24.03.–30.03.2015
マッピング
- iDエディタに新機能が実装されました。問題点があればGithubで指摘してほしい、と、開発者からのお願いです
- camp_type = * タグの提案に対する投票が行われています。現在、賛成/反対の割合は1:1です
- OpenSeaMapプロジェクトがYoutubeチャンネルを開設しました。現在、”OSM初級編”のビデオが3種類作成されています
- 特に浅瀬で位置を記録するロガーでOSMデータを改善したいひとがいるかどうか、HeiseオンラインもOpenSeaMapにレポートをあげています
- Martin KoppenhoeferさんがTagginリストで、火山をマップする際にノードではなくウェイとして表現する方法について提案しています
- talk-usで、高度 (ele = *)が数字以外の単位でも記録できるようにするべきか、議論が行われています
コミュニティ
- Dennis Zielstraさんと Pascal neisさんは2人とも、彼らが出版した学術論文を自由にダウンロードできるようにしました。ブログ投稿では、彼らの “出版物” を使ってやってほしいことと、してほしくないことについて記載がされています
- Tagginリストの参加者は、メーリングリストとwikiに代わるやり方について考えています。Loomioを使った方法とその使用例を提案するひともいます
- Shawn Dayさん、別名 “eireidium”さんはアイルランドの様々な大学で教鞭を振るっており、彼が設定する課題を解決してくる熱心な生徒達のやり方に驚嘆しています
- ユーザ edward17さんが、2週目のエクササイズについての詳細な分析を公開しました (Translations)
- Julien Braultさんが、立体交差のウェイの数を自動計算する方法を探しています
- 他の物事をそっちのけで、ジャーマンウィングスの航空機墜落現場の作業をしているマッパーがいます
- JOSMユーザは最近のタグについての議論について、ちゃんと情報を得ているでしょうか? Bryce NesbittさんによるパッチがJOSM devメーリングリストで議論を呼んでいます。メンテナ Dirk Stoeckerさんはそのパッチをコアに組み入れるのは反対だ、としています(プラグインとして実装されるほうがよいとしています)。また、Jochenさんもそうした機能には一般的に反対の立場です。
インポート
- Borut Maricicさんが、ウィーンで小規模なAEDデータのインポートをアナウンスしています (Translations)
OpenStreetMap Foundation
- OSMタイルサーバまわりで多くのことが起きました
イベント
- オープンソースGIS: そこでいま、なにが起きているのでしょう? Geography Mattersで、Timo Thalmannさんによる FOSSGIS 2015のレポートが公開されています (Translations)
- スイス Bern大学で6月1日、オープンデータカンファレンスが開催されます (Translations)
OpenStreetMap人道支援チーム
- HOTチームが、暫定事務局長を募集しています。OSMF Talkで、ここ5年にわたって活躍した Kate Chapmanさんに対し、Joseph Reevesさんが感謝の言葉を捧げています
- 4月10日まで、HOTエクスポートツールに開発者として参加する機会があります
- HOTサミット 2015のプログラムがオンラインになりました
マップ
- 新しいウェブサービス bicycle.osm24.euでは、自転車乗り向けの経路とPOIが表示されます
- オーストリアの Der Standardオンライン版 (Translations) で、OSMデータを使った Tronライクな地図 (パリを表示) が報告されています。Basic thinkingにより詳しい情報があります
- Troisdorf市が非常に詳細で規範となる都市地図サービスを公開し、すでに国際的な賞を受賞しています
- テーブルにコースターがないですって? OSMデータを使って自分で作ることができますよ
#switch2OSM
- [1] ICEの列車内でWLANにログインした後に表示されるホームページ “DB ICE Portal”では、現在の列車の位置がOSM地図として表示されます(via Tordanik)
- インターネットサービス RouteXLの運営が、新しく開発したサイト構成についてのテストを募集しています。RouteXLは、ランダムで設定された住所に対して最短経路を計算します。内部で使われているOSMデータは、その位置を特定するために予め組み込みが行われています。次のステップでは、Google Mapsから、OSMをベースにしたオープンソースのコンポーネントに部分的に移行することが予定されています
- 特にイノベーティブな会社はOSMへのリンクを貼るものです
- ICEと同様にフランスのTGVでも、現在の列車の位置がOSM背景の地図に表示されます
オープンデータ
- 3月6日、オーストリアの公的なデータソースとしてbasemap.atにて、オルソ写真が公開されました。ライセンスはCC-BY-3.0です。 (Translations)
- Hamburg市のすべての道路ネットワークがCC-0として公開されました
- Coleman McCormickさんが medium.comで、OpenAddresses (OA) についての記事を公開しました。彼はOAがなぜ重要なのか、そしてどのように機能しているかについて解説しています
- ドイツ連邦内務省のプラットフォームにおいて、オープンデータレコードについて4月3日まで意見募集が行われています
ソフトウェア
- The GRASS plugin for QGIS needs an update. The funding is to be implemented through crowd funding. After only four days, half of the targeted amount of €6,300 already has been achieved, including a contribution of €1,000 from the GIS competence center of the city Uster in Switzerland. Every little helps. 😉
- QGISのGRASSプラグインはアップデートが必要です。現在クラウドファンディング上で基金募集が行われています。たった4日間で目標金額 €6,300の半分まで到達しており、その中にはスイスのUster市GISセンターからの €1,000も含まれています。どんな小さな金額でも大歓迎です 😉
- EB Dirigoは、Elektrobitが新規開発したAndroidデバイス開発向けのナビゲーションプログラムで、OSMをベースにしています。現在、ベータテスト募集中です
- OpenDoorLogisticsが開発しているオープンソースの経路最適化/航行管理ソフトウェア ODL StudioはOSMデータを使っており、経路探索エンジンとしてGraphopperを使っています。
- 今年のGoogle Summer of Codeでは、15を超えるOpenStreetMapに関連のプロジェクトアイデアに対して、48人の学生が54の申し込みがありました (via osm-dev).
ご存知でしたか?
- … Mapillaryの写真を使って、歩行者用の経路情報を改善する “歩道情報の自動検知/detect sidewalk information” というプロジェクトがあります。これは、”移動に制限のある人々向けのバリアフリー経路プランニング”を目的とする CAP4ACCESS 研究プロジェクトの一環です。ドイツからは、ハイデルブルグ大学のGIScience研究グループが参加しています
- OpenTopoMap というサイトがあります
その他の “ジオ” な事柄
- GISTORYページでは、主に航空写真の分析の失敗によって、陰影部分が湖として認識されてしまうワケを解説しています 😉 (English)
- 先日発生した悲劇的な事件に伴い、Constantin Müllerさんは航空機データの3D可視化に挑戦を行いました
- Aleks Buczkowskiさんが Geoawesomenessで、私たちの “マーケットコンパニオン”をもとに、昨年の新製品に関する彼の観点を解説しています
- Landsatが全球をスキャンするには16日かかります
- 新しい仕事をお探しですか? ミュンヘン応用科学大学では、ジオメディアコンピュータサイエンスに関するW2プロフェッサーシップの募集を開始しています (PDF 111 kB). (via @GISIQ) (Translations – scroll down)