週刊OSM 616

2022/05/03-2022/05/09

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ベルギーの古地図と古地図風地図 [1] © Manuel Claeys Bouuaert | map data © OpenStreetMap contributors

マッピング

  • HOTタスキングマネジャーでコメントする際のコメント例をBecky Candy氏が作成したことを以前にお知らせしました。この内容が日本語スペイン語にも翻訳されました
  • 旅行先での写真を共有するサービスIkuzoは、OSMデータを使用しています。ただし背景地図にはGoogleマップを使用しています。
  • MapCompleteで樹木を入力する際に、wikidataから種別を選択することができるようになりました。
  • Frank氏はドイツの住所データを改善するツールOSMsuspectsを運営していましたが、閉鎖を決定しました。
  • 米国の道路につけるnetwork=*の値を規格化する提案が作成されました。
  • 駅の改札や駐車場の料金ゲートなど、チケットを確認する場所に付けるタグamenity=ticket_validatorの投票が実施中です。締め切りは5月24日です。

コミュニティ

  • UNマッパーが選ぶ今月のマッパーは、OSMリビアの会長を務めるAbdurahman Al Furjani氏です。
  • OSMベルギーが選ぶ今月のマッパーは、ベルギーのシンアーイ地区などのマッピングをおこなったGpoilvet氏です。
  • Anne-Karoline Distel氏がマッピング中に遺跡を発見したことを以前にお伝えしました。この発見がニュースメディアに取り上げられました
  • SotM2022の学術セッションは、発表申し込み締め切りが5月22日に延長されました
  • ボゴタ市(コロンビア)のOSMコミュニティが開催したミーティングで、AngocA氏がOSM wikiの編集について発表し、発表資料を公開しました。
  • ラテンアメリカコミュニティが開催する隔月ミーティングが5月28日に開催されます。主催はOSMチリです。
  • ストラスブール大学はキャンパス案内地図にOSMを使っています。

地方支部ニュース

  • OSMベルギーは、自由に使える360度ストリートビュー画像の作成を促進するため、360度カメラの貸出を始めました

イベント

教育

  • cquest氏が、フランス森林管理局のオープンデータを使って道路マッピングをおこなう手順を説明しています。
  • barefootstache氏が、JOSMを使って建物マッピングを効率的におこなう方法を説明しています。

OSM research

  • 地理情報国際ジャーナルでOSM特集号が組まれ、OSMを扱った15報の論文が掲載されました。

地図

  • [1] Manuel Claeys Bouuaert氏は、オーストリア領オランダの古地図”Carte-de-Cabinet”に似せたOSM地図を作成しました。スライダーで二つの地図を比較することができます。

ソフトウェア

  • Organic Mapsは、AndroidとiOS向けの4月のアップデートをリリースしました。このリリースでは、Wikipedia記事のサポート、Euskara(バスク)翻訳、速度、バッテリーの最適化が改善されています。いつも通り、マップデータは更新されており、ルーティングアルゴリズムの改善や翻訳も更新されています。
  • ユーザのAntonは、note-viewer でのルーズリンク検出について日記に記しています。これはプレーンテキストのURLをドット付きハイパーリンクに置き換えるものです。今のところはopenstreetmap.orgとStreetCompleteの画像ホスティングURLのみを扱っていますが、将来的には他のサイトも追加されるかもしれません。
  • garmin.openstreetmap.nlは、しばらくの間完全に機能しなかったので、代替サービスとして、 bbbike.org への自動リダイレクトが行われています。
  • On The Go Mapは、走る、歩く、自転車に乗る、運転するためのルートプランナーで、ルートポイントをプロットしたり、標高を見たり、マップを共有したりすることができます。もちろん、OpenStreetMapを利用しています。
  • Balluchon (fr) > ja は、歩行者データを容易にOpenStreetMapに投稿するためのツールです。現時点では、建物沿いの入り口の追加や修正が可能です。ライブデモも公開されています。
  • Patrick Gendre氏はOpenMobilityIndicatorsを開発 して、オープンデータを使って持続可能なモビリティの指標についての主題地図を描きました。
  • Vespucci バージョン18(2022年秋)で、(2011年にリリースされた)Android 4.0.1から4.0.4を搭載したデバイスのサポートを削除することを計画しています。
    #openstreetmap APIのプライベートインスタンスでそのようなデバイスをまだ使用している人は、Vespucciチームに連絡するようにということです。
  • ユーザのxrisnikは、家に住所を追加するためのJOSMプリセットを共有しています。

