2020/10/13-2020/10/19
マッピング
- Robert Delmenico氏は、
man_made=*
をhuman_made=*
に変更しようという提案をしています。このような提案は過去にも何度か行われています(2012年2月、2017年3月) - サハラ砂漠では予想以上に木が生えているとの報道をきっかけにして、どの程度の樹木密度や面積があれば「森」としてタグ付けしてよいのかという議論がドイツ語フォーラムで行われました。
- Mueschel氏の提案したタグ、
electric_bicycle
とspeed_pedelec
が承認されました。 - bkil氏の提案した、音を発する様々な地物に対してタグ付けするための
audible=*
が10月末まで投票を受け付けています。 - Robhubi氏はオーストリアにおける歩道と、付随する小道の区別についてユーザー日記を書いています。この区別によって車両が通行できるかどうかが違うそうです。
コミュニティ
- Jean-Marc Liotier氏は「データ品質の測定、なぜOpenstreetmappingを使うのか」という記事を公開しました。
- 地域支部・地域コミュニティワーキンググループ(LCCWG)がワーキンググループへの参加を呼びかけています。
- Mapillaryチームは、JOSM用Mapillaryプラグインのユーザーに、使い方に関するインタビューをしようとしています。興味あるユーザーはosm@mapillary.comまでご連絡ください。
- 世界中のマッパーと手紙でコミュニケーションしてみませんか?OSMCardsは手紙が欲しい人と送りたい人をつなげるサービスです。なぜこのサービスを作ったのか、開発者のIlya Zverev氏が説明しています。
- Steve Coast氏(OSM創設者)がOSMF「無料」会員登録しようとしましたが、却下されました。OSMFには、過去1年間に、42日以上のマッピング、またはマッピング以外のOSM活動を行った人が無料で会員登録できる制度があります。
インポート
- bdiscoe氏は、米国でインポート後にユーザーが修正していないTIGERデータの変化グラフを更新し、このペースに変化がなければ、ユーザーの修正していないウェイがなくなるまで9年、ノードに関しては29年かかると計算しています。
地方支部ニュース
- Anita Graser氏は9/10に開催されたOSGeo年次総会で発表された「2020 Sol Katz賞」を受賞しました。彼女はOSGeoプロジェクトの中でも最も成功したプロジェクトの1つでもあるQGISに関わっていることで知られています。彼女についてより詳しく知りたい場合はブログをご覧下さい。
- コンゴ民主共和国のコミュニティOSM RDCの地方支部申請書が公開されています。
- ベルギーコミュニティの選ぶ「今月のマッパー」はThierry Hancart氏です。
イベント
- 10月29日から31日にかけてオンラインで開催されるOpenStreetMap US Connect 2020のプログラムが発表されました。
- State of the Map Japan 2020とFOSS4G 2020 Japan Onlineをより盛り上げるため、プレイベントとしてGeoweek and Weekend 2020が開催されマッピングやハックが行われます。参加登録はこちらから。
- AGIT 2020のOSGeo Dayに関する動画が公開中です。
OSM人道支援
- 国連マッパーがソマリアの道路、水路、村をマッピングするためにタスクマネージャーにタスクを設定しました。
- EuYoutH_OSMに所属する学生達はFrancophoneLibreのタスクマネージャーを使って合同マッピングを行うためにオンラインミーティングを行いました。
- HOTの災害対応コーディネーターであるRuss Deffner氏は、COVID-19対応のために、HOTプロジェクトのTasking ManagerやMapswipeへの協力を呼びかけています。
- フィリピン、トルコ、ウガンダ、ケニア、ザンビアの5つのOSMコミュニティが、コミュニティの円滑化やトレーニングを行うため、Facebookコミュニティインパクト少額支援金を受け取りました。
- Russ Deffner氏(HOT活性化ワーキンググループリーダー)が、OSM活動10周年を記念して、これまでの活動とこれからの抱負をユーザ日記にまとめました。
- GIS情報を使った人道支援活動などをテーマにした学会2020 GeOnG Forumが11月2-3日にオンライン開催されます。現在参加登録を受け付け中です。
地図
- コスタリカ公共事業・運輸省が、道路体系ごとに分類した国道地図を発表しました。背景地図にOSMが使われています。
- ケルン市(ドイツ)の飛行機写真撮影家向けサイトspotter.koelnでは、ケルン・ボン空港のおススメ撮影スポットが紹介されています。背景地図にOSMが使われています。
ソフトウェア
- JOSMでPotlatch 2風に地図表示する設定をGuillaume Rischard氏が紹介しています。
プログラミング
- ルート検索サービスopenrouteserviceを他のウェブサイトで使うための埋め込み機能がもうすぐ公開される見込みです。
ご存知でしたか?
opening hours=*
を生成するツール。
その他の “ジオ” な事柄
- ウィキメディア・スイスでは、スイス国内の城・宮殿のデータ作成コンテストを開催中です。ウィキペディアの記事やOSMデータを4か国語で行います。
- ドイツでスペースデブリの監視装置が開発されました。2021年に稼働開始予定です。
- Appleが発表したインドア地図データフォーマットについてHacker Newsの掲示板で議論されています。
- Sounds of the Forestでは世界各地で録音された森の音を集めています。集められた森の音を使って、楽曲をつくり、来年のTimber Festivalで演奏される予定です。
まもなく開催
場所 | 名称 | 開催日 | 国 |
---|---|---|---|
Cobb Virtual Academy | Wikidata+OSM: Its use cases | 2020-10-25 | |
レンヌ | Atelier découverte OSM / Wikipédia / Wikidata [1] | 2020-10-25 | |
ブレーメン | Bremer Stammtisch | 2020-10-26 | |
アルロン | (cancelled – annulé) Réunion des contributeurs OpenStreetMap | 2020-10-26 | |
Salt Lake City / Virtual | OpenStreetMap Utah Map Night | 2020-10-27 | |
デュッセルドルフ | Düsseldorfer OSM-Stammtisch | 2020-10-28 | |
Salt Lake City / Virtual | OpenStreetMap Utah Map Night | 2020-10-29 | |
ロンドン | Missing Maps London Mapathon | 2020-11-03 | |
シュトゥットガルト | Stuttgarter Stammtisch (online) | 2020-11-04 | |
ドレスデン | Dresdner OSM-Stammtisch | 2020-11-05 | |
Online | State of the Map Japan 2020 Online | 2020-11-07 | |
台北 | OSM x Wikidata #22 | 2020-11-09 | |
Salt Lake City / Virtual | OpenStreetMap Utah Map Night | 2020-11-10 | |
ミュンヘン | Münchner Stammtisch | 2020-11-11 | |
チューリッヒ | 123. OSM Meetup Zurich | 2020-11-11 | |
ベルリン | 149. Berlin-Brandenburg Stammtisch (Online) | 2020-11-12 | |
Online | 2020 Pista ng Mapa | 2020-11-13-2020-11-27 | |
Online | FOSS4G SotM Oceania 2020 | 2020-11-20 |
‘
Note: ここであなたのイベントを見たい場合は、カレンダーにそれを 入れてください。そこにあるデータのみが、週刊 OSM に表示されます。 カレンダー 内で都市や国に言及するのを忘れないでください。
This weeklyOSM was produced by MichaelFS, Nordpfeil, Rogehm, TheSwavu, derFred, k_zoar, muramototomoya.