えるかの議論にも発展しました
- Martijn van ExelさんがMaprouletteの新しいチャレンジ、USA全土の踏切データ修正をオンラインにしました
- ユーザ eclassさんがDjiboutiにおける作業についてレポートしています
- フランス製のQAツール Osmoseが欧州全土で利用可能になりました
- Derick Rethansさんが、uberterraceと呼ばれるJOSMのterraceプラグインを改良する作業にとりかかっています
- Marc Zoutendijkさんによる、奇妙なタグ付けに関する調査と報告が引き続き行われています
- Baditaflorinさんが、ウェイやノードに対するタグ付けのリビジョン番号を表示させるマップ表示スタイルを公開しました
- Tordanikさんが、道路の舗装石に対する詳細なタグ付けの提案を行っています
- Florian LAINEZさんがフランスメーリングリストで、OpenStreetMapデータベースから統計情報を抽出することのできる簡単なツールについて質問しています。例では、フランス国内に存在するレストランの数を計算したり、スイス国内に存在するホテルの数を計算するクエリが紹介されています。Taginfoでは複雑すぎるのです
- Eric FischerさんがTigerの2015年データのトレースのため、Mapboxタイルを更新しました
- Daniel Koćさんがtaggingメーリングリストで、shopとamenityのキーそのものの問題点について議論を開始しています
- RasterFiltersは、Google Summer of Codeの期間として、画像のフィルタを行うことのできるJOSMの新規プラグインです
- MapboxのChetan Gowdaさんが、3Dの建物表示について発言しています。例: Amba Vilas Palasts.
- CheckAutopista (高速道路用の品質管理ツール) のバージョン2がリリースされました
- Mateusz Koniecznyさんが、メインのタグの定義と矛盾するタグの定義として、 trolltagという新語を定義しました
- Universität BremenのAhmed Loai Aliさんが、彼の進めている Grass & Greenプロジェクトの研究成果について発表しています
コミュニティ
- Allroadsさんがオランダフォーラムで、OSM用にドローン撮影を行った体験について投稿しています
- 何人かのフランス人マッパーがメーリングリストで、Se Faire Connaîtreの社員によるマッピングのやり方について再度抗議の声をあげています。マッパーたちはもう一度彼らに連絡をとり、OpenStreetMapの管理ルールに従うよう依頼しようとしています
- ユーザ mboeringaさんがオランダのフォーラムで、間違った3Dマッピングが2Dの地図を壊してしまう例をあげています
- Michaelさんが、OpenRailwayMapのロゴ・ドラフトを公開しました
- Pascal Neisさんが、OpenStreetMap Crowd Report 2015を公開しました
- ベルギーで行われる今月のマッパーはMatthieu Gailletさんです。彼はEurovelo 6自転車ルートに関して多くの作業を行っており、いまはブリュッセルの歩道エリアについても作業を行っています
- ユーザ M!dgardさんが、特定の地域で新しいマッパーを歓迎するためのコラボレーションツールのコンセプトを作成し、プラットフォームの構築に協力してくれるひとを探しています。ベルギー・メーリングリストでのリクエストをうけて、Marc Zoutendijkさんがオランダのフォーラムでより手動に近い形でのワークフローを提案しています (automatic translation)
- PeeWee32さんが、オランダのマッピングを行う際に利用可能なすべての地図の一覧ページを開始しました。ページでは、OpenLayersとJOSMでマップを表示させる方法のインストラクションも書かれています。また、その中では、すべての地図がデータ抽出に使えるわけではないことを彼は注意喚起しています。さらに、Furthermore in case data can be extracted he warns that one has to compare the date of the map with the data in OpenStreetMap before making updates.
- Peter Reedさんが、英国国内の物販店舗マッピングについての分析を行い、結論を出しています。それをうけて彼は、マッピングの方法の改善案や、どのようなツールが必要とされるかのアイデアを公開しています
- Se Faire Connaître reacts on the mails from the French community. They describe the improvements they made to their process since the first problems in November last year, o.a. a better, manual verification instead of a fully automatic import. They now use a number of sources for POI geocoding. However, there are still a few hundred POIs that have to be repositioned with their new algorithm. They also promised to place POIs in the correct spot from the beginning (right now some POIs are added first and later placed correctly). A few days before this reaction, Philippe Verdy states that in many other cases the DWG would have been contacted to ask to block the user.
