30.06.-27.07.2015
Campus with 3D Buildings [1]
私たちについて
- issue #262から、ベルギーの Marc Gemisさんが、ドイツ語版Wochennotizチームに参加することとなり、ベルギーとフランスのコミュニティの話題も今後追加されることになりました
- ペルー Ayacucho在住の Ruben Lopez Mendozaさんが、スペイン語チームに参加することになりました。Rubenさん、ビエンベニード!
マッピング
- Uberに買収された後も、Bing航空写真はOSMで利用可能です
- SK53さんがtwitterで、この新しい送電塔のデザインをどのようにタグづけするか、質問しています
- Martijn van Exelさんが、USA地域の新しいMaprouletteチャレンジ “鉄道の踏切” のタスクをアナウンスしました
- Mapboxが、社内のデータチームでOSMマッピングの講習に使っている資料を公開しました
- Yandex (ロシアの地図ポータルつき検索エンジン) が、自社製のストリートビューサービスを提供開始しました。これらの画像はマッピングでも利用可能です (地図そのものと航空写真は利用禁止です) (automatic translation)
- OpenHistoricalMapでは、OSMツールを利用した自身のインフラを使って地図を構築しています (via @GuerrillaCarto)
- GitHubへGeoJSONファイルをアップロードすると、OSMレイヤーにデータを表示させることが可能です (example)。そしてその画面から、MapBoxの “地図の改良” ページヘリンクが貼られ、地図の間違いを解決する手伝いができるようになりました(iDエディタかOSMノート機能が提供されています)
- talk-frメーリングリストで、モンブラン地域にあるフランスとイタリアの国境線についての議論が行われています。これは、taggingメーリングリストで行われた、紛争領域の国境線をマッピングする方法についての議論から続いています
- Marc Zoutendijkさんが、OpenPOIMapを使って、POIに付けられているおかしなタグ付けを発見する方法を解説しています。OpenPOIMapの画面右上に表示されている “User POIs” をクリックして、例えば amenity=shopなどのクエリを行ってみてください
- 12回のシリーズとして、TlatatさんがOSMのPOIの品質分析(特にイングランドの小売店)が行われています
- Andreas Weberさんと Dennis Nienhüserさん (FZI Karlsruhe) が、セグウェイで交通標識を認識し、その結果をOSMにアップロードするシステムを開発しました (Video).
コミュニティ
- ベルギーの今月のマッパー(7月)は、ユーザ escadaさんです
- Chris Rodierさんが新しく開発した、OSM Worldを樹木状に可視化した結果が紹介されています (via Twitter)
- edward17さんが、ウクライナの週間タスク no.18(HOT Task Managerを使った建物マッピング)をレポートしています(automatic translation)
- AlexさんとMichaelさん(二人とも学生)が、東ドイツの鉄道インフラをマップするために今年の夏休みを費やしました (automatic translation)。このプロジェクトの狙いはこちらです
- Esriも “ベクタータイル” のバンドワゴンに乗車です。Esri国際ユーザカンファレンスにて、オープンなベクタータイルをフォローする、彼らのベクターベースマップがプレゼンされました
- 昨年展開された批判をうけ、Mapboxが提供する地図の著作権表示方法が改善されました。Harry Woodさんが、この件について今後も進捗がある予定かどうかを確認しています (via. Twitter)
- Jochen Topf writes about abnormalities in the decimal places of coordinates of new OSM objects.