プログラミング

  • Hans Hack氏は、”GeoJSONファイルを高速かつシンプルに処理するためのジオプロセッシングツール”のベータリリースについてツイート しました。これを使えば、geojsonファイルをif-this-than-that方式で処理できます。たとえば、”Remove this:<Berlin.geojson> from that:<Germany.geojson>”のようになります。共有ジオメトリ(領域)を見つけたり、他の領域の領域を分解したり、geojsonファイルを修復したりする”文”があります。
  • jmtrivialは、OSM Tag Challengeのソースコードをリリース (fr)しました。Twitterボットは毎日、Flickrのアルバムからヒントなしで、様々な(タグづけに悩む)場所の写真を投稿し、「OpenStreetMapのオントロジーを考えなおす」よう私たちに求めています。

リリース

ご存知でしたか?

  • Acastus-Photonは、OpenStreetMapデータに基づいている Android用の住所とPOI検索アプリケーションです。f-droidを通じてインストールできるこのアプリは、Komootチームがデフォルトバックグラウンドとして開発したPhotonバックエンドのおかげで、他のPOI検索ソリューションよりも信頼性が高いと言われています。
  • … OsmAndでカスタムPOIタイプをハイライト表示するレイヤを作成する方法
  • Leafletの作者であるVolodymyr Agafonkin氏は、マップタイルをレンダリングするための最も重要な手順をチュートリアルで説明しています。このチュートリアルやその他の興味深い記事(「サワードウ種のパンの調合計算機」を含む)は、彼の「Notebooks」ページにあります。

メディア掲載

  • The GuardianのAmy Framing氏は、中学校教師マイケル・シャンクスさんが、自分の住む町のGlasgowと近隣の6,000の通りを歩いて、GPSトラックを取得して全て描いたことに、満足していると報じています。

その他の “ジオ” な事柄

  • 結婚祝いに珍しい美しい手作りの地図が使われました。
  • HouseFresh氏はグーグルの検索データを2021年から収集し、各国で最も人気のある種に基づいて室内観賞用植物を掲載した世界地図を作成しました。

まもなく開催

場所名称Online開催日
LyonRencontre mensuelle Lyon osmcalpic2022-05-17flag
151. Treffen des OSM-Stammtisches Bonn osmcalpic2022-05-17
LüneburgLüneburger Mappertreffen (online) osmcalpic2022-05-17flag
ZürichMissing Maps Zürich Mapathon osmcalpic2022-05-18flag
MontmorillonPrintemps des Cartes osmcalpic2022-05-19 – 2022-05-22flag
Olomouckvětnový olomoucký mapathon osmcalpic2022-05-19flag
DublinOSM Ireland Virtual Map and Chat osmcalpic2022-05-19flag
Mapathon: United Nations for Libya osmcalpic2022-05-20 – 2022-05-22
Kaskazini BTanzania Mapping Groups May Mapathon osmcalpic2022-05-21flag
京都市京都!街歩き!マッピングパーティ:第30回 相国寺 osmcalpic2022-05-22flag
臺北市OpenStreetMap街景踏查團工作坊2 osmcalpic2022-05-22flag
[Online] OpenStreetMap Foundation board of Directors – public videomeeting osmcalpic2022-05-23
BremenBremer Mappertreffen (Online) osmcalpic2022-05-23flag
OSMF Engineering Working Group meeting osmcalpic2022-05-23
San JoseSouth Bay Map Night osmcalpic2022-05-25flag
City of NottinghamOSM East Midlands/Nottingham meetup (online) osmcalpic2022-05-24flag
DüsseldorfDüsseldorfer OpenStreetMap-Treffen osmcalpic2022-05-25flag
Santiago3a reunión bimestral de OSM Latam osmcalpic2022-05-28flag
Town of Victoria ParkSocial Mapping Sunday: East Vic Park osmcalpic2022-05-29flag
Bruxelles – BrusselVirtual OpenStreetMap Belgium meeting osmcalpic2022-05-31flag
BariOpenStreetMap in Puglia osmcalpic2022-06-01flag

Note: ここであなたのイベントを見たい場合は、カレンダーにそれを OSM Kalender 入れてください。そこにあるデータのみが、週刊 OSM に表示されます。 カレンダー 内で都市や国に言及するのを忘れないでください。

This weeklyOSM was produced by Lejun, Strubbl, TheSwavu, derFred, miurahr, muramototomoya, tordans.

One Reply to “週刊OSM 616”

  1. > Photon, developed by the Komoot team

    initially this was correct, but since years it is developed by Sarah (maintainer of Nominatim too) and the community. See nominatim.org