- Xapitounさんが過去2年間について、“le viaduc de Delmas“と呼ばれる、ハイチの最初の高架橋の建築のすべての段階でOpenStreetMapがどのように動いたのかをまとめています
- Michal Migurskiさんが、OpenStreetMapから教会データの抽出方法について解説しています
- Mappa Merciaが、OSM London Hack Weekendについてレポートしています
- Lester Caineさんがタイルサーバを構築し、現在のレンダリングスタイルを保存しようとしています。現在提案されているカラースキーマが、英国のユーザにとって見慣れないものであるのがその理由です
- Christian QuestさんがBANOデータに基づいて、描かれていない道路の情報を表示するOsmoseの新しいテストのベータバージョンについてプレゼンしました
- Pascalさんが、過去7日間の間にマッピングを行ったすべてのマッパーを表示する新サイトを作成しました。また、USAとエクアドルでは表示を国ごとに行うことも可能です
- The Instituto Panamericano de Geografia e Historia together with NOSOLOSIG and Geoimagina produced a lecture series about GIS. The talk from Daniel Orellana from the University of Cuenca about OSM is online.
- Mapboxが、Runkeeperからマッピングソフトウェアに対してランニングとサイクリングの経路を追加しました
- Christoph Hormannさんが、OpenStreetMapにおける氷河マッピングの現状について書いています
- Mateusz Koniecznyさんが、surface=woodchip を surface=woodchips に、また、surface=soil を surface=dirt に変更するメカニカルエディットをTaggingメーリングリストへ提案しています
- OSMにおけるSEO-スパム? nofollow属性のことをご存じないすべてのスパマーさんへのガイドはこちらです 😉
イベント
- ユーザ maningさんが、Butuan, Agusan del Norte, Philippines でのマッピングパーティについてトークしています
- Save the Childrenがダッカで、OSMトレーニングプログラムを組織しました
- 8月17日〜25日に開催された Maptime Summercamp NL 2015で、参加者はMapbox、CartoDB、その他のツールについて勉強しました
OSM人道支援
- Lisa Marie Owenさんが日記のなかで、Global Validation Procedure (いわゆるMissing Maps) について触れています
- Martin Dittusさんがここ数ヶ月の間に、興味深い日記投稿をいくつか行っています:
- コミュニティの成長に必要不可欠なHOTバリデーション
- HOT品質管理サポートツールについてのデザイン提案
- HOTのタスクを完了できなかったHOT貢献者の数について
- Missing MapsボランティアからのHOT貢献者
- Patrick Meierさんが、“Guidelines for Humanitarian UAV Missions” のドラフトを作成し、フィードバックを求めています
- The Directions Magazinにおいて、“Building Knowledge with People Power & Remote Sensing“ という記事が公開されました
- Mhairi Oharaさんが、Outreachyプログラムに参加した10ヶ月の期間の終了についてレポートしています。OpenAerialMap、tasking manager、export tool and LearnOSMなど、いくつものOSMプロジェクトに関わったインターンの記録です。HOTプロジェクトではより詳しい情報が公開されています
インポート
- ユーザ maningさんが、フィリピンにおいてGDAMからの行政区堺データをインポートすることに反対する理由を説明しています
- フランスコミュニティが、OpenFlightsのデータをインポートする(あるいはOsmoseを使う–まだ未決定)かどうか、議論しています。ライセンスはODbLですが、商用利用が禁止されています。何人かはOpenFlightsにコンタクトを取り、ライセンスが変更できるかどうか確認しています。議論の中で、それ以外にもデータ・ソースについても指摘がありました: “public domain”であり、過去にもインポートが行われたOurAirportsです。議論の中では英語で書かれたライセンス文にもリンクが貼られています。2つのデータの比較も可能です
- 熟練したインポート作業者である Rafael Ávila Coyaさんが、Tasking Managerを使って道路データのインポートを行おうと企画しています。データは以前にタンザニアのヘルスサービスがGPSで集めたものです
- Jothamさんが、南スーダンで行われた井戸のデータインポートが成功したことについて、コミュニティに報告しています
- 先月実施されたいくつかのインポート作業:
- インポートガイドラインが厳しすぎると考えるかたのために、過去に行われたダメなインポートの例について、こちらにあげておきます
OpenStreetMap Foundation
- Frederik Rammさんが、今年もOSMFの年次総会を行うことを指摘しました。また、Executive Boardの選挙も行われます
- Paul Normanさんが、OSMF理事の最初の議事録を公開しました。ミーティングの音声録音も公開されています
マップ
- [1] Martijn van Exelさんが、OSMの11歳誕生日にあわせ、彼の作成した then and now をオンラインに復帰させました
- … OSMをベースとするもうひとつのジオ検索エンジン – Oscarはこちらです
- Hans HackさんがOSMデータを使った土地利用ツールを構築しました
- RobJNさんが (北半球では夏ですが) “Winter Gritting Map“をプレゼンしています
