週刊OSM 657

2023/02/14-2023/02/20

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人口予測ツール[1] | © Tom Forth Creative Commons Licence BY 4.0 | map data © OpenStreetMap contributors

マッピング

  • Anne-Karoline Distelさんは、アイルランドの国定記念物のマッピングを進めた経緯をまとめました
  • Bob Cameronさんは、車を運転しながらマッピングデータを集めています。複数方向の動画撮影や、マッピングする地物を声で読み上げ音声録音するなど複数の方法を組み合わせています。
  • Valerie Nortonさんは、登山道の編集合戦に悩んでいます。現地調査した結果をマッピングしたところ、国の公的地図にその登山道が載っていないとして削除されてしまいました。実際に標識も設置されている登山道です。
  • 開店時間や施設名が現地に表示されているかどうかを表す接尾辞*:signedは誤って使用されていることが多いとしてis_signed:*に変更する提案が、現在投票を実施中です。締め切りは3月1日です。

コミュニティ

  • GeomobポッドキャストにMikel Maronさんへのインタビューが掲載されました。

地方支部ニュース

  • Minh Nguyenさんは、OSM米国の理事を4年間務めた感想を述べています
  • OSM米国は、OSMの成長を促進するサービスを支援するCharterプロジェクトを始めました。最初の支援対象としてOSMChaが選ばれたことが発表されました。

イベント

OSM人道支援

  • HeiGITのスマートモビリティチームは、災害openrouteserviceをトルコ・シリア大地震に対応しました。10分毎に対象地域のデータが更新され、被災地域の交通状況がルート検索に反映されます。
  • Said Turkseverさんは、トルコ・シリア大地震で設置された臨時薬局を検索するOverpassクエリ作成しました。
  • MapRouletteを使い、トルコ・シリア被災地域の薬局マッピングが進められています。
  • Pete Mastersさんは、トルコ・シリア大地震の状況を表す地図に、OSMデータがたくさん使われているのを集めました
  • Unenさんは、トルコ・シリア大地震でOSMマッピング活動がどのくらいおこなわれているのか、優先順位が高い活動は何か、をまとめました

地図

  • [1] グローバル人間居住レイヤ(Global Human Settlement Layer)を使用して、Tom Forthは、マップ上で選択した円の内側の人口を推定するWebサイトを作成しました。このソフトウェアが算出した住民数は、ウェブ上で公開されている公式データと非常によく一致しています。

switch2OSM

  • カーシェアプロバイダのStadtmobilは、GoogleマップからOpenStreetMapに切り替えました。この変更は、「Googleマップとは異なり、OpenStreetMapは無料のwikiワールドマップであり、ユーザーによって絶えず更新されるため、通常はより最新で詳細な情報が提供される」ために行われたということです。

ソフトウェア

  • Pieter Vander Vennets氏は、Bingマップビルダーの編集がOSMに表示されなくなったことを指摘しました。これが、この問題に関する彼の以前の投稿(私たちが以前に報告しました)の結果なのか、彼らがすでに計画していたことなのか、それともその両方のなのか、わかりません。
  • 「Quirqui Rutas」は、2週間で開発された新しい公共交通アプリで、オルロ(ボリビア)のカーニバルの期間中にサービス開始されました。このアプリは、Trufi Associationのオープンソースコードと、地元のHenry FloresとJhonny Lazarteが調査し、Columbia州DuitamaのSalesian Collegeの学生がOSMに入力したルートデータを使用しています。

プログラミング

リリース

  • Martijn van Exelさんは、RapiD 2.0のベータ版が利用可能になったことを発表しました。最大の改善点は、RapiD 2.0での作業の大部分は性能改善に向けられために、RapiDの動作が機敏になったことだそうです。Maps@Metaチームは、米国OpenStreetMapのブログ投稿で、さらに多くの詳細を提供しました

ご存知でしたか?

  • … TracesMapをご存知でしたでしょうか?適切なレイヤを選択すると、交通状況自転車専用道路、地下道、バスまたは鉄道路線、またはGPS装置のトラックが表示されます。

メディア掲載

  • Mapboxが高価になったため、ワシントンポスト は代替のマッピング・ツールに移行しています。Kevin Schaulさんは、ワシントンポスト が、Mapboxをオープンソースのソリューションにどのように置き換えたのかを説明しました。

その他の “ジオ” な事柄

  • イタリアのハッシュタグ #geoweird はどうですか?OpenCageは、モンブラン周辺の紛争地域を含むイタリアの地理的な特徴をOSMのマストドンで話題にしました。
  • Metaは、マップ製品の改善に忙しいようです。MetaのDaylightチームは、「地球テーブル」を開発しました。OpenStreetMapスタイルのタグをテーマ、クラス、サブクラスの3レベルのオントロジーに分類するデータスキーマであり、地図作成に役立ちます。
  • ウクライナ人の運転手が、ドイツの貨物を積んだポーランドのセミトレーラーを、シャルリー通りのフランスの擁壁に衝突させたことが、Pan-Europeanの取材でで伝えられています。この事故はルート検索アプリのせいだとされていますが、通りが行き止まりでトラックが引き返す場所がなかった、という事実が、より重要だったようです。

まもなく開催

場所名称Online開催日
BremenBremer Mappertreffen (Online) 2023-02-27flag
Solidarity Mapathons for Syria and Turkey 2023-02-27
SwarzędzWorkshops for new users – improve the space around you virtually 2023-02-28flag
San JoseSouth Bay Map Night 2023-03-01flag
Solidarity Mapathons for Syria and Turkey 2023-02-28
StuttgartStuttgarter Stammtisch 2023-03-01flag
San FranciscoA Synesthete’s Atlas – Eric Theise & Headboggle 2023-03-02flag
EnglandOSM UK Chat 2023-03-02flag
San FranciscoA Synesthete’s Atlas – Eric Theise solo 2023-03-03flag
BudapestHiking by the pipeline between Barosstelep and Albertfalva 2023-03-04flag
泉大津市マッピングパーティーin泉大津 2023-03-04flag
荒尾市地域の「今」を記録して残そう! みんなで作る! みんなが使える無料のマップ ~変わりゆく荒尾~ 2023-03-05flag
MapRoulette Monthly Community Meeting 2023-03-07
OSMF Engineering Working Group meeting 2023-03-07
Missing Maps London Mapathon 2023-03-07
Stainach-Pürgg8. Virtueller OpenStreetMap Stammtisch Österreich 2023-03-08flag
Salt Lake CityOSM Utah Monthly Map Night 2023-03-09flag
MünchenMünchner OSM-Treffen 2023-03-09flag
WinterthurOSM-Stammtisch @Init7 2023-03-10flag
KøbenhavnOSMmapperCPH 2023-03-12flag
San JoseSouth Bay Map Night 2023-03-15flag
ToulouseRéunion du groupe local de Toulouse 2023-03-18flag

Note: ここであなたのイベントを見たい場合は、カレンダーにそれを OSM Kalender 入れてください。そこにあるデータのみが、週刊 OSM に表示されます。 カレンダー 内で都市や国に言及するのを忘れないでください。

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