- 交通標識の画像認識について、trianableアルゴリズムとユーザフィードバック(認識したラベルが正しいか間違っているかの判断)をもとに、どのように行ったらよいか、Mapillaryで議論されました。これによって、階層構造の正確性向上が期待されています
- OSM Worldにアクセスするためのホップ・ステップ・ジャンプ3段ガイド
- マッパーの “ユニフォーム” が、ポルトガルでも入手可能になりました
- なんて偶然なんでしょう! 😉
インポート
- Stephen Dawkinsさんが、最新のNAPTANデータセットからいくつかの地域のバス停情報をインポートしようと提案しています
- オーストリアのマッパーが、Linz市の登録毎木情報をOpenStreetMapにインポートするかどうか、議論しています
- Nice市の一部で行われる予定の毎木情報のインポートは、フランスのOSMメーリングリストでも検討されています
OpenStreetMap Foundation
- 2015年6月15日のOSMF理事ミーティング議事録ドラフト版がOSMF-Wikiで公開されました
- 7月20日、最初の公開OSMF理事ミーティングが開催されました。録音データと議事録が今後公開予定です
OSM人道支援
- HOTがプロジェクト内のコミュニケーションを促進するため、四半期に一度のニュースレターを公開しようとしており、そのための協力者を募集しています
- “OSMダメージアセスメント”へのリクエストを見るに、OSMを教える大学の多くはまだ研究者にとって未知の領域のようです
- ハイデルベルク大学で、新しいマイクロタスキング・プラットフォームが開発されました。現在はコンゴ共和国 South Kivuの居住地域と道路が、Missing Maps Projectとしてチェックされています
マップ
- ユーザ ccalistaさんがブログで、Overpassを使って現在のOSMデータをOsmAndに読み込み、最新の状態に反映させる方法のテストを解説しています
- Andy Allanさんが (OSM Cartoプロジェクトのissueとして) osm.orgのメインスタイルになにをレンダリングし、何をレンダリングされるべきではないかの基準を定めた方針書を定めました
- Adrien Pavieさんが OpenLevelUp! を公開しました。このマップでは、インドア用にタグ付けされた建物の中の、特定のフロアに存在するオブジェクトが見やすく表示されています
- オーストリアの “Der Standard” が、会社のPentamap (Geodetic Institute of the Technical University of Grazからのスピンオフ) でレポートを掲載しました。この会社では、アルプス山脈の山岳救助隊や猟師むけのオフロード経路探索を手がけており、航空写真やデジタル地形モデル、OSMデータなどを利用しています (automatic translation)
- [1] Leicester大学が、OSMデータとOSM Buildingsをもとにしたキャンパスマップを制作しました(via @GISPowered)
- The GPSiesのウェブサイトがデザインを変更しました。ブログ記事はこちらから
- Mateusz Koniecznyさんが、新しいバージョンの標準マップスタイルを公開し、フィードバックを求めています (同様のトピックで過去に公開された日記エントリも参照してください)
- 英国のOSMメーリングリストで、英国特別レンダリングスタイルの提案がトピックにあがっています
- Omar Uretaさんが、OSMをもとにしたStame-Watercolourスタイルと、行政区別の標高データを組み合わせた可視化を行っています
#switch2OSM
- ドイツの Eisenbahn-Bundesamt (連邦鉄道局) が、市民参加ページの背景地図としてOpenStreetMapを採用しました
- Facebook uses OpenStreetMap data in some places. The data in some places switch with other data sources, so that there are some false error messages. via @penorman)
- Facebookがいくつかの地域でOpenStreetMapのデータを使い始めたようです。いくつかの地域ではデータソースについても切り替えが行われており、その結果としてエラーメッセージが表示されることがあるようです (via @penorman)
- Lower Saxonyの Vehrkehrsmanagementzentrale (交通管理センター) がウェブサイトを更改しました。サイトでは、ドイツ国内全土の交通渋滞情報や工事中の場所が閲覧可能です。タブレットとデスクトップ用のマップにOSMが採用されています
オープンデータ
- オーストリア連邦 度量調査局 (Austrian Federal Office of Metrology and Surveying / Bundesamt für Eich- und Vermessungswesen, BEV Österreich) が、ポイントレベルの精度データとしてすべての住所情報を公開しました。度量調査局の担当者 Thomas Ruprechtさんは、これらのデータおよび行政区堺データをOSMで利用可能だと伝えています
- ベルギー内閣 (Council of Ministers) が、新しいオープンデータ戦略を定めました。基本的に、2020年までにすべての記録はCC0ライセンスのもとで公開されることとなります
ソフトウェア
- MapDBの主要顧客が契約を停止したため、Jan Kotekさんがプロジェクトの新しいスポンサーを探しています
- Michael Zanglさんが、JOSM向けに新しく開発された OpenGL MapViewを紹介しています。(Google Summer of Codeの一環です)
- QGISの新機能、あなたの会社でスポンサーしてみませんか?
