週刊OSM 405

2018/04/17-2018/04/23 OSMに描かれた「ポーランド人作成のスコットランド大地図」 1 | © OpenStreetMap Mitwirkende CC-BY-SA 2.0 マッピング スコットランドを模した大きさ200 m²の「ポーランド人作成のスコットランド大地図」が詳細にOSMに描かれています。Colin Blackburn氏は作者に賞賛の意を表しました。 近い将来Vespucciエディタには便利なレイヤ管理機能が追加される予定です。 ロシア当局によるテレグラムへの通信ブロックはAWSへの接続にも影響を及ぼしています。そのためAWSにホスティングされているJOSMのレンダリングスタイルのいくつかがGitHubでのホストに切り替えられています。 Yuri Astrakhan氏はタグ付けメーリングリストで言語圏をリレーションを使ってマッピングする提案をしています。 タグ付けメーリングリストで、子供が歩行者や自転車の交通ルールを学ぶ交通教育施設のタグについて検討されています。 ある組織的マッパーが、以前にインドで低品質の編集を続け、変更セットへのコメントも無視したことがありました。同じ組織が、今度は米国内でhighway=serviceを追加する編集を始めたのです。同組織の多くのアカウントがブロックされ、変更セットもリバートされました。リバートは米国メーリングリストの議論に基づいて実施されましたが、リバートに反対の声もありました。 コミュニティ Pascal Neis氏は変更セットの議論に関する分析をブログに書いています。 bhousel氏は組織的なマッピング活動のためにOSMのユーザーに対して2種類の役割(role)を追加することをGitHubで提案しています。 felskia氏がOSMで協働作業を行うにあたって必要な事項を明らかにするため、編集者のタイプ別にインタビューを実施しました。OSMエコシステムの改善目標を抽出することが目的です。 イベント 6月1日から3日にかけてState of the Mapフランス2018がボルドーで開催されます。参加者がボルドーで出会う最初の地図はきっとOSM地図になります。ボルドーではあらゆる公共交通機関の停留所にOSMの地図が表示されているのです。 SotMフランス2018への参加登録が始まっています。 5月3日から5日にかけてグラーツ単科大学FH Technikum Wienで開催されるLinuxtageにはOpenStreetMapオーストリアのブースがあります。また、5月4日には会場内でオーストリアOSMブースタークラブの総会もあります。 5月21,22日にワシントンDCにあるMapboxの敷地内でOSMスプリングハッカソンが開催されます。 5/19にマンチェスターでOpenStreetMap UKコミュニティの通常総会、法人としてのOSM UK CIC(公益会社法人)の第1回通常総会、ワークショップが行われます。 State of the Map 2018ミラノでは6/30までポスターコンテストを開催しています。 OSM人道支援 HOTは今年のマイクログラントプログラムの対象としてOSMベニン、スリランカを含む8つのOSMコミュニティを選びました。 TwitterのOpenStreetMapアカウントとMissingMapsアカウントはMissingMapsのボランティアがマッピングした建物が3000万を超えたことをツイートしています。 地図 オタワ自転車協会(カナダ)がOSMデータを使って「交通ストレスマップ」を作成しました。Mineta研究所が提案した計算式を用いて、オタワ市内のすべての道路の「交通ストレスレベル」が計算されています。計算に使うデータが足りない道路については仮の値が使われているので、OSM経由で実データを追加することができます。OSM編集に慣れていない人向けにも、コメントを残す機能が付けられています。 オープンデータ Christoph… (Search hits: 1 in body, 0 in title, 0 in categories, 0 in tags, 0 in other taxonomies, 0 in comments. Score: 1.06)