- 多くの追加が行われた OpenStreetMap Carto バージョン 2.33.0がリリースされました。時を同じくして、樹木と森林についての大規模な議論も開始されています
- Birmingham Modernistは、バーミンガム市内の brutalistとmodernistの建物を表示させるOpenStreetMapベースの地図です
#switch2OSM
- StravaがMapboxソリューションにスイッチしました。しかしユーザからは、衛星写真の品質やストリートビューが無いことに対して不満の声が上がっています
- economist.orgで利用している動くOSMマップでは、シリコンバレーで1995年から2015年までのスタートアップの変遷を表示しています
- EventZoomでは、OSMを使って過去のイベントを表現する可能性について触れています
- エクアドル政府は、Quitoの南数キロメートルの場所にあるCotopaxi火山の噴火において、市民に対して迫っている脅威を説明するためにOSM地図を大量に作成しました。地図では、安全なエリア、医療施設、シェルターや避難経路などの情報がハイライトされています
オープンデータ
- Opensource.comで、オープンソースの地図ポータルやデータについての記事が掲載されています
- 1度ごとの解像度を有するSRTM高度データが、危機の起こった地域を対象にして公開されました
- DataCiteが、科学研究分野の検索ポータルであるDataCite Labs Searchを提供しています
ソフトウェア
- 経路探索API Valhallaのイノベーションについて、Mapzenがレポートしています
- Anonymapsが、Mapbox Studioデザインの変化のために発生したCartoCSSスタイル言語の終了について嘆いています
- Simon PooleさんがVespucci 0.9.7の開発進捗についてレポートしています
- Omniscaleが、Magnacartoの地図フロントエンドの作業を行っています
- Joost Schouppeさんが、shapefileとPOLYファイルにマルチポリゴンが含まれている場合の、変換の困難さとその解決策についてレポートしています
- Polyglotが、WikipediaからOSMデータにリンクを貼る方法について解説しています (automatic translation)
- TobWenさんが、PostgreSQLの高速な更新によってまだ実装が不安定な部分があるのか、質問しています
- OpenStreetMapからのGPS生データ抽出 – University of Heidelbergで開発されたLGPLツールです
- Jochen Topfさんが、taginfoの新機能と改善点についてレポートしています
- Tom MacWrightさんが、Mapbox Studioの彼の作業進捗について書いています
- Zoolさんがブログで、モバイルアプリの作業状況について報告しています
- Michael ZanglさんがGSoCプロジェクトの成果として、JOSMで利用可能なOpenGL-Viewを作成しました。彼はいま、テストをしてくれるかたを募集しています
- Telenavが、Wheelnav for iOSをリリースしました。車椅子で移動する際の経路探索をサポートしてくれます
- クラウドソースのモバイル地図アプリ MAPS.ME (iOSとAndroid) で、”徒歩経路案内”がローンチしました (via Ubergizmo)
- iOS向けのOpenSeaMapアプリが利用可能です
- EB Dirigoバージョン 1.0がリリースされました。Android 4.4以上が必要です。iOSバージョンも計画中とのこと
- 今年のGoogle Summer of Codeが終了しました。8つ中、7つのOpenStreetMap関連プロジェクトが完遂しています
- 大容量のデータはどのように扱うのが効果的か、Mapboxが解説しています
…ご存知でしたか?
- … Yohoursは、opening hoursを簡単にマッピングできます。JOSMにおけるOpening Hoursプラグインと同様です
- … OpenStreetMapブラジル作成のチュートリアル用 YouTubeチャンネル
- … Pierre-Yves Berrardさんが作成した、OpenStreetMapとGoogle Mapsをスイッチできるブックマークレット
その他の “ジオ” な事柄
- 5つの六角形で表現するフランスの地図の物語
- 4次元情報を表示するリアルタイムマップ
- Open Maps for Everyoneが、Knight Prototype Fundからの支援を得て、軽量のOSMに近い、でもOpenStreetMapには属していない、コラボレーション可能なプロトタイプを作成しました
- ベルギーのリベラル政党 (OpenVLD) が、パノラマを個人及び商用利用する自由を求めています。これにより、ソーシャルメディア上での写真の共有や、ウェブサイト上への掲載、印刷物での出版利用が合法になります。現在では、例えば Atomium in Brusselsの写真を撮影した観光客が追求される可能性があります。ただし多くの場合、権利保持者はそれらの写真を個人的利用目的で使うことは許可しています (automatic translation)
- Stefan KellerさんがTwitterで、GeoCSVがGDAL/OGR 2.1とQGISプラグインで完全にサポートされたことをアナウンスしました。このフォーマットはshapefileへの挑戦のひとつであり、技術的に優れた先行者が古い shapefile形式に置き換えられることが意図されています
- The service called maptiks provides detailed data on the use and performance of online maps, available among others with OpenLayers and Leafletjs.
- Google Earthブログで、中国の地図がずれている理由と、GCJ-02とは何かについて解説がされています
- MapQuestがオープンAPI、SDK群、ライセンスを変更しました
- Alex Barthさんが、OpenStreetMapデータを改良するにあたって、MapboxがRunKeeperからの匿名データをどのように利用しているか、解説しています