週刊OSM 526

2020/08/11-2020/08/17 フランスの「今月のマッピングテーマ」1 | © Projet du Mois | Map data © OpenStreetMap contributors マッピング 2013年に提案された「緑化道路」のタグalley=official_green_alleyが再検討中です。なお緑化道路とは地域住民が道路沿いに花などを育てている道路のことです。 季節によって取り扱い商品が異なる店舗は、ノードを二つ使ってマッピングしたほうがよいのか、Stefan Tauner氏が相談しています。例えば、夏季は自転車店で冬季はスキーショップに変わるようなケースです。 道路や川に沿って木が植えられている場合にtree_linedタグをつけることをMartin Koppenhoefer氏が提案しています。 アイルランド歴史ウィークを記念して、Anne-Karoline Distel氏がuMapを活用して地域の歴史を紹介する地図の作成方法を紹介しています。 落書きが許可されている壁をタグ付けするleisure=drawing_surfaceが提案されました。 Woodpeck氏が樹木をマッピングする理由と方法を書いています。 コミュニティ Kwame Odame氏がガーナで行っているYouthMappersの活動を紹介しています。 Kateregga1氏が、1000人当たりの建物数や地域ごとのコミュニティの有無といった、アフリカのOpenStreetMapの状況を分析しています。 タイムズ・オブ・インディア紙によると、ケーララ州(インド)のマッパーManoj Karingamadathil氏が、COVID-19対応に利用するための依頼を受けてコーチ市のマッピングを行ったそうです。 [1] Adrien Pavie氏は小規模な開発チームと協力してProjetDuMois(今月のプロジェクト)というウェブサイトを開発しました。1ヶ月ごとにテーマを設けてOpenStreetMapの編集を呼びかけるツールです。ウェブサイトには編集の統計情報を見られるダッシュボードや、効率的なマッピングを行うためのウェブ地図、ゲーム感覚でマッピングしてもらうためのバッジなどの機能があります。 インポート n76氏がカリフォルニア州で実施したインポートの経験をまとめています。既存インポートデータのクリーンアップや、インポートデータの品質チェックなどが必要でした。 OpenStreetMap Foundation OSMFとCesiumが共同で、OpenStreetMapのデータを使った建物地図のプレスリリースを発表しました。 OSM Buildingsは「CesiumのOSM Buildingsに惑わされるユーザーが増えています」とツイートし、名称問題にOSMFが対応していないことに苦言を呈しています。 イベント スイスおよびオーストリアの緊急対応マッパーが集まり、治安維持に必要なマッピング活動をおこなうためのグループをつくることになりました。AEDマップなどが作成されています。 今年のOSMジオウィークは11月15-21日です。世界各地で様々な団体がマッピングイベントを開催します。イベント開催を予定しているひとはぜひ登録してください。 OSM人道支援 10周年を迎えたHOTは8/21にウェビナーを開催し、少額支援金を提供した団体から4団体を招き、少額支援金が彼らの組織の取り組みにどのように役立ったかが話し合われました。 HOTの役員選挙が実施され、Gertrude “Trudy” Hope Namitala氏(ザンビア)が再任、Felix Delattre氏(ドイツ)が新任されることになりました。選挙の詳細はwikiにまとめられています。… (Search hits: 1 in body, 0 in title, 0 in categories, 0 in tags, 0 in other taxonomies, 0 in comments. Score: 2.12)