- 開発者 Dennis Nienhüserさんが、Windows向けのMarble バージョン 1.11.3をリリースしました
- Rapperswil大学の Geometalabでは、OSMデータを様々な形式 (GeoPackage, Shapefile, FileGeodatabase、そして Garmin (.img)) で抽出できるツールを開発中です
- iOSにポーティングされた、OsmAnd バージョン 1.1.1がリリースされました
- OSMをベースとしたオープンなジオ検索エンジン Photonが、”リバースジオコーディング”をサポートしました。これにより、住所からX/Y座標まで、多様な形式の出力が行えます
- ユーザ AmaroussiさんがTwitterで、そろそろ本格化しそうな Flashの終焉とPotlatchの利用について質問しています。幸いなことに、これからはiDやLevel0、Merkaator、JOSM、Vespucci、そして、、、んーと、Potlatchもたぶん、残り続けることでしょう!
- NGAとDigitalGlobeが共同制作としてHootenannyを発表しました。大容量の地理空間データを取り扱うためのフリーでオープンなプロジェクトとなっています. (via un-spider)
- MapBoxが、C++11 protobuf de-とエンコーダの初版をリリースしました (via @springmeyer)
- MapBox社のサービス(ジオロケーション、経路探索など)を扱うための node.jとブラウザJavascriptクライアントを制作しました (via @tmcw)
- OSRMプロジェクトのバックエンドコードが、WindowsのDLLとしてもコンパイルできるようになりました (via @tdihp)
- Omniscaleが、Magnacartという名称のツールを公開しました。このツールでは、CartoCSS形式の地図スタイル指定を、Mapnik XMLやMapServer mapfile形式に変換することが可能です
…ご存知でしたか?
- … F4Mapでは 3Dレンダリングが実装されています
Other “geo” thingsその他の “ジオ” な事柄
- Aalen大学の Marina Schwabさんと Daria Kernさんが、OSM APIとGoogle Maps APIを比較しています (ドイツ語PDF) – 明らかに、若年世代の開発者からはOSMのほうがよいスコアを得ているようです
- Deep Dreamを使うことで、神経回路ネットワークの可視化が可能です。もちろん地図にだってこのとおり
- MaptimeBER (ベルリン) が、500人目の “地図っ子 (Map Lovers)” を迎えました。おめでとう! (via @MaptimeBER)
- Kentuckey大学が、“地図”を題材にしたビデオを公開しています
- Googleが、インドアでの経路探索に利用できる(オープンな)ハードウェアシステムを新しく開発しました
- Uberが地図会社を買収した理由とは?
- FixWikiMapsと Nacisが、MepLiftイベントの開催をアナウンスしました。8月28日から9月4日までの一週間は、Wikipediaの改善に手を付けてみましょう
- FATMAPが、スキープレイヤーのための詳細な3D地図を公開しました(via @mprioleau)
- Garminがキャラバン・ドライバーのニーズに答え、特別にデザインされたGPSを提供しています
- HEREが、自動運転向けの超精密なマップデータを提供開始しました (via @here)
- Riccardoが、オンライン地図を制作するための6つの方法を比較しています
- NokiaがHERE地図を、アウディ、ダイムラー、BMWに対して28億ユーロで売却しました
- MapBox has supplemented its Landsat Live pipeline by an automatic atmospheric correction to obtain clearer and more vibrant images.
- 冷戦中のロシアの地図について、Wiredがレポートしています (via osmf-talk)
- Osmcoderは、123mapカンパニーによって新規開発されたジオコーディングサービスです
- MapBoxが提供するジオコーディング・モジュールでは、検索ボックスに文字をタイプするごとに市町村名やストリート名を自動補完する機能がはじまりました
- MapBoxが、ドイツ ベルリンに開発拠点を開設しました。ベルリンのメンバーは主にOSRMに注力します
- 中国が自国のナビゲーションシステム “北斗2” を、2基以上の衛星で拡張しました
- 米国政府による公式のFAQ、お題は。。。 GPSってほんとうに面白いですね 🙂 (via @konklone)
- スウェーデンのアクティブなウィキペディアンが、4つの携帯電話を使った全天型カメラを作成し、Mapillary向けの記録とアップロードにも対応しました