2021/05/18-2021/05/24
マッピングキャンペーン
- HOTは、新しいマッパーへのフィードバックや、データ品質向上に不可欠な検証についてと、検証を行うためのアドバイスについての記事を公開しました。
マッピング
- Fiftyfour氏は、OsmAndの代わりにosm.orgにアクセスした時の印象を元に、osm.orgを改善する案を挙げています。
- Harry Wood氏は、ロンドン北西部にあるノースウィックパーク病院を中心としたアームチェア・マッピングについて報告しました。この投稿には、アームチェア・マッピングについての考察、削除されたOSMデータを探すことについて、今後のOSMイベントなどについて書かれています。
- ポルトガルのOSMコミュニティではおよそ1年間の議論を経て、地域や行政界を標準化する提案が投票の段階に入りました。提案の詳細についてはプロジェクトのWikiページやTelegramの公式グループチャンネルをご覧ください。
- 以下のタグ提案で投票が実施されました。
- post_office=*:郵便物や宅配を受け付ける店舗。賛成多数で承認されました。
post_office:type=
は非推奨となります。
landuse=education
の提案も賛成多数で承認されました。
- post_office=*:郵便物や宅配を受け付ける店舗。賛成多数で承認されました。
- Milos Popovic氏は、インドの地区レベルでの鉄道密度を視覚化した地図をツイートしました。また、ブログではこの地図の作成に使ったRのコードとOSMデータを公開しています。
- Nathan Case氏が、英国の住居用建物へのタグ付けをまとめています。
OpenStreetMap Foundation
- 5/14に開催されたOSMF理事会の議事録が公開されました。議題には、OSMFを英国からEU内へ移す案の検討、エンジニアリングワーキンググループの再開について、iDエディタの開発について、サイト信頼性エンジニアの採用についてなどがあり、議論が交わされました。
- SotM2021はオンライン開催となり、英語のみが使われるため、組織委員会は、できるだけ多くの言語でライブ翻訳を行う試みを検討しています。組織委員会はこの試みで活躍する翻訳ボランティアを募集しており、応募の期限は6/28となります。詳細はOSMブログをご覧ください。
- Jean-Marc Liotie氏は、OSMFとGeOSMとの商標協定の背景について説明しています。GeOSMはカメルーン主導で運営されているアフリカ21カ国の地理データをダウンロードできるポータルです。
地方支部ニュース
- Jennings Anderson氏は、「State of the States 2020 – Mapping USA Talk」での発表に使ったスライドを公開しています。
イベント
- 通常のState of the Mapフランス2021は開催できないため、OSMフランス協会はオンラインでミニSotMフランス2021を開催する予定です。発表やワークショップ、マッパソンなどが予定されていて、誰でも無料で参加が可能です。
教育
- OpenMap Developmentタンザニア(OMDTZ)は、若者が最新テクノロジーを修得するために協力する施策「Open Skies Fellows: Africa Tech for African Data」の開始を発表しました。
地図
- Marcel Reinmuth氏によると、HeiGITが医療施設を表示するOpen Healthcare Access Mapに、中南米すべての国の医療施設が追加されたそうです。この地図にはサハラ以南のアフリカ、南・東南アジアの医療施設も登録されています。
- マラガ(スペイン)市議会の設置した「Málaga makes history」の銘板を表示するインタラクティブ地図をdcapillae氏が作成しました。
- Mohammed Rizwan Khan氏がohsomeHexを詳しく紹介しています。ohsomeHexは任意の地域で、特定のキーを持つオブジェクトの時系列での増減や、どのように形状が変更されたのかを表示することができます。
- クーパー・ヒューイット国立デザイン博物館は Stamen Design が作成した水彩風OSM地図を博物館デジタルコレクションに加えました。
オープンデータ
- ヴェヴェイ市(スイス)はオープンデータポータルサイトCartorivieraで360ストリートビュー画像を公開しました。
ライセンス
- バイエルン州の行政局がDMCAに基づき、Githubで公開されている住宅ジオデータの削除を要請したことをJohannes Filterがツイートしました。影響を受けるリポジトリがたくさんあるようです。
ソフトウェア
- GpxPodはNextcloudサーバでGPXデータを管理するアプリです。
- ルート検索エンジンGraphhopperのバージョン3が公開されました。ルート検索条件指定方法の簡易化、検索結果表示方法の改善などが新しく追加されました。
- Johannes Kröger氏の作成したLeafrouletteは、ハンブルク(ドイツ)の様々な地図情報や画像が自動で切り替わるスクリーンセーバーのような地図です。
プログラミング
- OSMオペレーションチームはtorrent向け最新OSMデータのRSSフィードを公開しました。
リリース
- Tobias Zwick氏はStreetCompleteのバージョン32を公開しました。編集のやり直し、削除したデータのリバート、オフライン機能改善などが新しく追加されました。
その他の “ジオ” な事柄
- Dominic Royéはスペイン各都市の建物を建築年で色分けした地図を作成しました。
- Googleは障碍者向けアクセシビリティの情報をGoogleのサービスで共有する方法を解説しています。
- Guillaume Métayer氏は古地図をuMapのベースマップに使ってパリの史跡マップを作成しました。
- Sir_Lazz氏はガリシア州(スペイン)と日本のスーパーマリオワールド風地図を作成しました。
- NPO団体CycleStreetsがOSMデータを用いて英国のモーダルフィルタ(自動車通行を妨げるが自転車通行は可能な障害物。ボラードなど。)の数を調査したところ、25000個以上が見つかりました。
まもなく開催
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Note: ここであなたのイベントを見たい場合は、カレンダーにそれを OSM Kalender 入れてください。そこにあるデータのみが、週刊 OSM に表示されます。 カレンダー 内で都市や国に言及するのを忘れないでください。
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