17.03.–23.03.2015
マッピング
- GraphHopperの “マップマッチング” の結果を使って、OSMデータの品質をよりよくしましょう (choose your language)
- Taggingメーリングリストの参加者が、メーリングリストとWikiの新しい使い方について議論しています
- ユーザ jonwitさんが採掘場をマップする方法を模索しています。これまでに、広く使われたり詳しいドキュメントがあるタグではないのです
コミュニティ
- Mapillaryが、道路標識の自動認識機能について、最初のフィードバックを公開しています
- Simon Pooleさんが日記で、サーバ購入の基金募集のこれまでの歩みと、OsmAndやMapillaryについてこれまで学んだことについて触れています
- ユーザ mmdさんがOverpassのサンプルクエリを充実させたがっています。新しく記述された Overpass API/Overpass API by Example ページの翻訳者を募集中です。”Google Summer of Code”でOverpass APIを学習プラットフォームとして使って学習する学生たちのためにも、この作業が重要である、とmmdさんは訴えています。
- OSMで新しいタグを提案する際の投票の必要性? 意見は。。。さまざまです
- Colin Broderickさんが、レソト王国のマッピングの進捗を俯瞰するための “パンチカード” 機能について解説しています
- [1] Pascal Neisさんが、昨今行われた変更セットでの議論について概観しています。将来、より多彩な議論の方式があらわれるかもしれません
- Edward17さんがウクライナで毎週の講習をはじめました。現在の状況はフォーラムで確認できます
- Jaisen Nedumpalaさんが、彼の故郷インドの当局ではまだ紙の地図が好まれているとしています。Koorachundu近郊の街 Panchayatまで彼が旅行した時、そこは測量も地籍図作成もまだまだ行われていないことに気が付きました。この状況を変えるため、彼はマッピングパーティを開催しました。詳細を極めるレポートの公開もさることながら、記事の中にある美しい写真も見どころです 🙂
インポート
- ナイジェリアの北東部にある州 Bornoで、健保施設データのインポートが行われる予定です
- オランダの鉄道データインポートについての議論が、オランダメーリングリストとフォーラムで行われています。Frederikさんは反対の立場を表明しています
OpenStreetMap Foundation
- OSMF理事が、理事業務のサポート人員の雇用を考えています。FrederikさんがOSMF talkリストで、これまでにそういった組織の構成が行われたかどうかを聞いたところ、さらに広い内容の議論に発展しています。議論のなかで、Frederikさんは理事の活動と機能について確固とした洞察を表明しています
- Paul Normanさんが2015年2月16日にベルリンで行われた理事会合の議事録ドラフトを公開しています
- 4月18日に、スイスOpenStreetMap協会 (OSMスイス)の年次総会がBielで行われます
- OSM管理者Firefishyさんが、OSM関連サイトの新しい電子署名について選択肢を探しています
イベント
- SotM US中間報告: 基金に対して230件を超える応募があり、200を超える講演の提案がありました
- ウィーンで2015年3月15日と16日、Netideeの主催でオープンソースキャンプが行われます
OSM人道支援チーム
- 現在のバヌアツの航空写真がAirbus D&Sより提供され、OSMで利用可能になりました。画像はTMSで公開されていますが、OSMやBingとはオフセット処理が必要です
- PierZenさんとSeverin MenardさんがHOT理事に立候補しています
- 3月に行われたHOT理事会合の議事録が公開されました (via HOT-List)
- バヌアツを襲ったサイクロンPamについて、災害前後の画像が公開され、被災状況が明らかになっています
- 150,000人が居住するHarare市の区、Epworthのトレースと確認作業が完了しました (via Twitter)
地図
- OSM.orgのデフォルトマップスタイルが、バージョン 2.29.0になりました。変更点の詳細はこちらで公開されています
オープンデータ
- フランスの企業情報に対して自由なアクセスが可能になりました (Translations)
- 現在のLandsat衛星画像が、AmazonのAWSクラウドサービス上で稼働するようになりました
ソフトウェア
- 新規開発されたナビゲーションプログラム Terra! のβテスト版が公開されました。iOS 8.1以上のデバイスで動作しますので、気になった方はこちらから登録してみてください
- コマンドラインツール geotoolを使うと、地理情報の生データをASCIIアートに変換可能です
- スタイルの開発は素晴らしいことですが、openstreetmap-carto (“標準”) スタイルに対する新しいアイコン提案は、他のスタイルのメンテナーにとって必ずしも正しい内容を提案するわけではないようです 🙂
- Google Summer of Codeで、OSMプロジェクトに関する最初の申請がありました。また、プロジェクトの立候補者に対する質問も受付開始です
- Tom MacWrightさんが、”GeoJSONについて、あなたが知りたくもなかったこと/More than you ever wanted to know about GeoJSON“を執筆しました (in your language)
ご存知でしたか?
- … StaticMapMakerについて
- … 境界線を表示する、Walter Nordmannさんのウェブサイト
- … mapschoolについて
- … Mapillaryは2015年3月23日、1000万枚の写真がアップロードされ、総延長が合計で300,000キロメートルを突破したと伝えています (via @DaCor)
その他の”ジオ”な事柄
- YellowPages.caがGoogle Mapsのデータ提供者ではなくなりました (via @Anonymaps)
- MapBoxのDane Springmeyerさんが、”ESRIによるMapboxベクトルタイル定義の利用”についてレポートしています
- Landsat衛星画像が、MapBox (MapBox Studio) のサービスとして準リアルタイムの仮想表示をされるようになりました